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  1. 19件ヒットしました

  2. 「あ、湊。おはよー、」

    「はよー、」

    「眠そー」

    「うん、眠い」

    幼馴染の湊は眠そうに欠伸した。

    「新学期始まったばっかじゃん。てか、湊さ、3組の新沼さんに告白されたの?」


    「…あー、うん。」


    「へぇ。。良かったじゃん。新沼さん可愛いしね。」


    「…まぁ。。」


    二人の間に沈黙が流れた。

    別に湊が誰に告白されて誰と付き合おうと関係ないけどさ…


    「…告白は断った。」


    「えっ⁈」

    湊の言葉に私は思わず声を上げた。


    「なんで⁈」

    「…好きな奴いるから。」


    「え……だ、誰?」


    サァッと風が吹き、桜の花びらが宙に舞った。


    「内緒。」

    ニッと笑みを見せながら言った湊にトクン、と心臓が跳ねた。


    一瞬期待してしまった。

    彼の好きな人が私だったらいいのにな、と。

    きゅん

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  3. (あ…水川先生だ。。)

    数学の水川先生。

    今学期から先生が変わって授業で顔合わせる事がなくなった。

    新任の先生で、かっこよくて人気がある。

    先生の授業好きだったんだよね。。


    「…佐久間。部活か?」

    「いいえ…今日は部活休みです。」

    「そうか。気をつけて帰れよ。」

    やっぱり、先生かっこいい…


    「あの‼︎先生、これ聞いてもいいですか?」

    今日出された宿題のプリントを先生に見せた。

    「どれ?」

    わ、近い…‼︎

    「これはこの公式に当てはめて…」

    どうしよう…ドキドキしすぎて心臓の音聞こえちゃう…

    「2年になるとまた難しくなるから大変だよな。また分からなかったら聞きに来なさい。」

    「ありがとうございます。。」


    「…勉強と部活、無理せず頑張れよ」


    優しく笑う先生の顔が頭からずっと離れなかった。

    きゅん

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  4. 「涼くん、お待たせ。」

    放課後、1つ年上の彼氏とこの場所で待ち合わせて帰ることが毎日の日課。

    「…遅かったね。」

    「ごめん、後輩に呼び止められてさ。」

    「後輩って部活の?」

    私は男子バスケ部のマネージャーをしてて、今日は新入部員にあれこれ教えてて少し遅くなってしまった。

    「そうだよ。今年は新入部員が多くて。」

    すると、彼氏の涼はちょっとムッとしたような顔をした。


    「…あんま、親しくするなよ。」

    「…うん?」

    あれ?涼くんちょっと妬いてる?


    すると、涼はグイッと私の腕を引いてギュッと抱きしめてきた。


    「…告白とか、されんなよ。」


    「されないよっ…」

    私は顔を赤くして言った。

    「…そういう顔もするなよ?」


    クールなふりして意外と心配性な涼くんにキュンとした。

    大丈夫だもん。恥ずかしくて言えないけど、私がこんな顔するの、涼くんの前だけだよ。

    きゅん

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  5. (あっ…また先輩がいる。。)

    放課後、たまにこの図書室で顔を合わせる先輩。

    2年間顔を合わせるうちに自然と仲良くなった。

    「…先輩。今日は勉強ですか?」

    「ああ、一様受験生だしな。」

    そっか、今年の3月にはもう先輩は卒業しちゃうんだ。。

    ここで会えるのもあと1年…

    「寂しいな…」

    (まずい‼︎心で思ったことが思わず言葉に出ちゃった…)
    慌てて口を抑えると、先輩はふっと笑いながら私の頭をぽんぽんと撫でた。

    「…勉強して、俺と一緒の大学受験すればいいだろ?」

    「えっ?!」

    先輩の言葉に私は驚いた。でも先輩すごく頭がいいし、同じ大学なんて入れるのかな…

    「今からたくさん勉強しなきゃな。」

    「…もー‼︎」

    でも、目標が出来た。

    先輩と同じ大学に入ってみせる‼︎

    この1年は、ここで会える時間も大切にしたい。

    きゅん

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  6. (やっばい!!新学期早々遅刻だ…!!)

    階段を駆け上がり教室までダッシュしていると、、


    「みお?」

    グイッ!!

    「きゃっ…?!」

    同じクラスの斗真が腕を掴んだ。


    「…ちょっと!!いきなり何?!」

    スッ

    斗真はみおの前髪に手を伸ばした。

    ドキッ…

    「…おでこ出てる。」

    やばっ、寝癖なおせてなかった…!

    みおは慌てて前髪を手で押さえた。

    「…初日から寝坊か?」

    「もー!!うるさい!てか、近い!」

    斗真を押しのけて教室に入ろうとした。


    「…いつもと雰囲気違って見える。可愛いよ。」

    「…!!!」

    もう、朝からドキドキさせすぎなんだってば。

    きゅん

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  7. 「今日から、新学期だね。」

    「…そうだな。」

    「ねぇ、今日は一緒に帰れるよね??」


    「うん、いいけど?」


    「…手、繋いで帰ろうね??」


    「うん…どした?」


    「だってさぁ…ハル君人気だから。。彼女がいるんだそ‼︎ってこと見せつけなきゃ、次々可愛い子達が群がってくるんだもん。」


    「不安なの?」


    「そりゃぁ…」


    「…俺、カナ一筋なのに?」


    「…‼︎」


    「こんなに、好きなのに?」


    「…もー‼︎それは反則だから。。」


    「反則じゃない。」

    チュッ…

    ハルは私の頬にそっとキスした。


    「…手、繋いで帰ろうな。」


    「うんっ…‼︎」

    きゅん

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  8. またこの季節がやって来た…
    「莉子ぉ。また彼氏が囲まれてるよ。」

    友達に言われて窓から身体を乗り出した。
    本当だ…新入生に捕まってる…
    「はぁ…」
    彼氏の水樹はモテる。特にこの時期、ピカピカの新入生が来た時は気が抜けない。

    ほら、あんな笑顔振りまいちゃって。

    そして地味に緊張するのが、新学期第一日目の下校時。
    「莉子、帰るよ。」

    「あ…うん。」

    2人で下校してたら私が彼女だってみんな気がつくよね。
    彼女いたんだーとか、釣り合ってないとかなに言われてるか怖い…
    玄関を出たところで、私はパッと水樹の手を離した。いつも繋いで帰るけど…

    2人が歩いているところを見て周りがザワザワし始めた。ほら、やっぱりね…
    グイッ!するの水樹が私の手を引いた。

    「…莉子と手繋いで帰りたいよ。」

    「う、うん…!」

    全く私の気も知らないで。

    でも、嬉しい。

    みんなごめんね?水樹は私の彼氏なの。

    きゅん

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  9. 今日から新学期
    クラス替えがあるから、昨日の夜はなかなか眠れなかった。

    あっ…颯斗と同じクラスだ。。

    クラス表を見て桜はドキッと心臓が跳ねた。

    1年の時も同じクラスだった颯斗とまた一緒。桜は内心とても喜んでた。

    「…桜、何組だった。」

    すると、後ろから颯斗が声をかけて来た。

    「…3組だよ。颯斗は?」

    桜は知らないふりして答えた。

    「俺も3組。」

    「へー、また一緒じゃん。」

    喜んでるのがバレないように、バレないように。

    「…ふっ、」

    すると颯斗が笑った。

    「なに、笑ってるの?」

    「顔ニヤついてる。可愛い奴だな。」

    なっ…!!!

    「ニヤついてないし!てか、何でニヤつかなきゃいけないの!!!」

    何よ、何でバレてんのよー!!

    嬉しいよ。。嬉しいに決まってるじゃん。

    好きな人とまた1年同じクラス。

    なんだかこの1年、去年より颯斗のこともっと好きになりそうだよ。

    きゅん

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  10. 「あ、桃矢じゃん。」

    登校中、久し振りに幼馴染の桃矢と会った。

    「今日朝練は?」

    「一週間、校庭の整備とかで休み。」

    家も近くて小学校の頃は毎日一緒に登校してたのに、高校に入ってから全然会わなくなったなぁ。

    「家の近くに可愛いカフェ出来たんだよ。今日行かない?」

    「カフェかー。」

    あまり乗り気じゃない桃矢。

    「いいじゃーん。」

    桃矢の制服の袖をクイっと掴んだ。

    「…分かったから、」

    パッと桃矢は腕を振り払った。

    ん?なんか、顔赤くない?

    「照れてるのー?」

    「ちげーよ、馬鹿。」

    なんか面白くて、もう一度袖を引っ張った。

    「行くから、まじやめろって。」

    昔は私より背も小さくて弟みたいだったのに。

    なんか、桃矢も大人になったなぁとしみじみした。

    「放課後、校門前で待ってるわ。」

    あれ?なんだろ。。なんかちょっと私も恥ずかしくなった。

    きゅん

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  11. 初めて彼氏の理人と喧嘩した。

    理人が後輩に告白されたって友達から聞いて…

    「…断ったのに何でそんなに不機嫌なんだよ。」

    「告白された事、黙ってたじゃん…」

    「そんな事いちいち言わなくね?」

    理人はモテるから告白される事なんて珍しくもない…

    放課後の教室で、日誌を書きながら一人ため息をついた。

    ガラッ

    後ろの扉が開く音がして振り返ると理人がこちらに向かって歩いてきた。

    何も言わずに後ろから私を抱きしめた。

    「ごめんな。」

    理人が耳元で囁いた。

    「告白されて、りなの事が好きだからって言ったよ」

    理人の言葉にモヤモヤしてた気持ちがスッと浄化されていくようだった。

    「…喧嘩するなら2人の事でしたい。」

    何よそれ、反則だよ。。

    「…理人、スキ。」

    初めての喧嘩。初めての仲直り。

    きっとこの先何度も喧嘩するだろうけど、こうして何度でも仲直りしていこうね。

    きゅん

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  12. 高校2年の春。

    ついに、人生で初めて彼氏が出来た!

    まだ実感がない…昨日の告白は夢じゃないよね?
    そんな事を考えてると、廊下で彼氏になったゆずきとばったり会った。
    「…おはよ。」 「おっ、おはよう!」
    「授業遅れるぞ。」 「あ…うん。。」
    あれ?!え?なんか、すごく今まで通りの接し方…
    え、私たち付き合ったんだよね?!?

    モヤモヤとしているうちに、お昼休み。

    一緒に食べる約束をしたから、屋上に向かった。

    「ゆずき…あの、」 「なに?」
    やっぱり今まで通りすぎる…
    「あのさ、私たち付き合ったんだよね?!」
    私の言葉にゆずきはふっと笑みをこぼした。
    「…付き合ってるよ。」
    「よかった…だってゆずき普通すぎるし、私一人で浮かれてて、、」
    すると、ゆずきは手で自分の髪をクシャッとした。
    あれ?顔赤い…
    「…俺だって浮かれてるよ。言わせんな。」

    きゅん

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  13. 「ねぇ樹、私の事すき?」


    「好きだよ。」

    「どれくらいー?」

    「どれくらいがいいの?」

    「えっとねぇ、世界で一番!」


    「…」

    「なんでよー!!!世界で一番好きっていってよ!」

    「…やだ。」

    「ケチ!!」

    「あー、腹減った。」

    「…もぉー。」


    「はいはい。じゃあ、世界で一番大切だよ。」


    「恥ずかし〜笑」


    「お前が言わせたんだろーが!」

    きゅん

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  14. あ…今日も先輩がいる。。
    放課後、私が密かに楽しみにしていること。校舎裏のベンチで1人本を読んでる水谷先輩に会える事。私は吹奏楽部に所属していて、いつもここで自主練をしていた。
    ある時練習している最中に先輩がやって来て、ここで本を読んでもいいかと聞かれた。
    「…うるさくないですか?」
    「いや、君こそ俺がいたら気が散る?」
    「いいえっ…!」
    毎日じゃないけど、週に何回かこうして顔を合わせる。いつしか楽しみの一つになっていた。先輩がいない日はすごく落ち込んでる自分がいた。
    「…前より上手くなったね。俺音楽とか詳しくないから偉そうな事言えないけど。」
    先輩の言葉に私は顔が赤くなった。
    「ありがとうございます…!」
    先輩は本を閉じると優しく微笑みその場を後にした。
    明日もまた、ここで会いたい。

    きゅん

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  15. 「もう、なんでよ…」
    誰も居ない体育館に私の声がポツリと溢れた。今日はスタメンの発表があった。私は選ばれなかった。この日の為にこうして誰も居なくなるまで練習して来たのに。
    すると、コロコロとボールが足元に転がって来た。顔を上げると一個後輩の裕貴斗が立っていた。私は慌てて涙を拭った。
    「…泣いてたんですか。」
    「泣いてない。」
    裕貴斗は男子バスケ部。隣のコートから今日私がスタメンから外された事を見ていたはず。「俺は見てましたよ。先輩がずっと練習頑張っていたところ。」
    「それでも、選ばれなきゃ意味ないし!!」
    裕貴斗を押しのけ体育館から出て行こうとした時、グイッ!「きゃっ、」
    突然、後ろから抱きしめられた。裕貴斗の吐息が耳元にかかった。
    「いつも見てました。俺が先輩を好きだから。」
    腕に力が入った。
    年下のくせに…でも何でだろう、弱気になってるだけ?今は裕貴斗の腕の中がすごく安心する。

    きゅん

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  16. 「きゃー!!」
    体育館に女子の黄色い声援が響いた。
    「奏多先輩かっこいいー!!」
    女子達の注目の的はバスケ部の奏多。私の幼馴染だ。
    確かに、バスケは上手いし顔はまぁまぁイケメンなのかな?
    「奏多先輩お疲れ様です〜!」
    部活後いつも女子に囲まれてる奏多を隣のコートから私は冷ややかな視線で見つめた。ちょっと騒ぎすぎじゃない?
    「…朱莉、何怖い顔してんの?」
    タオルで汗を拭きながら奏多がこっちに近寄って来た。
    「別にー。」
    「…やいてんの?」
    「はぁ?何で私が!」
    「なんだ、違うのか。」
    奏多はよっとボールをゴールに投げた。ムカつくけど見事にシュートした。
    「朱莉が妬いてくれてたら俺ちょっと嬉しいかも。」
    「な、なんでよ…」
    「だって朱莉の事好きだから。」
    奏多の言葉に朱莉は顔を真っ赤にした。
    何サラッと言ってんのよ!え、本気にしていいの?
    妬いてたのは私の方。
    私も、奏多が好きなんだから。

    きゅん

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  17. 「ふぁ…」

    「あっ、せんせー欠伸してる〜!」

    廊下で数学の司馬先生が欠伸しながら歩いてるところを発見。
    司馬先生はイケメンで女子から人気がある。けど性格は厳しくて授業中居眠りしてる男子はよく叱られてる。
    「…宮村か。先生だって人間だ。欠伸くらいする。」
    「今日授業中に寝てた加藤くんのこと叱ってたくせに〜」
    「俺の授業を寝るなんて許すわけないだろ。」
    司馬先生になってから私もだけどクラスの女子の点数がすごく上がったみたい。

    「今日の小テスト、90点だったよ!」

    「おー。えらいえらい。」

    「もっと褒めてよ〜」

    ふくれっ面で言う私を見て、珍しく司馬先生はくすっと微笑んだ。

    「あれだけ熱心に授業聞いてたらいい点が取れて当たり前だ。」

    その言葉に私はドキッとした。
    教科書片手に授業してる先生に思わず見惚れてしまう。

    私が真面目に授業聞いてるのは、先生だからだよ。。

    きゅん

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  18. 「…ふぁ〜。ねみぃ。」
    「あ!カナト先輩。おはようございます。」
    カナトはバスケ部の3年で、サキはマネージャー。容姿端麗、バスケも上手くて女子にはかなりモテる。
    「先輩、今日の練習は走り込みで放課後、校門前集合ですから遅れないでくださいね!」
    「走り込みかぁ。だりーなー。」
    こんな感じでカナト先輩はいつもダルそうにしてるけど、意外と部活は真面目にやってる。何度も好きになりかけたけど、カナト先輩に恋して良いことなんて一つもない。私なんかが相手にされる訳ない。でも先輩は誰とも付き合わない。好きな人がいるのかな?
    「…わかったわかった。ちゃんと行くよ。」
    ぽんぽん
    カナトはサキの頭をぽんぽんと撫でた。サキはその場に固まった。頭に先輩の手の感触がまだ残っている。顔が赤くなった。やっぱり誤魔化せない。頭で分かっても、心は言う事を聞いてくれない。
    先輩が、すき。
    早く、部活の時間にならないかな。

    きゅん

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