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  2. 「俺以外の男と喋るな、って言ったよな?」
    目が笑っていない。
    「でも……男って言っても先生だよ!?話した内容だって授業のことだし……」
    「口ごたえすんじゃねぇ!!!」
    突然怒鳴られて、ビクッと身体が強張る。
    「なんでお前は俺の言うことが聞けねえんだよ」
    そう呟いた次の瞬間、彼は乱暴に私の腕を掴んだ。
    そしてそのまま屋上の柵の前まで引きずられ、身体を宙吊りにするように柵から身を乗り出させられた。
    「俺の言うことが聞けないお前なんて……いらない」
    そう言って手の力をゆるめていく彼に、泣きながら必死に懇願した。
    「ごめんなさい!もう絶対男の人と話さないから!許してお願い!」
    そう泣きじゃくる私をしばらく見下ろすと、彼は満足そうに柵から私を引き上げて抱きしめた。
    「分かってくれたならいいんだ。怖かったか?ごめんな」
    そう言って私の頭を愛おしそうに撫でる彼に、私は狂気を感じることしかできなかった。

    きゅん

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  3. 「なんでわざわざ学校まで迎えに来るの」
    「嫌やなぁ、そないな怖い顔せんといて。キミんこと心配やってん」
    なぜか最近学校の送り迎えを毎日してくれるスズくん。心配ってなんだろう。
    その時、たまたま同じクラスの男の子と遭遇した。
    「え?誰?彼氏?」「幼馴染み」「あ、まじか。よかった。じゃ、また明日な」
    よかったって何だろ。 よくわからないまま手を振ると、次の瞬間突然腕を引っ張られ、裏道に連れて行かれたかと思うと、そのまま壁に押さえつけられた。
    「っ!?スズくん!?」
    「ほーら、こういうことや」
    スズくんは私を押さえつけたまま、無理やり唇を塞ぐ。
    「まあ、誰にも盗らせへん自信はあるんやけど、キミはお馬鹿さんやからね。目ぇ離したすきにフラフラどっかいかれてもたまらんし」
    スズくんは私を見下しなが妖しく笑った。
    「……もう“幼馴染み”なんて言えへんくしてあげるわ」

    きゅん

    9

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  4. 放課後残って先生に勉強を教えてもらっていたら、もうこんな時間になっていた。
    外はもうだいぶ日が落ちて、教室は薄暗い。
    暗いとこで見る先生はなんだかいつもよりすごく大人の男の人らしく見えて、普段よりドキドキする。
    「なんだ、人の顔ジロジロ見やがって」
    「先生」
    「なんだ」
    「今なら誰も来ませんチャンスですよ私のこと襲うなら今です」
    「何読んだんだよお前は」
    「俺は教室でしたいとかそういうマニアックな性癖はねえしお前とする気もねえ」 先生はパタンと教科書を閉じた。
    対象外ですか。確かに胸もないし子供っぽいけどそんなふうにあっさり言われたらさすがに悲しい。
    「……言い方が悪かったな」 
    「へ?」
    「“今の”お前とする気はねえ」
    「!?それって……!」
    ふ、と呆れたように小さく笑うと、先生はぽんぽんと私の頭を撫でた。
    「……早く卒業しろよ。そしたら、な」

    きゅん

    2

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