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  2. クリスマスの日の放課後、私は携帯を忘れ物を事に気づいて学校に引き返していた。

    『うぅ、夜の学校って怖い…』

    辺りはもう真っ暗でお化けとか出そうな感じ。
    早く携帯取って帰ろ!

    教室に着くと机の上に携帯があった。
    ホッとして帰ろうとすると…

    「まだ残ってたのか?」
    『ひぃっっっ!!!』

    驚いて振り返ると担任の先生が後ろに立っていた。

    「どうした、忘れ物か?」
    『携帯を取りに…』
    「彼氏、外で待ってんのか?」
    『私、彼氏いません』
    「…まさか1人で?」
    『1人で』

    私がそう言うと先生は"お前なぁ"と言ってため息をついた。

    「こんな暗い中、女1人じゃ危ないだろうが」

    "お前は可愛いんだから"
    そう言って先生は顔を背けてぶっきらぼうに私の頭をポンポンと撫でる。

    「家まで送ってやるよ」

    "クリスマスだしツリーでも見て帰るかー"
    先生の背中を見つめる私の顔は赤く染まっていた。

    きゅん

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  3. 『ねー、千里』
    「なに?」
    『出かけるんじゃなかったの?』
    「今日寒いし、家で良いじゃん」

    こたつに入ってぬくぬくしてる千里をジトーっと見つめる私。
    そんな事気にする様子もなく千里はミカンを食べ始めた。

    今日はクリスマス。
    外でデートするはずだったのになぜか急に家デートに変更に。

    『せっかく気合い入れて服選んだのに…』

    千里と出掛けるの楽しみにしてたのに。
    ちょっとテンションが下がる。

    『ねー、出かけようよ』
    「外寒いから嫌だ」
    『手繋げば温かいから大丈夫だって』
    「んー…」

    千里は乗り気じゃない様子。

    『もーいい。1人で行ってくる』

    私が玄関に向かうと、腕を引っ張られ後ろから抱きしめられた。

    「行っちゃダメ」
    『…何で?』
    「可愛い格好してるお前の事、誰にも見せたくないから。それに…」

    "家でならずっとお前を独り占め出来るだろ?"
    そう囁いて千里は私にキスを落とした。

    きゅん

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  4. 駅前のクリスマスツリーの前。
    私はキラキラと輝くイルミネーションを不機嫌な顔で眺めていた。

    『…自分から、誘ったくせに』

    "クリスマス、一緒に過ごさねぇ?"
    そう言った幼なじみのアイツはこの場にいない。
    当の本人は放課後どこかに行ってしまった。

    『…快斗のバカ』

    ちょっと意地悪でどうしようもなくバカだけど、でも私は快斗が好きだった。
    今日告白するつもりだった。けど…

    『帰ろ…』

    もう来ないだろうと思い、私は駅に向かって歩き出した。
    すると…

    ーグイッー

    「どこ行くんだよ」
    『何、で…』

    いないはずの快斗が私を後ろから抱きしめていた。

    「勝手に帰んなよ」
    『約束忘れたんじゃ…』
    「ちげーよ、これ選んでて遅れたの」

    快斗の手にはキラリと光るリング。

    「今までも、これからも俺の側にいろ」

    "仕方ないからいてあげるよ"
    素直になれない私はそう言うのが精一杯だった。

    きゅん

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