ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「あ、寝てる。」

    呼び出されていた職員室から帰ってくると、桐山 景が机に顔を伏せて眠っていた。

    気持ち良さそうに寝やがって…

    私、松永 沙々とこの桐山は他人には言えない関係…つまり浮気をしている。

    都合よく、放課後の教室には私たち以外誰もいない。


    「おーい、桐山ー」
    「……」
    「ホントに寝てるのー?」
    「……」

    起きないことを確認し、そっと彼の髪に触れた。

    柔らかい…、猫っ毛。

    小突き合いでなく桐山に触る機会なんて滅多にないからね!

    「ちょっとくらい…ね……」

    「どこがちょっとだ。」

    「っへ!ぎゃああぁぁぁ!!」

    き、桐山!?起きてたの!?

    「あはは~、あの、あれ、虫。付いてた!」

    我ながら苦しい。

    「へぇ~、虫ね。」

    桐山は不信げに私を見る。

    「そう、ものすっごくちっさい虫ね。」

    「あ、じゃあここにも。」

    そう言って桐山は私の唇に自分の唇を重ねた。

    きゅん

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  3. 「よっ、恵麻」

    「葵……」


    放課後、廊下でバッタリ会った彼。

    幼なじみの真田葵。


    「何?テンション低くね?」

    す、鋭い!

    「別に……」

    「言ってみ。」

    ううー!その笑顔ズルい。

    「テストで赤点取った…。」

    「ぶっ…ギャハハ!お前バカなんだ」


    こ、コノヤロー!!


    「うるさいな!もういい。じゃあね!」

    「待て待て。悪かったって。」


    葵は私の頭におっきい手を乗っけ、ぐしゃぐしゃと無造作に撫でた。


    胸の奥がキューっと縮む感触がした。


    「誰でも一個くらいできないことあるって。」

    「ん……」

    「次だ、次。」

    「うん。」


    あー、もう。

    好きだな…。


    葵はぐちゃぐちゃになった私の髪を優しくとかし、「じゃな。」と言って歩いていった。

    きゅん

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  4. 奏と付き合いはじめてからしばらくたった頃…。

    席替えで見事一番後ろの席、しかも奏の隣になった。


    これから毎日さらに幸せだよ~


    「えー、ここはこの公式を当てはめて…」


    授業つまんないな。


    ボーッと黒板を眺めていると、
    そっと手に何か触れた。


    「えっ……」


    自分の手元を見ると、骨ばった大きな手。

    奏のだ…


    奏の手は私のそれにさらに絡んでいく。


    「ちょっ…奏!」


    先生とか他の生徒にバレたら超恥ずかしいじゃん!


    「奏!」


    優しく、でも荒々しく私に触れる手。

    たったそれだけなのに、顔が真っ赤になっていく。


    「じゃあこの問題を…南。」

    わ、私!?

    「分かりません……」

    「ちゃんと聞いとけよー。」


    いつの間にか離された手。

    奏のせいなのにー!


    私を見てニコッと笑った彼にまたノックアウトされる私はやっぱりバカなのでしょうか…?

    きゅん

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  5. 「環方くん、今日はなんの本読んでるの?」


    今日も私は環方くんと図書室で密会中。


    「ひーみつ。」


    環方くんは大抵秘密主義。

    ちょっと寂しい…


    「ふんっ、いいもん!私も本読むし!」


    すねた私は環方くんに背を向け、地面にぺったり座った。


    「何?すねた?」


    環方くんは私を背中からぎゅってしてくるけど、そんなんじゃ私は機嫌を直さない。


    「許してっ!かーや。」


    「っ……」


    く、くそ…まだ負けない。

    まだ…


    「茅。大好き。」


    /////!!


    もう我慢できない!

    「私も大好き、環方くん!!」


    振り向いて、ぎゅっとしようとして、私の動きは止まった。



    「ぎゃ、ぎゃぁぁぁ
    なにこれぇ!」


    「読んでた本知りたがってたでしょ。これ。」


    「こ、これ…心霊写真集…!」


    環方くんは私の反応を見て笑った。


    やっぱり環方くんは意地悪だ。

    きゅん

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  6. 放課後、誰もいない図書室の奥。

    私と環方(ワカタ)くんは密会をする。

    モテモテすぎて、告白禁止令が出された彼とのドキドキの密会…。


    「発展問題。

    キスの次はなんでしょう。」


    もうこんなドキドキ耐えられない!!

    きゅん

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