ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. (絢 女)
    (斗真 男 トーマ)


    『付き合ってください!!!』
    「え、あ、いや、私…」
    鈍いわけではないから、付き合うの意味は恋人になってくださいであってるはずだけど…
    『絢ちゃんに彼氏がいるのはわかってるよ…だから、キスだけさせてくれないかな?』
    え!?どうしてそうなったの!?
    「いや、それは、ちょっと…」
    あああ、なんでここで私ちゃんと断れないの!?
    じりじりと下がっていくと背中にトンと壁が当たった。
    やばいとギュッと目をつぶった。

    『…ねえ、なにしてんの?』
    よく聞きなれた声にそっと目を開けると、バタバタと走り去っていく音が聞こえる。あ、逃げた。
    ___トン
    『なあ、なんで黙っていなくなんの?』
    「と、トーマ…」
    『わかってんだろ?_____』

    ああ、幸せだ。


    ______お前は俺のだって。

    きゅん

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  3. (真里 女)
    (夏希 男)

    『先輩おはよ~』
    ゆるゆると挨拶をしてきたのはナツ。
    「おはよ、ナツ」

    『…またナツって呼ぶ~』
    挨拶を返して歩き始めると、少しすねながらついてくるナツ。
    どうやらナツと呼ぶのが女の子みたいで嫌らしい。
    みんなにはナツと呼ばれているくせに。
    「みんな呼ぶじゃん…てか、今日寒いね」
    『先輩だからなの~!…先輩寒いの?』
    「意味わかんない」
    『だーから、先輩には夏希って呼んでほしいの!…ねえ、寒いの?』
    いや、結局理由がわかんないよ、それ。
    「…寒い」
    『…俺も、寒い。から、手、繋いでい?……もう!繋ぐから!!!』
    少し後ろを歩いていたナツがタタタッと走ってきて手を繋ぐ。
    耳真っ赤だし、可愛い。
    少し意地悪がしたくなった私はギュッと指を絡めた。

    あ、また赤くなった。


    ____「夏希、あったかい。ありがと」

    きゅん

    9

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  4. (住田 女 高2)
    (ゆま 男 養護教諭)


    ―――ガラガラ…
    『ゆまっちー!』
    「…住田か。いい加減ゆまっちやめろ」

    入ってきた私を見て心底嫌そうな顔をするこの教師。

    『ほら、ご飯たべよ~』

    ―――チッ

    舌打ちをしながらも来てくれる所がまた可愛いんだよね~

    『…っ、』
    歩き始めた瞬間グニャリと視界が歪む。
    ふらついた私を暖かいものがつつんだ。

    「っ、貧血か…?」
    ゆまっちの白衣をギュッと握る。

    「…、なに、生理?」

    コクンと小さく頷くと、上から大きなため息。

    「お前、貧血酷いんだから、あんま無理すんな」

    『むり、なんて…』
    ギュッとさっきよりも力が入った。

    「好き、だから、心配、する____」
    何故か片言な告白。

    ほんと、可愛すぎるよ。


    _____だから、俺に心配かけんな。

    きゅん

    10

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  5. (ハルキ 高2 男)
    (ユウヒ 高2 女)



    『いってきまーす!!』
    午前8:00。
    玄関のドアをあけて、外に出る。

    『ハル、おはよ!』
    「おー、はよ。ユウ。」


    他愛もない話をしながら学校へと向かう。

    『えー、でも…、わ!!』
    ハルがいきなり私を抱き寄せた。

    「あっぶね。お前、ふらふらすんなよ」
    『え、あ…』
    ビューンと車が通り過ぎていった方を呆然とみる。
    そ、それよりも、手!

    ハルの手が触れている肩に熱が集中していくのがわかる。

    「なんだよ」
    『え!や…ハ、ハル、手…』
    「…お前が危なっかしいのがいけねーんだからな。」
    『ん、』
    少し照れたように言うハルに、頷く。
    「よし。」
    ニカッと笑って私の頭をクシャっとする。
    『っ、!』


    ___む、無駄にカッコいい笑顔を私に向けないで!!!

    きゅん

    6

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  6. (絢 女)
    (斗真 男 トーマ)


    7時30分。

    私はいつも通り、誰よりもはやく学校に来て、
    教室でぼーっとしていた。

    私はこの時間が好きだ。

    だって、誰もいないし、それに…


    カタンッ
    『…っ!』ビクッ

    何か音が聞こえたと思ったら、
    急に目の前が真っ暗になった。

    「…だーれだ」

    『ん…、とーま…?』

    そういうと同時に視界が開けた。

    …と、思ったらそのままぎゅってされた。

    「おはよ」

    そう、耳元でささやかれる。

    『お、おはよ…』

    背中にふれているとーまの体温が心地いい。

    『とーま…』

    「…ん?」



    『好き』


    _____この時間だ。
    誰にも邪魔されない私たちだけの時間。


    「俺も。」


    ________ああ、“好き”だなぁ。

    きゅん

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  7. (真里 女)
    (夏希 男)

    夏「せーんぱいっ!一緒にご飯食べましょーよ!」

    真「あ、ナツ…いーよ、ちょっとまってねー」

    ____屋上

    真「ねー、ナツ」

    夏「なんスか?…ってか、先輩いつまで俺のコトナツって呼ぶつもり?」

    真「え、ナツやなの?」

    夏「…だって女みたいじゃん」

    真「えー、いーじゃん。ナツかわいんだしー」

    夏「……」

    真「ナツ…?っ!」ガシャン

    か、べどん?
    えー!この子何しちゃってんの!


    夏「いーかげん俺のコトかわいいってゆーのやめろよ」

    真「ナ、ツ…」

    夏「…夏希、な。次ナツって呼んだら…―――――」

    真「っ!ナツのばかっ」

    夏「あ、呼んだ」

    真「!!!、んっ」

    ほ、ほんとにするなんて…もーっ、ばかっ!



    ――――――――――――ちゅーするから

    きゅん

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