ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. すずと付き合うようになって変わったねっていろんな人から言われるようになった。

    そんなの俺が1番分かってる。
    表情もそうだけど、それだけじゃない。
    弓道場でじっと的を狙う。
    俺だって男だし、こんな感情になる。

    放った矢は、的の真ん中に当たった。
    ……よし、バッチリ。

    「まーたカッコつけちゃってー」

    遠藤がケラケラしながらこっちに来た。
    かっこつけて何が悪い。

    「……ははっ、小鳥遊ちゃんめっちゃ目、輝いてんな」
    「……それでいいんだよ」

    弓道場の入り口でこっそり覗いてるすずを横目で確認して微笑む。

    「小鳥遊ちゃんいると調子いいな」
    「まあね」

    好きな子にはカッコイイ姿見せたいって思うことくらい、当たり前でしょ。

    きゅん

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  3. 今年になって初めてクラスが一緒になった野村くん。
    よく話してよく一緒に帰るまで仲良くなったけど…

    (チョコ…どうしよう……)

    今日はバレンタインで、もちろん作ってきた。けど…渡す勇気が、でない…。

    「じゃ、また明日な」

    分かれ道に来てもなお、渡せない。
    野村くんは手を振って、家の方へと歩き出していた。

    (諦めよう…)

    私も自分の家の方へと歩き出す。
    …本当に、いいの?これで。

    (…いいわけない!なんのために作って来たの!!)

    気がつけば野村くんの元へ走ってた。

    「ま、待って!」
    「うお、ビックリした…どうした?」
    「…これ、渡し忘れ、てた」
    「……義理?」
    「え…」
    「義理なら、受け取らない」
    「……っ、義理じゃ、ないよ」
    「…そっか」

    そう言いながら受け取った野村くんは

    「俺も、好き」

    と最高の笑顔をみせてくれた。

    きゅん

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  4. 5時間目の授業って、いつも眠くなる。
    ご飯も食べて暖かい教室で、
    先生の説明が子守唄になって…。

    でも、絶対に寝れない。
    だって、だって…!!

    好きな人が隣になってしまったから。

    そんな寝てるところなんて見られたくないし、我慢…しな、きゃ。


    ──キーンコーンカーンコーン


    遠くの方で音が聞こえて、ゆっくり目を開ける。

    「うわあっ!!」

    そして、目の前の好きな人のどアップを見て叫んでしまった。

    「おはよう、柴咲!」
    「お、おはよう…?」
    「5時間目、ぐっすりだったな」
    「…え、ほんとに?!」

    しまった。寝てしまったらしい。
    何してるんだ本当…。

    「これ、ノート。良かったら写して?」
    「い、いいの…?」
    「可愛い寝顔見させてもらったお礼な」
    「え?」
    「6時間目は寝るなよ〜?」

    ドキドキ、させないでよ

    きゅん

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  5. 「今年も那月くん、すごかったって〜」
    「あ!聞いた!まず、下駄箱に机の中、直接手渡しもすごかったんでしょ?」
    「そうそう。で、告白して、みーんな振られたって」
    「やっぱりね〜」

    3年生の廊下を歩いてる時、ふと耳にした“那月先輩”の話。

    その人は、これから私に行こうと考えてた人でもあり、実際、今向かってる途中でもあったけど…。

    (やめよう…)

    先輩がまだいると思われる教室のドアの前で立ち止まり、来た道を引き返した時…

    「菜穂ちゃん!」

    …なんで出てきちゃうんだろう。

    「…先輩、その両手の荷物は…」
    「なんか…たくさんもらっちゃった」
    「相変わらずすごいですね…」
    「…」

    先輩、どうしたんだろう?

    「菜穂ちゃんはくれないの?
    その手に持ってるの…
    菜穂ちゃんからのが1番欲しい」

    先輩はいつもよりちょっと、頬が赤かった。

    きゅん

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  6. (…待ち合わせの時間から2時間、
    先輩は……まだ来ない)


    大好きな先輩。
    スポーツ推薦で他県に行ってしまって、
    遠距離恋愛生活もついに1年が経つ。

    久しぶりに会えると思ったのに…
    先輩、来ない。


    約束をほったらかすなんて、ありえない。
    でも、連絡も何もないんだ。


    もう、帰ろっかな…。


    大きなクリスマスツリーに背を向けて、
    帰ろうてしたその時。


    「待って…!」

    大好きな声が聞こえた。


    「せ、先輩!?」

    「ごめん!電車が遅延して、携帯の充電なくなってたんだ!」


    そう、だったんだ…良かった、ケガとかじゃなくて。


    「ごめんね…」

    「……」

    本当は許してる。でも

    「……ごめん」

    「キスしてくれたら、許します」

    クリスマスの日くらい
    ワガママ言っていいですよね。

    きゅん

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  7. 俺、知ってるんだ。
    1つ下の彼女が不器用なことくらい。

    「先輩、寒いですね」

    「そうだね〜」

    「……」


    ほら、またその上目遣いしちゃって。
    何か言いたいことがあるみたいだけど、
    不器用な可愛さが見たいから言わない。


    「手とか、寒くないですか…?」

    「んー、俺は平気かなぁ」

    「……」


    ちょっとだけ意地悪。
    ほんとは寒いんだけどね。


    「……私手袋忘れちゃいました」


    …ポケットから見えてるその
    5本の指が通りそうな暖かそうなそれは、一体なんなんだろうね。

    ちょっと拗ねたように言う彼女が
    可愛くて可愛くて。


    「そっか」

    「先輩…寒いです、手。」

    「ふふっ、仕方ないなぁ…」


    そっと冷たい手を俺の手で包めば
    嬉しそうに笑うから、

    これからも俺はきっと、キミに夢中だな。

    きゅん

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  8. 「トリックオアトリート!」
    ハロウィンの朝、大好きな彼氏にそう言う私。

    「はい」

    ……え?
    あの冷たくて僕様で意地悪な咲くんが!?
    お菓子を?!

    「あ、ありがと」

    「なに驚いてるの?
    もしかして僕がお菓子をキミにあげないと?あ、いたずらしたかったの?」

    何気に図星をついてくる咲くん。

    「トリックオアトリート」

    「えぇ!?」

    「ほら、キミからのお菓子は?」

    やばい…用意してなかった。
    私が一向にお菓子を出さないから、咲くんは何かを悟ったらしい。

    「あれ?まさかないの?
    しょうがないなあ、いたずらしてあげるよ」

    そう不敵に笑って、頭をぽんぽんしたこと思うと、

    ちゅっ

    リップ音を出しながら、私の唇にキスをした。

    「ねぇ、どんないたずらされたい?」

    ……そういう彼はすごく悪魔な笑顔をしてました。

    きゅん

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  9. 「えーと、これなんでどうですか?」
    「だーめ」

    さっきから私は彼氏でもある先輩に、
    ハロウィンパーティーで着る服を見せてる…んだけど、今のところ全部ダメ。

    「次がラストなんですけど…」
    「見せてごらん?」

    最後の1着、個人的に凄く気に入ってる魔女の格好。
    スカートは膝上で、結構可愛いデザインなんだ。

    「……どうですか?」
    「……はあ、いいよ」
    「ほんとに!?」
    「ほんとはダメ。」
    「ええっ」

    渋々といった感じでオッケーをする先輩。

    「というか、そんな可愛い姿を他の男に見られたくないっていう、俺の心の小ささなんだけどね」

    そんな言葉にもドキッとしちゃう。
    可愛いって思ってくれてるんだ…!

    「じゃあ……2人きりのパーティーなんて、どうですか?」
    「大賛成だよ」

    次の日、先輩に甘やかされまくったのは、また別のお話…。

    きゅん

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  10. 「ねぇ、俺のこと…どう思う?」
    爽やかな先輩が……

    「雛子ちゃん、おいでー?
    …一緒に寝ちゃおっか?」
    女好きの先輩が……

    「…おい、俺を見ろ」
    クールで女嫌いな同級生が……

    「ヒナちゃん、僕だって、
    男なんだよ?」
    可愛い系男子な後輩が……

    4人の生徒会メンバーに囲まれてますが…
    ここ、“男子校”なんです…!!



    4人の本当の姿、見てみませんか?

    「俺、実はね…」
    「雛子ちゃん!?…良かった…。
    何かあったらどうしようかと」
    「いつでも俺を頼れ、いいな?」
    「…俺がいつでも可愛い系だと思うなよ?」

    ……え、え、えぇ!?
    みんな…どうなってるの!?

    きゅん

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  11. 「調子乗んなよ!」

    バンっと音がして、頬がじんじんした。
    あぁ……殴られたんだな。

    大好きな先輩と付き合って2ヶ月。
    毎日女の子から嫌がらせを受けてきたけど、校舎裏に呼び出されたのは初めて…。

    「別れるならやめてあげる」

    いつもの言葉を聞いた私は、
    いつもの様に、

    「…わ、別れませんっ」

    臆病者と言われてきた私が、
    どうしても譲れないのが先輩の隣。

    「生意気っ!年下のくせに、
    調子乗んなよ……!」

    また叩かれる…!そう思って目を閉じて衝撃に耐えるも、痛みはこなかった。

    「遅くなってごめんね」

    それは、大好きな先輩で、
    私を殴っていた先輩は、青ざめてその場から逃げた。

    「友達から呼び出されたって聞いて…急いで来ちゃった」

    やっぱり、先輩が大好きだ。
    これからも守って下さいね。

    きゅん

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  12. 「二宮さん、ありがとう!」
    「ううん!」

    放課後、天気予報になかった雨が降り、傘を持ってきてなかったクラスメイトに家から持ってきた傘を貸したところ。

    私には折りたたみ傘があるから、そう思って誰も居なくなった昇降口で傘を広げると、折りたたみ傘は変な音を出して壊れてしまった。

    「ウソでしょ?」

    1人絶望に浸って、どんどん強さを増す雨を見つめていると、突然肩をポンポンと叩かれた。

    「莉子ちゃん」
    「拓先輩!」

    最近委員会で仲良くなった爽やかな王子様で有名な拓先輩。

    「傘壊れちゃったね」
    「はい…」
    「でも俺はラッキーだな」
    「え?」

    「だって莉子ちゃんとあいあい傘して帰れるでしょ?」

    そう言って先輩に手を握られ、いつの間にか傘の中に入っていた。

    「帰ろっか」
    「はい!」

    心臓がドキドキうるさいの、聞こえてないかな?

    きゅん

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  13. 私はサッカー部のマネ。大好きな彼氏である先輩はサッカー部のキャプテン。
    でも私、ものすごく怒ってるんです。

    「…愛ちゃん、なんか怒ってる?」
    「怒ってません」

    そういいながらぷいっと視線を逸らす。

    「……なんでそんなに怒ってるの?」
    「…先輩、昨日女の人と2人でお出かけしてましたよね?」
    「あ…見てたの!?」

    慌て出す先輩。でも、私は出かけたことに怒っているわけではない。

    「…なんで、言ってくれなかったんですか?
    私、先輩のこと信じてるからお出かけぐらい、いってらっしゃいって言え…わわっ!」

    話の途中で突然抱きしめられた。

    「せ、先輩……?」
    「ごめんね、愛ちゃん大好き。
    愛ちゃん、今日誕生日でしょ?
    プレゼント選ぶの手伝ってもらってたんだ」
    「うそ…」

    先輩の手には長方形の箱。

    「俺、今すっごい幸せ」
    「…私も」

    きゅん

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  14. 「わわ、先輩!待ってください!
    それは砂糖じゃなくて塩ですっ!!」

    「うわ、マジでか!」

    今日の放課後、突然学校で人気の先輩に、お菓子の作り方を教えて欲しい。と言われて、家庭科部の私は部活をやるということで家庭科室を借りた。

    高1の私と高2の先輩。
    季節は3月…ほとんど話したことないのに、なんでだろう?
    ――なんとかカップケーキが完成した。
    でも、先輩は不器用らしくて形があまり良い物じゃなくて不満そう…。

    「それにしても、なぜ突然お菓子を?」

    私がそう聞くと先輩は少し頬を赤らめて

    「ん…」

    さっき作ったカップケーキを私に差し出した。

    「え?」

    「今日、3月14日だろ。ホワイトデー」

    先月あげたバレンタインのお返しのために、作ってくれてたんだ。

    「先輩、美味しいです。すごく。」

    先輩、大好き。

    きゅん

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  15. 私の彼氏はいつも私に意地悪をしてくる。

    「ねーねー」
    「なに?」

    それにちょっぴり毒舌…。

    「さっきからなんなの?」

    〝手を繋いで帰りたい〟って言えずにもじもじしてると、呆れられてしまった。

    「…そ、その……」
    「早く言って」

    やっと決心した私は大きく息を吸って、
    声をだそうとしたとき…

    ドンッ

    「あ、悪ぃ…」
    「ううん…こんなところにいたら邪魔だよね…
    ごめんなさい」

    クラスの男の子とぶつかってしまった。
    男の子が去り、もう言えない…と思いながらため息をつくと…

    「早くしてくれない?」

    そう言って手を差し出されていた。

    「僕から遠いのがいけないんだよ」

    手を握り返すと、私の腕をひいて自分の方へ寄せた。

    「僕から離れないこと」

    「うん!」

    きゅん

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