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  2. 「せっ、先輩!近いです!」


    前からグイグイ近づいて来る先輩を止めようと訴えるが、先輩はお構いなしに私の後ろの机に両手をつく。


    「さぁーて、我が生徒会の副会長さんは何をのん気に告白されちゃってるのかなぁ?」


    前は先輩後ろは机、左右は先輩の両手で閉じ込められ、冷や汗が流れた。


    先輩は生徒会副会長を務める私より1学年上の生徒会長で、私の彼氏でもある。


    実は先程他の男子に告白された所を見られて、強引に生徒会室に連れて来られたんだけど…これは怒ってる!


    「ち、ちゃんと断りましたよ!?」


    「んなの当たり前だ……ったく、簡単に告白されてんじゃねぇよ」


    ギュッと抱きしめられて、胸がキュンと音をたてる。


    「お前はオレだけ見てればいいんだよ。オレだってお前しか見てないんだから」


    ストレートなヤキモチに更にドキドキしてしまったのは、彼には秘密にしておこう。

    きゅん

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  3. 「どうしよう…困ったな……」


    今日から新学期。私は新しいクラスで、新学期初日から困り果てていた。


    なぜなら私の机の上に男の子が乗っかり、他の男子数人とワイワイ話し込んでいたから。


    昔から異性が苦手な私は退いてと言えずに、少し遠くでウロウロするだけ。


    「君どうしたの?座らないの?」


    「あっ……」


    その時…優しげな雰囲気の男の子が、私に声をかけて来た。


    彼は私の目線だけで私が何に悩んでたのか理解してくれたみたいで、男子グループを上手く追い払ってくれる。


    「あっ、あの!ありがとうございました…!助かりました!」


    緊張しながらもお礼を伝えると、ニッコリと微笑む彼。


    「お礼は敬語無しでいいよ。ねっ、クラスメイトさん?」


    違う…私の…私の名前はーーー…


    どうやら新しくなるものは、学期だけではない様です。

    きゅん

    4

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  4. 現在、選択授業を受けている私達。


    「あの村星君…前見なよ」


    「んーー?オレ黒板より湖柚の事見てたいから」


    私の隣に座ってる村星君が、ムダにキラキラオーラを放ちながら言った。


    クラスでは席離れてるんだけど、選択授業では皆自由に着席出来るから……隣同士の私達。


    隣なのは私も嬉しいが授業そっちのけでジッと見られるのは、勘弁願いたい!


    「村星君!恥ずかしいから前見て!!」


    「フッ…ハイハイ」


    願いを聞いてくれたのか、彼は私の頭を優しく撫でてから前に向き直る。


    「ウッ…どっちにしろ集中出来なくなっちゃった……」


    私は真っ赤な顔がバレぬ様、教科書でガードする事しか出来なかった。

    きゅん

    3

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