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  1. 76件ヒットしました

  2. 「私の事、好き?」
    「そ…そんなわけねぇだろ!
    だ…誰が…お前なんかの事…」
    「ふ~ん。そっかぁ…」
    すごく動揺してるのに?
    「私は柴山くんが好きなんだけどなぁ…」
    「な…何言ってんだよ…。
    嘘…」
    「嘘じゃないよ。
    私は本当に柴山くんが好きだよ」
    「顔…近…」
    「本当に私の事…好きじゃない?
    ねぇ…」
    「それ以上顔を近づけるんじゃねぇ!!
    俺が何するか…分かんねぇぞ…」

    きゅん

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  3. 夏休み初日。
    私は近所のコンビニで朝食を買い、出ると、電話がかかってきた。
    〈…朝から何?〉
    〈おはようございます! 小飛先輩!!〉
    〈……用がないなら切るよ〉
    〈会いたいです!
    すごく小飛先輩に会いたいです!!〉
    〈…昨日会ったじゃん…〉
    〈今、会いたいんです〉
    〈…そんな事言われても…〉
    横断歩道の向こう……目が合った……。
    〈小飛先輩……。
    今、抱きしめに行っても良いですか?〉

    きゅん

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  4. 「七夕かぁ…」
    教室の掲示物を見て呟いた私。
    「小学生の時は、毎年のように、短冊に願い事書いてたなぁ…」
    「寿司を食べに行けますように、ステーキを食べに行けますように。
    いつも食べ物の願い事ばかりだったな」
    「うん……。って、何で覚えてるの!!」
    「お前の事が好きだから、覚えたんだろ」
    「私は全く覚えてないけど?」
    和樹の事が好きなのに。
    「当然だろ。お前には見せなかったからな」
    「…変な願い事でも書いてたの?」
    だから、私に見せたくなかったとか?
    「“アリスと手を繋いで帰れますように”って…書いたんだ……。
    …恥ずかしくて…見せれなかった……」

    きゅん

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  5. 「何で来たの?」
    「何でって……。
    好きな人が学校を休んだら、心配するだろ」
    「…心配しなくていいよ。
    私は大丈夫だから。
    今日学校を休んだのは」
    「言わなくていい。
    無理しなくていい」
    「無理なんて」
    「泣いてないだろ。
    ほら…来い……。
    受け止めてやる」

    きゅん

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  6. 「好き……」
    私一人しか居ない視聴覚室で、写真の中の好きな彼に伝えてみる。
    もちろん返事は来…。
    「その写真がですか?」
    大地くん!!
    写真の中の好きな彼だ。
    「そう…。この写真が…好きなの……。
    一番キレイに撮れてると思うから……」
    「本当に?」
    「本当に一番…」
    「本当に好きなのは……写真ですか?」
    「そう…だよ…」
    大地くんに私が持っていた写真をとられる。
    「僕の目を見て言って下さい」
    そんな事言われても目なんて…。
    「先輩…」
    大地くんの左手が、私の右手に重なる。
    「良いんですか?
    僕はただの部活の後輩で……。
    本当に…良いんですか?」

    きゅん

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  7. 「遅かったな…」
    部活が終わり、図書館に行くと、本棚を見ていた尾知家先輩が私に言う。
    「ここに来る途中で勝に会って、話してたから遅くなっちゃいました…」
    私は尾知家先輩が見ている本棚を見る。
    「哲学の本…。
    尾知家先輩って、難しい本好きですよね…」
    「友達は下の名前で呼んで、恋人は名字に先輩をつけるって…おかしくないか?」
    「…尾知家先輩も私を名字で呼んで」
    「結愛」
    尾知家先輩を見ると、私を見つめている。
    「結愛…。
    呼んでくれ……」

    きゅん

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  8. 「あのさ…。
    俺に怒ってる?」
    …怒ってるよ?
    「周防さんに…渡したんでしょ?」
    「…渡した?」
    「ホワイトデー!!
    何か渡したんでしょ?」
    後輩の周防さんに渡して、何で友達の私には渡さないわけ?
    「ホワイトデー? 周防に?
    渡してないけど? 何にも」
    「えっ?」
    渡してない?
    「だから、怒ってんの?
    じゃあ、何か買って渡すよ」
    「いい…。
    いいよ……」
    「よくないだろ。
    ホワイトデーに俺が何も渡さなかったから怒って…」
    「違うから!!」
    「…違う?」
    「今年は終わったし、渡すなら、来年渡して!!
    もう怒ってないから!!!」
    周防さんに渡してないならそれでいい。
    「分かった……」
    「うん……。
    ごめん……」
    怒っちゃって…。
    「安心しろ。
    周防に渡さない。
    もちろん他の女子にも」

    きゅん

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  9. 「喜多先生!!!」
    数学の補習授業が終わり、教室で二人きりになった所で喜多先生を呼び止めた私。
    「瑞原? 何だ」
    「これを、どうぞ」
    私は手にしていた物を喜多先生に差し出す。
    「…チョコ?」
    「はい。補習のお礼です」
    「…分かった。ありがとう」
    「いいえ」
    やった!!! 受け取ってくれた!!!
    「バレンタインか」
    「はい。えっ?」
    バレてた……。
    「受け…取れませんか?」
    「受け取る。
    お礼として…な」

    きゅん

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  10. 「ねぇ、あなたって翔馬くんの幼なじみよね?」
    「違います」
    「幼なじみでしょ? 翔馬くんのサインもらってきてよ」
    「私に、翔馬っていう幼なじみは居ません」
    私は立ちはだかっている知らない女性二人の側を通り抜ける。
    「何? 翔馬くんと仲良くないとか?」
    「そうかもね。家が隣だからって、仲が良いとは限らない…」
    「仲が良いですよ。
    すごく」
    「しょ…翔馬くん!!」
    剛雄……。
    「サインして下さい!」
    「良いよ」
    笑顔で渡された色紙にサインをする剛雄。
    「これで良いかな?」
    「はい!
    ありがとうございます!!」
    「じゃあね」
    笑顔で手を振る剛雄。
    「「はい……」」
    私の前まで来ると立ち止まった剛雄。
    「怒ってるね…」
    「怒るでしょ! 学校だよ? 今は翔馬じゃないでしょ?
    剛雄で居なよ!!」
    「うん。菜穂子の前だけ、剛雄で居る」
    「だから」
    「菜穂子の前だけが良い。
    菜穂子だけに見せたいんだ……」

    きゅん

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  11. 「兼城先生!!」
    国語の授業が終わり、兼城先生が教室から出て行くと、追いかけて呼び止めた私。
    「平木? どうした?」
    「あの……。
    今日の放課後、勉強を教えてもらえませんか?
    分からない所があって……」
    「良いのか? 今日、クリスマスだろ…」
    「良いんです!」
    今日がクリスマスだから……兼城先生と一緒に居たいんです。
    「分かった……」
    「ありがとうございます!
    …兼城…先生?」
    何でそんなに私を…見つめるんですか?
    「平木……。
    化粧してるな?」
    「すいません……。
    落とします……」
    「校則だからな。
    キレイだけど、しっかり落とせ」

    きゅん

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  12. 「田房先輩!!!」
    「今里……」
    私は田房先輩に駆け寄ると
    「ケンカをするつもりですか?
    ケンカはもうしないで下さいって、言ったのに!!!」
    にらみながら怒って言う。
    「それは……」
    「ケンカするなら、もう田房先輩とは会いません!! それじゃあ!!!」
    私が田房先輩に背中を向けると、後ろから抱き締められた。
    「ケンカしない! もうしないから!!
    会わないなんて…言うな……」

    きゅん

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  13. 「先輩」
    図書館で一番奥の席に座っていた先輩の近くに行き、声をかけると、席から立ち上がる先輩。
    「座ってて下さい。僕はもう行くので」
    先輩が僕の方に顔を向ける。
    「泣いてなくて良かったです」
    先輩が好きな人にフラれたと聞いたので。
    「それじゃあ…僕は……」
    「まだ私が好きなの?
    はっきり断ったのに……」
    『あなたはタイプじゃない』
    僕は確かに先輩にフラれた。
    でも……。
    「好きです。
    すごくすごく好きです。
    …すいません、好きで……」

    きゅん

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  14. 「毎日、私の家に来て、朝食・夕食…休みの時は昼食もか、食べて。勉強して。お風呂に入って…」
    「俺、サクの家に住んでるみたいだな……」
    「本当に住む?」
    私は冗談で隣で一緒に歩くテンに提案してみる。
    「うん。住みたい。
    一緒に眠りたい」
    「一緒…に?」
    「うん。
    サトーと…」
    サトーは私の飼っているゴールデンレトリバーの名前。
    「サクと」

    きゅん

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  15. 居た……。
    朝、教室を覗くとおしゃべり美男子が前の席の委員長に楽しそうに話している。
    三平くんが元に戻ってる…。
    三平くんはここ数日、彼女にフラれたせいで、無口になっていたのだ。
    キスして…良かったんだ…。
    昨日の放課後、三平と図書館で会った時に突然、いつもキスしようとしたら彼女にフラれるとか、俺とキス出来るかとか、誰も俺とキスしたくないんだよとか言うから、キス…してしまって……。どうしようかと思ってたけど…。
    「おはよう」
    「おはよう。阿菊」
    委員長が挨拶を返す。
    「阿菊。責任とれよな」
    「責任…って?」
    何…言ってるの?
    「俺のファーストキスを奪ったんだ。
    責任とって、俺と付き合え」

    きゅん

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  16. 「おはようございます。部長」
    学校に向かう道で元気よく俺に挨拶に来た1年後輩、前髪パッツン女子。
    「おはよう。吹田。
    何度も言ってると思うが、部長と呼ぶな」
    俺が吹奏楽部の部長だったのは2年前の話だ。
    「私にとって部長は永遠に部長です」
    「そうか……」
    永遠に部長か…。
    吹田が中学2年の時に吹奏楽部に入部してきて、部長の俺がフルートを一からつきっきりで教えてあげたせいだな…。
    「はい。永遠に大好きな部長です」
    何で…そんな可愛い笑顔で…言うんだよ……。

    永遠に部長じゃ居られなくなるぞ。

    きゅん

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  17. 重…たい……。
    私は今、約30人分の国語のノートを両手に抱えながら、階段を上っている。
    また私が日直の時に宿題の提出日なんて最悪……。
    そんな大変な思いをしている私の側を通って上っていく一人の眼鏡男…。
    まっ白先生…。
    1年の数学教師で肌がとても白いので、私はそう呼んでいる。
    少しくらい気にかけてくれても良いのに、そのまま行っちゃうなんて…。
    「止まれ」
    また1段上がった所で横から声がして、私は足を止める。
    「無理して一人で持つな。
    こんな時は誰かに手伝ってもらえ」
    まっ白先生の両手が私の抱えているノートの半分を持っていく。
    「ありがとう…ございます……」
    「全部持っていって欲しいか?」
    「いえ…半分だけでも…」
    「全部持っていって欲しいなら、俺に惚れるな。
    いいな?」

    きゅん

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  18. 今日、私の通う高校の男子バスケ部の試合があった。
    結果…負けてしまった。
    勝って欲しかった……。
    私の大好きな成ちゃんに優勝して引退してもらいたかったから……。
    成ちゃん…どこに行ったんだろう…。
    いつの間にか体育館から姿を消していた成ちゃん。
    誰に聞いても居場所が分からなくて、学校内を探しまわっていると…見つけた。
    校舎裏で…一人泣いている成ちゃんを……。
    「成ちゃん…」
    バスケ部の部員の前では笑って、慰めてあげたりしていたのに……。
    やっぱり……悔しかったんだね……。
    「成ちゃん。
    頑張ったね……」
    私は成ちゃんの元まで行くと、成ちゃんの頭を優しくなでた。
    「じゃあ…先に体育館に戻ってるね」
    他の部員の人も心配してるだろうから、伝えに行かないと…。
    「行くな…。
    頼むから……側にいてくれ……」
    成ちゃんはそう言って…私をキツく抱きしめた。

    きゅん

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  19. 「何か…言う事ないの?」
    「言う事…ですか?」
    キョトンとした顔の私の2歳年下の彼。
    「何も…思わなかったの?」
    「思う事…ですか?」
    いつもならカワイイと思うその顔に、今は怒りがわいてくる。
    「もういい!!
    何でもない!!!」
    一人でスタスタと歩いていく。
    自分の彼女が他の男に抱きしめられてたのに…。
    まぁ…ただのハグだから別に…。
    「先輩!!」
    彼が走ってきて、私の前に立ちふさがると…私を抱きしめた。
    「嫌でしたよ…。
    先輩が他の男に抱かれてるなんて……。
    だって先輩は僕のですから」

    きゅん

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  20. 「行くぞ!」
    「えっ? どこに?」
    入学初日の帰りのHRが終わると同時に現れて、私の右手を掴み、引っ張って歩いていく気になっている男。
    「学校内を見てまわる!」
    「見てまわるって…」
    この状態で?
    「ねぇ…。手はつながなくてもいいんじゃない?」
    「それじゃ歩きまわる意味がないだろ!」
    「歩きまわる意味って何?
    どういう事?」
    「こうしてたら…声を…かけたり…告白…する奴が出て来ないんじゃないかと…」
    「出て来て…欲しくないの?」
    「ああ。
    出て来て…欲しいか?」
    「ううん…」
    「なら、このままで…いいか?」

    きゅん

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  21. あっ…天星先輩……。
    中庭の掃除が終わり、教室に戻るため廊下を歩いていると、天星先輩が居た。
    開いている窓からボーッと遠くを眺めている元気のない天星先輩が…。
    悩んでるのかな……。
    水泳の大会が来月あるのだが、最近の天星先輩のタイムがよくないのだ。
    励ましたい…けど…。
    また…驚かされそうだし…。
    『触らせてやるって…言っただろ?』
    『触らせるって…』
    『ほら、早く触れよ。
    気になってんだろ? 俺が熱あるかどうか』
    でも…ほっておけないから。
    「天星先輩!」
    「水形…」
    「天星先輩なら大会で良い結果が出せるはずです!!
    絶対大丈夫ですから!! 元気出して下さい!!!」
    「優勝に決まってるだろ。
    俺は天星一だぞ」
    「はい!!!」
    いつもの天星先輩だ…。
    両頬が…2つの大きな手に包まれる。
    「テスト期間中で部活がない時はすぐ会いに来いよ…。
    待ちくたびれただろ……」
    ほらまた驚かされた……。

    きゅん

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