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  1. 27件ヒットしました

  2. 放課後。
    廊下に出ると、電車でよく見かける片思いのイケメンくんが壁に寄りかかっていた。
    私が知る彼のデータは2つ。
    通学の時、私が電車に乗るとすでにいるから、私より遠くから通っていること。
    そして、私より1学年下ってこと。
    「先輩」
    彼が突然私に声をかけてきた。
    「えっ?」
    電車で挨拶くらいしかしたことないのになぜ?
    「私でいいの?」
    私はオロオロしながら自分を指さした。
    「当たり前じゃん。俺、アンタに声かけてるんだからさ」
    彼はそう言うと、鞄から可愛らしい包みを取り出し「受け取ってよ」と私に差し出してきた。
    「これ、本命だから」
    彼は少し照れたように頬を染めると、私に包みを押しつけた。
    そして、逃げるように駆けると途中で振り返り、
    「俺と付き合ってください!彼氏合格点だったら、来年はバレンタインにチョコ下さい!!」
    と叫んできた。
    私は体中を火照らせながら「はい!」と力一杯叫んだ。

    きゅん

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  3. クジ引きで決まった美化委員の私は、これから3回目となる集会に行きたくなくて溜め息をついた。
    憧れの先輩と同じ委員なのは嬉しいけれど、近すぎるのは別問題。心臓が持たないよ。
    なぜか、集会1回目で先輩から挨拶されて、2回目でメルアドを訊かれ…。
    「どうしてこんなことになったんだろう」
    先輩に好かれる覚えがない私は混乱した。
    中学は先輩と一緒だったけど、話したことはなかった。
    みんなの中心で活躍する先輩を、ただ見つめるだけだった。
    「いつまで座ってんだよ。行くぞ」
    突然、先輩の声がして、私はビクッとして上を向いた。
    先輩がクスッと笑った。
    「わざわざ迎えに来たんだから、歓迎のキスくらいしてくれてもいいんじゃない?」
    先輩が私の顎を掴んだ。
    えっ!
    ちょっと待って。
    先輩の顔が徐々に迫ってきて、私はドキドキバクバクする胸を両手で押さえると、強く瞼を閉じた。


    --
    小説も書いてます。

    きゅん

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  4. やっと期末テストが終わった。
    明日はお休み。
    何しようかな~っ。
    席に座ったまま背伸びをしたら、後ろから誰かにギュッと抱きしめられた。
    ビックリした私は、思わず悲鳴を上げた。
    「煩い、バカ!」
    幼馴染で1つ上の先輩が私の頭を叩いた。
    家族同士でのお付き合いだから、先輩にとって私は妹みたいなもの。
    けど、私は物心ついた時から先輩が大好きで……。
    先輩が私の首筋に顔を埋めてきた。
    くっ、くすぐったい。
    先輩、猫みたいになるのは家に帰ってからにしてください。
    「これから俺んち来るよな」
    先輩にそう訊かれたら、イエスしかないです。
    「別にいいですけど、何するんですか?」
    「今日の生物、一夜漬けで覚えたから眠いんだよ。だから」
    「だから?」
    「お前を抱き枕にする」
    先輩は言い切ると、燃えるように熱い私を抱きしめたまま大欠伸をした。
    最近、先輩はとても甘えん坊だ。
    嬉しいけど、私の心臓がもたないよ!

    きゅん

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  5. 今まで家族のように育ってきた幼馴染の彼はクラスの人気者。
    そんな彼を眺めながら、私はこっそり溜め息をついた。
    彼にとって私は妹みたいなもの。
    それ以上にはなれないから……。
    「どうしたんだよ。暗い顔して。帰るぞ」
    彼が私の手から鞄を取り上げた。
    「うん」
    いつも、主導権は彼にある。
    「もう帰んのかよ。たまには一緒に遊んでいこうぜ。そいつも一緒でいいからさ」
    彼の友達が声をかけてきた。
    そいつって私のことだよね。
    「私はいいよ。一人で帰れるし。みんなで遊んできたら?」
    私は困ったように笑った。
    彼はムッとすると、突然きつく私を抱きしめた。
    「俺がお前と帰りたいんだよ。勝手に俺の楽しみを奪うな!」
    彼の荒げた声に、まわりが静まり返った。
    抱きしめられたままの私は、小さく「私も」呟いた。
    うううううっ!本当のことを言うのってとっても恥ずかしい。
    「嬉しい」
    彼の柔らかい声が私の耳をくすぐった。

    きゅん

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  6. 放課後。
    図書当番の私が返却された本を本棚に返していると……。
    「補習、マジで疲れた」
    図書委員の先輩が、後ろからのしかかってきた。
    重い。
    そして、先輩の胸、広すぎます。
    好きな人にこんなことされたら、ドキドキしすぎておかしくなっちゃう。
    けど、私が先輩を好きなことは秘密。
    だって、先輩はモテモテだから、私なんか特別意識してないだろうし……。
    「ヤバッ。お前の匂い、マジで癒される」
    先輩が私の首筋をクンクンしてきた。
    ちょっと待ってください。
    先輩はワンコですか!?
    匂い嗅がれるの、すっごく恥ずかしいです。
    「先輩、これ以上はダメです」
    グズグズになってしゃがみ込んだ私から、先輩は離れてくれない。
    「何がダメなの? 言ってくれないとわかんないんだけど」
    先輩がクスクス笑いながら、私をギュッと抱きしめてきた。
    そして、
    「俺、お前がいないとダメかも」
    先輩に掠れ声で囁かれたんだ。

    きゅん

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  7. 高校に入るまでの私のあだ名は「ソバカス」。
    男子からは「ブス」呼ばわりされ、女子からは見下されてた。
    そんな私に天変地異が起きたのは、2週間ほど前から。
    席替えがあって、超イケメンな彼と隣になってからのこと。
    厳密には、席替えがあったお昼、お財布を忘れたとグーグーお腹を鳴らしながら机に突っ伏していた彼にお握りを1つわけてあげてからのこと。
    あの時、なぜか彼は、色んな女子がお弁当やパンやお菓子を渡そうとしても受け取らなかった。
    なのに、私のお握りは素直に受け取ったんだよね。
    それからというもの、私は彼に懐かれてしまった。
    「おっはよ~っ!」
    油断してたら、背後から突然彼に抱きつかれてしまった。
    うううううっ!
    彼の肩幅広すぎる!
    体温が……熱い。
    「俺の奥さん、今日もちゃんと俺を餌付けしてくれよ」
    彼が、私の頬にチュッとキスしてきた。
    キャーッ!
    恥ずかしさと自分の熱で燃え死にそうだよ。

    きゅん

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  8. バレンタインデーの放課後。
    マネージャーの私は、去年と同じようにお買い得パックのチョコを、部員全員に1個ずつ配った。
    去年は憧れの先輩がいて、本命チョコを渡す勇気がなかった私は、今日と同じようにみんなへとチョコを渡したんだよね。
    今年は先輩がいない。
    3年だから当然だよね。
    鞄の中には本命チョコ。
    先輩に渡す勇気はなかった。
    だって、先輩はカッコよくて、みんなにモテるんだもん。
    地味な私が告白しても、迷惑なだけだよね。
    「オッス」
    先輩の声がして、私はドキッとした。
    「マネージャー、チョコ貰いに来た」
    他の引退した先輩も連れてきた彼に、私は熱くなりながら「お久しぶりです。どうぞ!」と、余っていたチョコを差し出した。
    「他のヤツらはこれでいいけど、俺は特別なのがいい」
    先輩はそう言うと、私の手を掴んだ。
    「ないなら買いに行こう。俺への本命チョコ」
    照れた先輩に、私は「嘘っ」と目頭を熱くした。

    きゅん

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  9. 今日は朝からみんな落ち着きがない。
    バレンタインデーってそんなに大切なもの?
    私はソワソワするクラスメイトたちを、呆れながら眺めていた。
    今日、私があげたのは友チョコ1つと、義理チョコ2つ。
    1つ目は大親友に。
    2つ目は「義理チョコ」をお願いしてきた幼馴染の男の子に。
    3つ目は煩かったお父さんに。
    義理チョコはコンビニで買った。
    そんなものでも喜んでくれるなんて、男って超単純というかチョロくない?
    私の前に座るイケメンの彼も、朝からソワソワしていてウザい。
    モテるんだし、たくさんもらってるんだから、もういいんじゃない?
    私が溜め息をついたときだった。
    「おい」
    イケメンが振り返った。
    そして、
    「お前、アイツにチョコやって、オレにないって嘘だろ」
    彼が私に手を差しだしてきた。
    「ほらっ、本命に渡すもんがあるだろ!」
    彼が真っ赤になりながら、私を見つめてきた。
    かっ、可愛いかも。

    きゅん

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  10. チョコレート売り場で、
    「これください!」
    私は一目惚れした小さなウサギのぬいぐるみ2羽を指さした。
    耳を垂らした野ウサギ風のぬいぐるみが、小さなハートのチョコレートを抱えているの。
    「白と茶色のウサギ、どちらにしますか?」
    店員さんに尋ねられて、私は固まった。
    どっちも可愛い。
    選べない。
    迷っていると、後ろから……。
    「じゃあ、白いのを彼女に。茶色は俺が買います」
    恋人の声にビックリして振り返ると、大志さんが微笑みながら立っていた。
    「偶然だね」
    大志さんがいたずらっ子のように笑うと、そっと私を抱きしめてきた。
    「本当は男性が女性に贈るもんなんだって知ってる?」
    大志さんの腕が私を包み隠すように動いた。
    「好きだよ」
    耳元で大志さんの声と息が……。
    感じちゃって、足がガクガクしてきたよ。

    ----
    恋の神様に受験合…の続きです。
    この話の通常サイズは後ほど、番外編としてUPします。

    きゅん

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  11. 待ちに待った放課後。

    帰ろうとした私の前に、同じクラスで女子に大人気の彼が立ちはだかった。

    思わず、ムッとしてしまう。

    モテモテの彼は、朝からたくさんの女子に囲まれ、チョコを渡されまくりだった。

    調子にのるイケメンて、ロクなのがいないのよね。

    「何か御用でしょうか?」

    態と丁寧に言ってやったら、彼が頭を掻いた。

    「用がないなら退いてください。帰りますから」

    ほとんど話をしたことがない彼から視線をそらし、その脇を通り過ぎようとした。

    その時。

    彼が突然私の腕を掴んできた。

    「キャッ!」

    ビックリした私は小さな悲鳴を上げてしまった。

    彼がビクッとして私から手を離した。

    今の彼、ちょっと可愛かったかも。

    「あのさ。これ、貰ってくんない?」

    彼が私に差しだしたのは、ハート形のチョコレート。

    「外国だと、男から女に送るもんだって聞いたから」

    彼の頬が赤く染まった。

    きゅん

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  12. 生物室の隣にある準備室で、私は先生にテストをつきつけた。
    「これ合ってます。マルして下さい」
    得点が2点追加されれば、赤点回避。
    補習から逃れられる!
    この先生、顔はいいし、教え方もまあまあだけど、ちょっと軽いんだよね。
    私、軽い人って大嫌い。
    うちのお兄ちゃんが超軽くて、次々彼女を変えては、軽くキスしたり抱きついたりしてるの。
    それを見てきて、イライラするようになったんだよね。
    付き合うなら、絶対誠意のある人だよ。
    「バレたか」
    先生が舌をだした。
    ムカッ!!
    先生じゃなきゃ、平手打ちしてるわ。
    「これはマルにして、オマケしたここから点数を引いて。ハイ」
    先生が点数の変わらない答案を笑顔で返してきた。
    「ふざけないでよ!」
    叫んだ私の髪を、先生がクシャっとしてきた。
    その手を払いのける。
    「補習、お前だけだから」
    先生が真剣な眼差しになって……。

    ----
    小説もよろしくお願いします!

    きゅん

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  13. 高校生活が始まって、まだ1週間経っていないのに大変!

    イジメとか生徒会とか歓迎会とか、色々ありすぎて落ち着かない。

    ひょんなことから親友2人と生徒会のお手伝いをすることになったんだけど、イケメンと美人ばかり。

    行くたびに、物語に出てくるハーレムに迷い込んだメイド気分を味わってしまう。

    「よかった。ニコちゃんがいた」

    お昼休みもそろそろ終了というとき、廊下で菅野さんに鉢合わせ。

    菅野さんは生徒会副会長で私の恩人さんで、王子様風のイケメン。

    「あの、何か用ですか?」

    首を傾げた私の両隣で、親友2人が「用事ないに1票」と笑っている。

    「移動教室に行こうと思って、ちょっと遠回り」

    菅野さんはそう言うと、ニッコリと笑って私の頭をポンポンした。

    「エネルギー補給完了」

    上機嫌で去っていく菅野さんを、私は頬と胸を熱くして見送った。
    ---
    本編の主役たちの物語でした

    きゅん

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  14. 帰りのショート・ホーム・ルームが終わり、私は伸びをした。

    お父さんたちは親戚の結婚式に参加するため、今日は家にいない。

    だから、好き放題1人を満喫できるんだ~っ!

    まずは、リビングのテレビを1人占めして、大好きな恋愛モノの映画を観よう。

    ウキウキする私を、

    「待てよ!」

    幼馴染で優等生な彼が引き留めた。

    彼は優しい顔立ちと優れた運動神経で、みんなの人気者。

    だから、幼馴染の私でも簡単に話しかけられないんだ。

    「何?」

    振り返ろうとしたら、後ろからギュッとされて、私は大パニック!

    「何あの子?」

    「ムカつく!」

    居合わせた人たちが騒めいた。

    これ以上、敵を作るのはイヤだよ。

    ジタバタする私の耳元で、

    「今日1人なんだろ? 泊っていい?」

    彼が呟いた。

    その吐息と腕の強さに、私は一瞬で熱くなった。
    ---
    小説『恋の神様に受験合格祈願をしたら?』書きました!

    きゅん

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  15. もうすぐ教室。

    夜更かししてお気に入りの恋愛小説を読んでたから、眠くてたまんない。

    「はふぅ~っ」

    欠伸が出てきて、口に手をあてる。

    眠い。

    今なら、立ったまま眠れる気がする。

    「おっはよーっ」

    後ろから、学年一のイケメンで知られる彼の声がした。

    眠気が吹き飛ぶ。

    眼福しなきゃ!

    振り返りかけた私の腕を、誰かが掴んだ。

    見れば、私より背の高い誰かの腕が私の腕に絡んでる。

    「えっ?」

    びっくりして、見上げたそこには……学年一イケメンの彼が。

    なんで私の腕を?

    今まで、ほとんどしゃべったことないよね。

    振れてる部分が熱い。

    これは夢?

    「これからは毎日一緒に登校しない?」

    彼が私の顔を覗き込んできた。
    ---
    『恋の神様に受験合格祈願をしたら?』完結。
    番外編をいくつかUPしました。
    イケメンと可愛い少女の、
    片思い『じれじれ』たっぷりの小説です。

    きゅん

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  16. 高校に入って、わずか1週間で世界が一変した。

    容姿は平凡、取り柄なしの私が、毎日、クラスで1番のイケメンに告白されるの。

    なんで?

    高校で初めて出会った相手なのに……。

    「今日こそ、俺と付き合うって言えよ」

    放課後。

    帰ろうとした私に、俺様の彼が詰め寄ってくる。

    イケメンってだけで、ドキドキしちゃう。

    まわりにいた女の子たちがヒソヒソと、

    「なんであの子なの?」

    「意味わかんないだけど?」

    って話してる。

    本当だよ。

    なんで私なの?

    「あの……よくわからない相手とは付き合えません!」

    思いっきり叫んだ私に、

    「じゃあ、わかれば付き合うんだな?」

    彼が迫ってきた。

    「よし、じゃあこれからデートだ。嫌でもわからす」

    彼が私の手首を掴んだ。
    ----
    違うタイプのイケメンがいる『恋の神様に受験合格祈願をしたら?』
    番外編をUPしています。
    じれじれラブ物語。

    きゅん

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  17. 王子様みたいと、女の子から大人気の菅野さんは生徒会副会長。

    私は親友2人を巻きこみ、なぜか生徒会でお手伝いすることに……。

    菅野さんは、私の落としたお守りを怪我してまで拾ってくれた優しい人。

    菅野さんを前にすると舞い上がってしまうこの気持ちは、憧れなんだと思う。

    だって、色々と平凡以下の私が菅野さんに恋するなんて恐れ多いもん。

    「大志さん、また裏庭で告られてましたね」

    不愛想なヒロ先輩と、

    「またかよ」

    ケイ先輩が、

    私の隣で資料を捲っていた菅野さんに近寄ってきた。

    「断ったよ」

    菅野さんは面倒そうに溜め息をつくと、私の髪をクシャとした。

    突然のことに心臓がはねた。

    「俺の好み、知ってるだろ?」

    菅野さんは2人に笑いかけてから、私を切なそうに見つめた。
    ----
    『恋の神様に受験合格祈願をしたら?』の主人公2人です。
    恋の行方、ぜひ読んで確かめて下さいね。

    きゅん

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  18. 昨日、人生で初めて告白された。

    放課後、知らない先輩に呼びだされて、裏庭で……。

    黒髪の真面目そうな人だった。

    「ゴメンなさい」してもいいのか迷い、「お友達から」ってことになったんだけど……。

    朝、駅からずっと同級生の彼がついてくる。

    ちょっと不真面目だけど、テストでは常に上位、運動神経も抜群で、顔もよくて……。

    一緒のクラスなのに、ほとんど話したことがなかった彼が、

    「あんなヤツと付き合うくらいなら俺にしろよ!」

    って、しつこいの。

    なんで?

    どうなってるの?

    からかわれてる?

    「こっちが先に目ぇつけてたのに……。ああムカつく!」

    彼が突然後ろから抱きついてきた。

    ちょっと待って!

    みんなが見てる。

    恥ずかしいよ。

    「早く俺にするって言えよ!」

    彼が怒鳴った。
    ---
    『恋の神様に受験合格祈願をしたら?』完結。
    こちらにもイケメンを用意しました!

    きゅん

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  19. 私の悩みはこの長身。

    そして、好きになってしまった先輩は、私より背が低くて、活発で、いつも笑顔でまわりを元気にさせる人。

    昼休み。

    ニコとハルとでお弁当を食べてたら、

    「リカ!」

    突然、先輩が乱入してきた。

    そして、私を後ろからギュッ。

    ちょっと待って!

    気持ちの準備ができてないよ。

    体中が熱くなって、溶けちゃいそう。

    「今日も豪華なお弁当じゃん」

    先輩の声が私の耳をくすぐる。

    どこが豪華なお弁当?

    お兄ちゃんが3人もいて、中学は運動部だった私は、普通よりたくさん食べる女の子。

    だから、お兄ちゃんと同じお弁当。

    今日は、タッパ一杯の焼うどんのみ。

    「その焼うどん半分を俺の総菜パン2つで交換な」

    ウキウキな先輩に、

    「4分の1の焼うどんはアタシのです!」

    ハルが戦闘態勢に入った。
    ----
    『恋の神様に受験合格祈願をしたら?』完結。
    主人公の親友の話です

    きゅん

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  20. 席替えで神様に感謝!

    幼稚園のときからずっと好きな幼馴染の彼が、前の席に。

    「幼稚園からずっと同じクラスってだけでも凄いのに、席がこれか。腐れ縁もここまでくると笑えないな」

    そう言いながら、彼が楽しそうに笑った。

    優しくてスポーツ万能な彼はみんなの人気者。

    一方、私は平凡以下。

    幼馴染の接点がなければ、恐れ多くて近づけない存在。

    「ここまで腐れ縁だとさ」

    彼がイスごと振り向いて、私の机に両肘をつけた。

    そして、私の顔にグイッと自分の顔を近づけてきて……。

    ううっ!

    イケメンがこんな間近って……照れちゃうよ。

    「もっと凄い縁にしたくない? 例えば、結婚とかさ」

    彼が諦めていた私の夢を口にした。

    ドキッとしてしまう。

    「しよっか」

    彼がフワリと笑った。
    ---
    『恋の神様に受験合格祈願をしたら?』完結!
    好きな子を一生懸命護るイケメンの話です

    きゅん

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  21. 生徒会に加わった新1年生の歓迎会のため、急いで買いだしに行かなきゃなんだけど…。

    「僕はパス」

    不愛想な書記のヒロと、

    「俺もパス」

    同じく書記のケイと、

    「俺もパスで」

    優等生な会計のマモルに、

    「俺も~っ」

    片思いで忙しい大志が、買い物を押しつけてきた。

    「無責任すぎでしょ!」

    私は内心「みんなありがとう!」と感謝しながら、態とぶっちょ面をした。

    「少し菓子を買い足すだけだしな」

    会長のリューイチが苦笑した。

    私たちは全員幼馴染。

    つまり腐れ縁。

    そして、私は小学生の時からリューイチに片思い中。

    「今回だけだぞ」

    リューイチは苦笑すると、「許してやろうぜ」と私の頭をぽんぽんした。

    不意打ちに、心臓がバクバクする。

    こんなに好きなのに。

    早く私の気持ちに気づいてよ。鈍感!!
    ----
    『恋の神様に受験合格祈願をしたら?』完結。
    サブキャラの恋です。

    きゅん

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