ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 今日は2月14日
    そう、バレンタインだ

    そんな私は昨日作ったチョコ(失敗したやつ)を持って屋上で一人凹んでいた

    「はぁ…」

    「なーにため息してんの?瑞稀ちゃん」

    「……っ!?玲汰先輩!?」

    凹んでる私の後ろからひょこっと現れたのは一つ上の玲汰先輩
    私は慌ててちょっとを隠…そうとしたとき先に取られてしまう

    「瑞稀ちゃんの手作り?」

    「……手作りですけど、それ失敗したやつです」

    ほんとは玲汰先輩にあげたかったけど…

    「ふぅん…」

    曖昧な返事をしながら先輩は失敗したチョコを一口食べる

    「ほんとは失敗したから自分で食べるつもりでしたけど」

    もぐもぐ食べる先輩はちょっと可愛い

    「ん、美味いよ?失敗したけどオレが責任持って全部食べるから大丈夫。…なっ?」

    そう言って私の頭を撫でる先輩



    ……ずるい

    もっと好きになったらどうするんですか?

    きゅん

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  3. 放課後、私はお目当ての雑誌を買うために本屋へ
    雑誌コーナーに行くと大好きな俳優の「瀬戸真紘」が表紙をかざしてる雑誌を手に取る

    「やっぱり真紘くんかっこいいなぁ…」

    瀬戸 真紘(せと まひろ)
    顔良し性格良しスポーツ万能で料理まで出来ちゃう実力派俳優

    私と二つしか変わらないのになぁ

    と、呟いていたら

    「へぇ…キミ、瀬戸真紘が好きなんだね」

    「はい!そうなんで…えっ!?」

    隣に来た男性に話掛けられ勢いよく返事したらそこには私の大好き真紘くんがいた

    彼はマスクに帽子を被っていた

    「あ、オレが本物の瀬戸真紘だよ。いきなり話掛けてごめんね」

    「あ、の…ま、真紘くん…」

    パニクってると真紘くんの携帯が鳴る

    「やべっ、時間か…。あ、このこと内緒ね」

    真紘くんはそういい内緒ポーズして去っていった

    これは二人だけの内緒の会話

    きゅん

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  4. 昼休みに一人になりたくて屋上へ
    屋上に着くとそこには滅多にお目にかかれない【芸能科】の柊 唯人がいた

    彼はテレビに出ているときとは違ってちょっと悲しげにしていた

    「あの…」

    「あ…。キミ普通科の…」

    「鳴神 月子って言います」

    「ねぇ、ちょっとだけお話しない?」

    そう言われ隣に座ると「一人ごとだと思って聞いてくれかな」と言う
    わたしは黙って聞くことにした

    「…でね、オレ芸能人なのに人といるの苦手なんだ」

    それはポロっと出た唯人くんの"本音"だ
    テレビで見てるキラキラした唯人くんとは違った表情(かお)

    「ゆい、とくん?」

    「だからさ、月子ちゃん…。オレの最初の友だちになってくれませんか?」

    「唯人くんが良かったら友だちに!」

    その時の彼の優しい微笑みがいまでも忘れられないでいた18歳の夏

    きゅん

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  5. 今日は元旦
    彼氏の裕貴(ゆうき)と初詣!

    (お母さんに頼んで着物用意してもらったけど…)

    「夏弥(かや)!遅れて…ごめ、ん」

    少し遅れ裕貴が来るとぴたっと動きが止まる
    …着物似合ってなかったかな

    「お前、それ…」

    「お母さんに着付けてもらったんだけど…どうかな」

    ドキドキ…

    「す、すげー似合ってる。最初誰か分からなかった」

    「えっ…」

    彼は口元を抑えて照れていた
    そんな反応したらこっちまで照れる

    「ら、来年はオレも着物着るからまた着てきてほしいんだけど」

    「……っ!も、もちろん!」

    早くも"来年の初詣デート"の約束しちゃった!

    「じゃあ行こっか。足元危ないから手握ってて」

    「ありがとう」

    このあと二人で楽しく初詣デート
    今年もいい年になるといいなぁ

    今年もよろしくね、裕貴

    きゅん

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  6. 放課後、私は5限で使った資料を戻すために教材室へ向かっていた

    「わわっ…!せんせー酷すぎん?こんだけの資料戻せってさ」

    ため息を付けながら束になった資料をせっせと運ぶ
    だけど前があまり見えなくて何度も転びそうになる

    「わっ…」

    なんて思っていると階段で足を踏み外してしまい落ちそうになる

    「危ない!」

    「えっ…きゃっ!」

    バサバサと資料が落ちると同時に私は誰かに支えられる

    「大丈夫?先輩」

    「冬弥(とうや)くん!」

    私を支えて助けてくれたのは後輩の冬弥くん
    彼は私を助けたあと散らばったら資料を集めてくれた

    「無事で良かった。これ教材室まで?オレ手伝うよ」

    「ありがと。でも重くない?」

    「先輩危なかっしいし、女の子に重たいもん持たせられないよ」

    ……いまの言葉にキュンとしてしまった
    だって女の子扱いなんて初めてされたんだもん

    きゅん

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  7. 私には好きな人がいる
    それは高校時代から好きだった詠(うた)先輩

    「……いいなぁ」

    だけどそんな詠先輩には彼女がいた
    いつも学校帰りに彼女と仲良く歩いて笑ってはしゃぐ先輩の背中を見ている

    叶わない恋だってわかってたけどずっと好き
    いまも好きな人

    「私が…彼女だったら…」

    そういつも思っているけど笑顔の先輩が眩しくてそれを壊したくなる自分が情けなかった


    ……だからね、先輩

    幸せになってね

    きゅん

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  8. 私はいま大学の図書館にいる
    明日講義で使う参考書を借りにきた…のはいいけど借りたい本が届かない状況にある

    「はぁ…」

    途方に暮れ諦めて別の本にしようと思いため息を付いていると

    「ん、これ使うんスよね?」

    「え…」

    ふとした声に顔を上げると目の前に借りたい本があった
    そして取ってくれた人物を見ると大学の後輩である碧人くんがいた

    「碧人くん…」

    「千咲先輩もう少し誰かを頼るってことしたほうがいいよ」

    「分かってる…もん」

    口は少し悪いけどけっこう助けてくれる

    「じゃあオレはこれで。またね先輩」

    「あ…うん」

    行っちゃうのかなと寂しく感じていると碧人くんが名前に呼ばれたあとなにが飛んできてキャッチするとそこには飴があった

    「オレ、先輩のこと応援してるんでいろいろ頑張ってくださいね」

    今までに見たことない笑顔にキュンとしてしまった


    これが恋って…やつなのかな

    きゅん

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  9. 「えっと…」

    春休み中に風邪を引いて入学式にも出れず今日が初登校なんだけど迷ってしまった私

    「キミなにしてんの?」

    すると急に声を掛けられびっくりする
    振り向くと先輩らしき人がいてその人がもう一度問われる

    「迷子?」

    「あ、はい…。今日からなんですけど教室が分からなくて」

    「じゃあキミ一年生?」

    うん、とうなずくことしか出来ない私にその人はーーー

    「オレが案内してあげるよ」

    「え、いいんですか!?」

    「うん、ほら行くよ」

    その人は私の手を取り教室のある方へ歩く

    「キミ名前は?」

    「あ、私は杏(あんず)って言います」

    「杏ちゃんか。あ、着いたよ」

    一年の教室前にいつの間にか辿り着いてその人は「じゃあまたね」と優しく微笑んで戻っていく

    「また、会えるかな?」

    私は名前を聞くのを忘れてしまう
    だけど私はあの優しい表情に恋をしてしまった
    次は名前をちゃんと聞こう

    きゅん

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  10. 今日は友だちとショッピングをするため近くの駅前で待ち合わせの約束をしていた
    待っていると知らない男の人が声を掛けてきた

    「きみ、一人?」

    「あの…違います。これから友だちと約束が…」

    「じゃあ友だち来るまでどこか行かない?」

    世間でいうナンパというやつだ
    何度も断ってもしつこく迫ってくる

    「ねぇ、僕の彼女になにしてんの?」

    「えっ…」

    そんな時急に腕を掴まれ抱き寄せられた

    「遅くなってごめんね、カンナ。行こっか」

    「え…あの…」

    男の人は舌打ちして立ち去った
    私を助けてくれたのは後輩の優馬くん

    優馬くんはしばらく歩き手を離してくれた

    「大丈夫?カンナ先輩」

    「助けてくるてありがと、優馬くん」

    「あ、さっきは呼び捨てしてすいません」

    「ううん、そんな…」

    「先輩が困ったらまた助けるし呼び捨てにしるね」

    耳元でそう囁かれ不意にドキドキしてしまったのだ

    きゅん

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  11. 夏休み真っ只中何故か学校で補習を受けてる私、音無小鈴

    「はぁ…最悪だ」

    夏休み前のテストのときに風邪で休んでしまい補習という形で一人ポツンと進めていると

    「せんせー…ってあれ?いない」

    急にドアを開けて入ってきたのはクラスで人気の涼宮悠良くん

    「あ…先生なら職員室に…」

    「おう、さんきゅ。…ってなんで音無がいんの?」

    「えと…夏休み前のテスト休んじゃったから補習って形で来てて…」

    「ふぅん…?」

    すると私の前に座りノートを指さす

    「ここ、間違ってるよ」

    「え…?あ、ほんとだ…」

    「音無ってさ数式苦手だろ?ここをこう解けばいいよ」

    いまの言葉にドキッとしつつ分かりやすい教え方で解いていたらすんなり解けてしまった

    「よし、正解だ!音無やれば出来るじゃん!」

    褒めたと同時に彼は笑顔で頭をクシャと撫でてくる

    「わっ…髪ぐちゃぐちゃになっちゃうよ!」

    「いひひっ」

    きゅん

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  12. 私はいま友だちの瑠衣と花火大会に来ていた

    「そういや今日ハヤト先輩たちも来るって。良かったね、乃愛」

    「な、なんで私にいうのよ…」

    「えー?だって乃愛はハヤト先輩のことぉ?」

    瑠衣がニヤニヤしながら言う
    ……そう、ハヤト先輩は私の好きな人
    去年の文化祭のときに委員会が一緒だったのがきっかけで好きになった

    「とりあえずハヤト先輩探しにいくよ!」

    「ちょっ…瑠衣待ってよ!」

    瑠衣は私を引っ張って先輩たちがいる屋台の場所まで走って行った
    するとハヤト先輩と他と先輩たちが居た

    軽く挨拶をしてみんなで屋台を回っていると急に携帯が鳴り確認すると先輩から連絡が入っていて…

    『乃愛ちゃんにとっておきの場所教えあげるからあとで鳥居の前で待ち合わせね。待ってるよ』

    すかさず先輩を見ると秘密というポーズをした
    それが先輩と最初した約束

    今年の夏休みはすごく良い思い出になった

    きゅん

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  13. 季節はすっかり秋から冬に変わろうとしていた
    11月に入り寒さも増し、みんな冬の準備をしていた

    「……寒いね」

    「そうだな」

    放課後いつも通り幼なじみの朔と帰っていたら急に「あ」と声をあげた

    「雪だ…」

    「わぁ…ほんとだ。綺麗だね!」

    「もうそんな季節か」

    「……くしゅん!」

    急な寒さにくしゃみをしてしまった私

    「寒いか?……あ、じゃあこれ」

    「え…」

    ふわり、となにか首に巻かれたもの
    それは朔が付けてたマフラーだ

    「かなえは冷え性で寒がりなんだからマフラーしてなきゃ冷えるだろ?」

    「ん…」

    さすが幼なじみ
    付き合いが長いだけあって私が寒がりなこと知ってた
    ……私はそんな優しい彼が好き

    「とりあえず帰ろうか。風邪引いちゃうから」

    「あ…マフラーあとで返すね」

    「いいよ、あげるから」

    ……ああ、どうしよ
    優しい彼をもっともっと好きになっちゃう

    「好き」

    きゅん

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  14. 今日は学校主催のハロウィンパーティ
    みんないろんな仮装をしている
    魔女に魔法使いに天狗や狼男など…さまざま

    「乃愛!」

    辺りをキョロキョロしていると1人の男の子が声を掛けてきた

    「大輝?あれ?その格好…」

    大輝は私の彼氏
    彼はバンパイアの仮装をしていた
    ちなみに私は黒猫の格好をしている

    「パーティ楽しんで…るか?」

    私の格好を見た大輝が急に目を逸らし赤くした
    耳猫に肌が見える黒服に短いスカートだからだ

    「乃愛…ちょっと!」

    「えっ!?」

    大輝がいきなり私の手を掴み体育館の隅に連れてきた
    ……どうしたのかな?

    「乃愛…その格好は反則」

    「えっ…」

    「可愛いし似合ってるけど…誰にも見せたくない」

    すると大輝は私を抱きしめてきた
    まるでみんなから私の姿を隠すように

    「オレ、乃愛のこと大切だからほかのヤツらにこんな姿見せたくない」

    すごくドキドキしたパーティでした

    きゅん

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  15. いつもの電車の中
    隣には憧れの穂坂先輩が座っててケータイで音楽を聴いてる

    (なに聴いてるんだろ…)

    かすかにイヤホンから音漏れしてる曲に耳を傾けていた私に気付き声を掛けてきた

    「聴く?」

    「あ…え…はいっ」

    先輩が私の髪を耳に掛けてくれて片耳にイヤホンを付けてくれた
    すごく距離が近くてドキドキした

    (せ、先輩との距離近い…どうしよ)

    「これ最近ハマってるバンドなんだ」

    「そうなんですね。すごくいい曲で……っきゃ!」

    音楽の感想を言おうとした瞬間電車が揺れ体制が崩れそうになった私を先輩が支えてくれた

    「茜ちゃん、もっとこっちおいで」

    「は、はい」

    「大丈夫?」

    返事しようと顔を上がると先輩と目が合った

    「………っ」

    そのとき先輩が手で口を覆いパッと目を逸らした
    私は先輩の顔がほんの少しだけ赤いのに気付いた



    もしかして……先輩もドキドキしてたりしますか?

    きゅん

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  16. 私は自分の名前が好きじゃない
    "彩羽(いろは)"なんて珍しい名前のせいで中学時代いじめられたことあったし

    なんて授業中考えてごとしていたら…

    「ねぇ…教科書忘れたから見せてくんない?」

    そう言ってきたのは隣の席の倉原優雅くん
    倉原くんは頭良し成績良しの人気のある男の子

    「うん、どうぞ」

    まあ、教科書ぐらいならいっか
    倉原くんだってどうせ私の名前なんて覚えてないんだろうし

    ……なんて思ってた

    「ありがと、えっと……彩羽ちゃん」

    一瞬自分の名前を呼ばれてドキッとした
    驚きが隠せず倉原くんのほうを見たら優しく微笑んでた

    「え…なんで私の名前…」

    「彩羽って名前可愛いじゃん。似合ってんのになんで隠すの?」

    この言葉がきっかけで私は自分の名前がちょっとだけ好きになった

    「あ…ありがとう」

    照れているとノートの端に「彩羽って呼んでいい?」と書かれていた
    あぁ…またドキッとした

    きゅん

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  17. オレ、和希には好きな人がいる
    でもその人は兄貴の恋人だった人であり幼なじみの零(しずく)

    けど兄貴(昴)は一年前事故で亡くなった
    零はいまも兄貴を想っていた

    「和希…くん?」

    オレは零を抱きしめながら長い間想ってたことを全て言うことにした

    「零姉はまだ兄貴を好きなのは知ってる。でもオレは兄貴が自分の気持ちに気づく前から好きだった…」

    「か…和希くん、私…まだ昴のこと…」

    泣きながらも抱きしめ返してくれる零
    亡くなったいまも忘れられない…分かってるさ

    「知ってる。ずっと零姉のなかには兄貴の存在が残ってるのは分かってる。だからオレ待つよ」

    「え…?」

    「兄貴のことを忘れろなんて言わねぇ…。でも心の整理が着くまで待ってるからずっと…」

    「和希くん…」

    初めての告白はすげー恥ずかったし辛かった
    でもオレはずっと待つと決めた
    いつか零姉がオレを見てくれるまで…

    零…好きだよ

    きゅん

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  18. 2月14日
    今日はバレンタインであり”あいつ”の誕生日
    私、内山 美羽は幼なじみの”あいつ”こと白崎 真琴に誕プレを渡すことにした
    わたしはずっと真琴が好き

    だけどこの想いは心に留まったままで告白する勇気がなかった

    「はぁ…帰ろ」

    帰ろうとしたとき…いきなりドアが開く

    ガラッ

    「美羽っ」

    「え…」

    いきなり真琴が息を切らしながら教室に入ってきた
    とっさに後ろにチョコを隠す

    「ま…真琴?どうし…」

    「美羽から最初にもらうために走ってきた!」

    言葉を遮るようにそう言った途端真面目な顔になる

    「オレ…美羽以外からのチョコも誕プレも要らない。だから、その後ろにあるチョコくれない?」

    「でも…」

    「好きなヤツのチョコ以外食いたくない。だからオレにくれない?そのチョコ」

    「……うん!」

    きゅん

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  19. 今日は雨のため体育館で授業をしている
    男子も女子もバスケをしている
    反面を使いバスケをしている男子たちに黄色い声援が飛ぶ

    「今日も柊くん可愛いなぁ」

    「バスケしてるときは可愛いよりかっこいいわ!」

    柊は私の幼なじみ
    普段の可愛いらしさのギャップなのかスポーツしてる柊はかっこいい
    チョットズルいヤツ…

    「陽奈パスッ!」

    「あ、うん!」

    いけないいけない、授業に集中しなきゃ!
    ジャンプをしてゴールを決め着地したときだった

    「きゃっ…」

    着地に失敗して足を捻ってしまった

    「陽奈大丈夫⁉︎保健室いこ…」

    「オレが連れてく」

    その時フワッと体が浮いた
    柊が私をお姫様抱っこしていた
    周りを気にすることなくこう呟いた

    「しっかり掴まってて。オレがいるから気にすんな」

    そんなカッコイイセリフにまたキュンとしてしまった

    きゅん

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  20. 昼休み、わたしはいつも通り大好きな彼とお昼ごはんを食べに屋上に来ていた

    「ねー」

    「ん?」

    「そのお弁当いつも自分で作ってんの?もしかして他の人におかずあげたりしてんの?」

    ちょっとだけ不機嫌な彼
    そんな彼が可愛くてつい意地悪したくなったわたしは……

    「自分で作ってるし、たまにおかず交換してるよ?」

    と、答えるとさらに不機嫌になる彼
    すると彼がポツリとなにかつぶやいた

    「ん?なんか言った?」

    「別に…」

    わたしはわざと聞き返した
    聞こえてないなんてウソ
    ほんとは聞こえてた

    「それオレだけのためにして欲しかった…」

    なんて可愛いヤキモチなんだろう
    そんなヤキモチの彼が好きでたまらないわたし

    次はちゃんとあなたのために作ってくるからね…?

    きゅん

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  21. 放課後の教室でわたしは大好きな彼を待っていた
    職員室に呼び出しをくらい戻ってくるのを待っている

    「あれー?まだいんの?」

    「あ…うん」

    声を掛けてきたほうを振り向くと同じクラスの宇野くんがいた

    「あ、もしかして成田待ってんの?」

    「う、うん…」

    彼氏の名前を出されてドキッとする
    “成田智彦”
    それがわたしの彼氏の名前

    「じゃあ来るまで一緒に待ってるよ」

    「え…いいの?」

    「おう」

    宇野くんとしばらくおしゃべりしていると智彦がやってきた

    「待たせた帰るぞ」

    そう言うと強引に引っ張り階段の踊り場まで来るといきなりギュッと抱きしめてきた

    「智彦?」

    「他のやつにあんな顔すんな」

    「え?」

    「お前の笑顔はオレのもんだ」

    そう言うとキスをそっとしてきた
    わたしは返事の代わりに目を閉じる

    きゅん

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