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  1. 82件ヒットしました

  2. 「笠野君、まだ残っていたのですか」

    名前を呼ばれて振り向くと
    担任の麦田陽毅(むぎたはるき)先生がいた。

    「文化祭実行委員の集まりがあったので」

    俺達の高校は文化祭を十一月半ばにやる。

    「それはお疲れ様です。

    もう遅いですし、僕が家まで送って行きましょう」


    ぇ!? 麦田先生が?

    「悪いですからいいですよ」

    お世辞にも体格がいいとは言えないが
    かりにも、高三男子である。


    「僕が心配なんです」


    あんまり、断り続けるのも
    先生に失礼だよな。

    「分かりました。お願いします」

    下校時刻を過ぎたとは言え
    俺と同じ文化祭実行委員をしてる生徒は
    校内に何人か残っているから
    見つからないように駐車場に向かった。


    これが付き合うきっかけになるとは
    この時の俺達はまだ知らなかった。

    きゅん

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  3. 俺、三ツ門陽タ(みつかどようた)は
    終業式でクリスマスイブの今日、
    洲島玲音(すのしまれお)先生に
    告白しようと中庭に呼び出した。

    結果はわかりきっているけどな(苦笑)


    「悪い、待ったか」

    職員室から走った来てくれたらしい。

    「うんん、大丈夫」

    十五分前から待ってたけど
    それは言わないでおく。

    「話しって?」

    まぁ、本題に入ろう。

    「俺、洲島先生のことが好きなんだ」

    断られるのは百も承知だ。

    だって、先生には
    ちゃんと恋人がいるのを知っているから……

    「ありがとう。だけど、ごめんな」

    「言いたかった
    だけだからいいんだ。

    わざわざ、俺の話しを
    聞いてくれてありがとうな」

    中庭に先生を残して校門に向かった。

    明日から冬休み。

    大丈夫。

    三学期になる頃には忘れられる。

    こうして、俺の恋は終わった。

    きゅん

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  4. 今はお昼休み。

    私は雪吉(ゆきよし)先生を
    校舎裏に呼び出した。

    「美世吏、話ってなんだ?」

    雪吉先生は二、三年の生徒を名前で呼ぶ。

    来年の春は私の卒業式。

    ふられる覚悟はして来た。

    大丈夫、ふられても
    引きずるつもりはない。

    「私ね、雪吉先生が好きなんだ」

    伝えたかっただけ……

    無言のままの雪吉先生に
    背を向けて校舎の中に入った。

    きゅん

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  5. 四時間目の授業中、
    私のノートの端に書かれていたのは
    “昼休み、校舎裏”

    o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o。+。o○o

    「春川先生」

    ご飯を食べてから行くと
    先生は既に来ていた。

    「呼び出して悪いな」

    そんなことない。

    むしろ、嬉しいくらい(笑)

    「大丈夫だよ」

    「これな、先月のお返しだ」

    そう言って先生は私の右手を掴み
    次の瞬間には可愛らしブレスレットがあった。

    「お前の未来をもらっていいか?」

    チョコを渡した時点で
    そうなれたらという思惑があったんだよ(クスッ)

    「勿論だよ、“渚知 (なち)君”」

    名前で呼んでみた。

    「ありがとうな、心月羽 (あづは)」

    高二の春、卒業までは後一年。

    裏門に咲く桜に見守られながら
    私達は恋人同士になった。

    きゅん

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  6. 「先生、おはよう」

    毎朝、校門の前に立っている
    原川(はるかわ)先生。

    実は、原川先生が好きなのだ。

    そして、今日はバレンタイン。

    「樫原、おはよう」

    「先生、これあげる」

    鞄から綺麗に包装した箱を
    取り出して先生の手の上にのせた。

    「お、チョコか?」

    当たり。

    「うん、先生にだけだよ」

    あたしはそれだけ言って
    下駄箱に向かった。

    先生は手紙に気付くかな?

    気付いてくれるといいな。(笑)

    きゅん

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  7. 私のお気に入りの場所は
    校舎裏にある紅葉の木だ。

    昼休み、誰にも邪魔されず
    ゆっくりと読書ができるから。

    ★━━━━━━━━━━━━━━★

    どうやら、読書中に
    寝てしまったらしい……

    《えっ!? 何で先生が!?》 

    隣を盗み見ると大好きな先生が。

    そして、肩にはスーツのジャケット。

    先生が貸してくれたのだとわかった。

    腕時計を見ると五時間目が
    始まって十分も経っていた。

    嘘!?

    「やっと起きたな」

    気まずい……

    「すみません(焦/汗)
    ジャケットもありがとうございました」

    授業は自習にしてきたのかな?

    「糀屋」

    「はい❢❢」

    呼ばれてビクッとなる。

    「俺と付き合え」

    えっ? えっ? 
    今、告白された!?

    「嫌か?」

    返事をしない私が嫌がってると勘違いしたらしい。

    「私でよければ、宜しくお願いします」

    この日から秘密の恋人ができた

    きゅん

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  8. 用があって行った三年生の階の廊下で
    廿枝(はたえだ)先生が女の先輩達と
    楽しそうに話していた。

    彼は私なのに気付く気配はない。


    弘陽なんか知らない❢❢

    はぁ~、社会科資料室に行こう。

    御原先生に怒られちゃう。

    廿枝先生は結局、
    最後まで私に気付かなかった。

    そう、これがわざとだと
    私は気付かなかった……

    +★+。。。+★+。。。+★+。。。+★+。。。+★+

    ▼廿枝side▼

    クスッ、あの様子だと
    やきもきを妬いてくれたみたいですね(笑)

    まぁ、後で色々言われそうですが。

    きゅん

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  9. [放課後、保健室に来い]

    昼休みに来た素っ気ないメール。

    **放課後**

    「燈生(ともき)?」

    私が来たことに気付くと
    立ち上がり、ベッドの方へ
    連れて行かれた。

    「お前、スカート短すぎ」

    ギリギリまで短くしたスカート。

    皆やってることだ。

    「襲ってくれって言ってるようなもんだぞ」

    確かにそう思う奴もいるかも。

    「お仕置きな」

    燈生は私をベッドに倒し
    短いスカートの中に右手を
    左手をワイシャツの中に入れて来た。

    燈生(ともき)の手なのに怖い……

    知らない人の手みたい……

    「ぃゃっ❢❢」

    私の囁きは聞こえていないみたい。

    「やめて……」

    怖い。

    「嫌❢❢」

    やっと、強く言えた。

    「わかっただろう。
    あんまり短くしてると
    何時かこういう目に遭う」

    諭すような燈生の言葉に
    私は涙目になりながら頷いた。

    「わかったな」

    私はもう一度頷いた。

    きゅん

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  10. 「遊馬先生、好きです」

    夜に近い夕方の
    校舎裏で私は
    遊馬伶昌
    (あすまれいしょう)先生に
    告白している。

    「満倉、本気か?」

    頷くことしかできない。

    「ありがとうな」

    「お礼を言うのは私の方です。
    忙しい中、こうして来てもらって
    ありがとうございます」

    泣きそうなのを耐え
    踵を返した私は
    抱き締められていた。

    「言い逃げは許さないぞ」

    何で
    先生は私を抱き締めてるの?

    「奏依(かなえ)、愛してる」

    さっきとは違う意味で
    泣きそうになった。

    「逃がさないから
    覚悟しとけよ」

    逃げないよ。

    だって、告白してるのは私の方だよ?

    「伶昌先生、
    これから宜しくお願いします」

    名前で呼ばれたから
    私も名前で呼んでみた。

    「ああ」

    片想いにけりを
    つけるためだったのに
    恋人になれた。

    告白してよかった。

    きっと、苦難が
    待ち構えているだろうけど
    二人なら怖くない。

    きゅん

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  11. 今日は学校全体でのハロウィンパーティー。

    全校生徒は仮装して体育館にいる。

    宿直君と永海先生は“天使”。

    久々利先生と矢田部先生は“妖狐”

    湯平君は“悪魔”

    そして、茜の恋人
    笠巻君は“死神”

    そう、衣装は着ているが皆
    本来の姿の仮装をしている。

    私達にしたら苦笑いものだけど
    水先君や月椛達は
    仮装してるだけだと思うだろう。

    永海先生が声をかけて来た。

    「皆、本来の姿の仮装なんですね」

    唯一、本来の仮装を
    していないのは校長くらいだ。

    「羽は本物だが衣装を着れば
    わからないだろう(ニヤリ)」

    「綺麗ですね」

    目が眩みそうなくらい綺麗だ。

    「ありがとう」

    永海先生が離れた後
    三年の方に猫又を見つけた。

    「お姉ちゃん」

    茜も同じ人物に気付いたみたいだ。

    あれは仮装じゃない本物の尻尾だ。

    しかし相手は三年、話しかける
    勇気はなくその場を二人で離れた。

    きゅん

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  12. 告白したのは俺からだった。

    こう言っちゃなんだが俺はモテる。

    女に不自由したこともなかった。

    そんな俺が好きになったのは
    男の波瑠将だった……

    最初は戸惑ったし悩んだ。

    だが、そんなことは
    すぐに吹っ切れた。

    ウジウジと悩むのは性に合わない。

    そして、悩むこと半月
    俺は波瑠将に告白した。

    きゅん

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  13. 「此処はテストに出すからな」

    谷田辺先生が後ろを
    向いた瞬間見えたのは狐の尻尾‼

    ぁぁ、私しか見えないんだった……

    後で茜に教えてあげよう♪

    悪魔に死神に天使……

    更に妖狐までいるとは
    どうなってるのこの学校は!?

    もしかして、校長が“人”じゃないのか!?

    今度、確かめてみなきゃ‼

    きゅん

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  14. 「新崎来てくれたんだな」

    笠巻君がそういうのもわからなくもない。

    何故なら、屋上の時計は十時を指しているから。

    女子高生が一人で出歩く時間ではない……

    それでも、今日だけは来なきゃいけなかった。

    だって今日は、ホワイトデーなんだもん。

    「勿論だよ」

    まぁ、ホワイトデーじゃなくても
    好きな人に呼び出されたら来てしまうけどね//////

    「これ、バレンタインのお返しだ」

    笠巻君は私の右手首にブレスレットを嵌めてくれた。

    「あ、ありがとう(灬ºωº灬)♡」

    嬉しい‼

    「俺は死神だけど、
    新崎が好きだ‼
    俺と付き合ってくれ」

    笠巻君と恋人になれる‼

    バレンタインに告白しなくてよかった(笑)

    「うん(♡ >ω< ♡)よろしくね」

    きゅん

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  15. 「先生?」

    私は今、図書室に来ていた。

    と言うのも、昨日の夜、
    先生から明日の昼休みに図書室に
    来て欲しいとメールをもらったから。

    まだ来てないのかな?

    そんなことを考えていたら
    いきなり腕を引っ張られた。

    「ゎぁっ!? 吃驚しました」

    吃驚したけどホッとした。

    「悪ぃ悪ぃ、此処なら
    誰にも見つからないと思ってな」

    先生が私を引っ張り込んだのは
    辞典などがある場所で
    よっぽどのことがなければ
    来る人は殆んどいない。

    「七菜羽」

    後ろから抱き締めながら
    耳元で名前を呼ばれ、
    身体が火照るのを感じて
    恥ずかしくなった//////

    「これ、バレンタインのお返しな」

    首にはいつの間にか
    ネックレスがかかっていた。

    「ありがとうございます」

    私達は昼休みが終わるギリギリまで図書室にいた。

    きゅん

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  16. 「笠巻君」

    私は今、クラスメイトであり
    死神の笠巻と何時もの如く
    放課後の屋上にいた。

    「はい、これ」

    今日はちょっと早いバレンタインのチョコを
    渡すために笠巻君を屋上に呼んだ。

    「俺に?」

    私からもらえるとは思ってなかったみたいだ。

    「うん‼」

    実は私は彼に恋をしていた。

    死神とか関係ない……

    「サンキューな」

    本来の姿の笠巻君。

    「ホワイトデー、楽しみにしてろよ」

    「うん、わかった」

    一ヶ月後の楽しみができた♪

    きゅん

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  17. 今日はバレンタイン♥

    女の子にとっては年に一度の大切な日。

    私にとってもそう……

    三年の私には“先生”に
    告白する最後のチャンス‼

    +*+*+*+*+*+*+*+*

    *放課後*


    「これ寄越したの吉美だろう?」

    先生が気付いてくれて嬉しい。

    「そうです」

    手紙の内容は極シンプルだ。

    「先生、好きです。
    これ貰って下さい」

    差し出した物は決まっている。

    手作りチョコである。

    「お前で五人目だな」

    皆、考えることは同じか(微苦笑)

    「全部断ったけどな」

    思わずホッさしてしまった。

    「お前しかみえてないからな」

    え……

    「先に言われたけど、
    俺も“七菜羽”が好きだ。
    付き合ってくれ」

    嬉しい……//////

    私は先生に抱きついた。

    きゅん

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  18. 先生 放課後 屋上

    学校の屋上からは町がよく見える。

    夏は花火。秋は紅葉。そして冬はイルミネーションが……

    そんな学校の屋上に一人の天使がいた。 

    時刻は十八時になろうとしている。

    何で私が屋上にいるかって?

    それは、彼を追いかけて来たから。

    「あなたは誰ですか?」

    純白の羽を持った“天使”が
    何故此所にいるのか……

    「この格好だと気付かないもんだな」

    この声は‼

    「鍵本先生ですか?」

    英語担当の鍵本先生は
    皆が謎だと言っていたけど
    まさか、“天使”だったとは……

    「鹿目(かなめ)だけだから
    学校の奴らには内緒な」

    クリスマスに二人だけの秘密が出来た。

    「何で私だけに?」

    思ったことをそのまま訊ねてみた。

    「何時か教えてやるよ」

    意地悪な笑みをして
    唇に人差し指をたてた。

    私は知らなかった。

    冬休み明けに
    鍵本先生に告白されることを……

    きゅん

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  19. 「さな、起きてください」

    誰かに揺さぶられ目を覚ましたら
    教室には私とアラブ君しかいなかった。

    「アラブ君?」

    教室の時計は十七時になろうとしていた。

    え!? 十七時!?

    「やっと起きましたね」

    片言の日本語で話ながら
    彼は笑っていた。

    「ご、ごめん」

    私が起きなかったせいで
    アラブ君は残らされたのだろう。

    「大丈夫」

    今度はニッコリと笑った。

    この後、職員室に寄り、
    家まで送ってもらった。

    きゅん

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  20. 今日は終業式。

    《放課後、駅前で待っろ》

    和寿らしい簡潔なメールに
    小さな笑みがこぼれた。

    膝下まであるコートは
    制服を隠してくれている。

    「君、一人?」

    ナンパとか暇な奴だなぁ……

    「待ち合わせなので」

    直感で面倒な事になりそうだから
    近場のカフェに入った。

    和寿はまだかなぁ。

    学校から駅までは車で十五分くらい。

    だけど教師は何かと
    忙しいのを知っている。

    一時間後、和寿は来た。

    「悪い、遅くなった……」

    待ち合わせ場所と逆方向から
    走って来た和寿を見て察しがついた。

    此所は学校の最寄り駅。

    コートで制服が隠しているとはいえ
    誰が見ているかわからない。

    だから、待ち合わせ場所と
    逆方向に車を止めたのだろう。

    「大丈夫だよ」

    私達は和寿の車で
    隣の市までイルミネーションを見に行った。

    きゅん

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  21. 放課後の冬の中庭には
    私と先生の二人しかいない。

    「僕に話しとは何ですか?」

    スーツの上にコートを羽織った先生。

    この学校では十二月になると
    中庭ににクリスマスツリーが飾られる。

    「先生は学校のジンクスを知ってますか?」

    それは、毎年、十二月の一ヶ月間
    ツリーの下で告白すれば
    恋が叶うというものだ。

    「いえ」

    やっぱり、先生達は知らないか。

    私達、 生徒の間では
    有名な話しである。

    「質問を変えます。
    先生は好きな人がいますか?」

    私を見ながら頷いた。

    やっぱりね……

    泣きそうな顔を見られたくなくて
    踵を返そうとした時、先生が
    叫ぶように言った。

    「僕は貴女が好きです‼」

    直後、後ろから抱きしめられた。

    「返事は?」

    ズルいなぁ……

    私は振り返って言った。

    「私も先生が好きです」

    きゅん

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