ようこそゲストさん
-
キーワードか作家名を入力してね
18件ヒットしました
「きりと先輩!すみません。待たせてしまって…」
「別にいーよ。で、話って?」
「好きです。先輩の事が好きです」
「ごめん無理。俺の好きなタイプは、面白くて、真面目じゃなくてちょっとギャルっぽい女。だから無理」
(あー、ふられちゃた。結構胸が苦しいな…)
「ひっく、ひっくっ」
「どうしたの?」
「ご、ごめんなさい。」
「どうして謝るの?」
「だって、それは…」
「いいよ、言わなくて。はい、これ。よかったら使って。」
「ありがとうございます。あの、これ、洗って返します。」
「いいのに」
「いえ!だめです!絶対に洗って返します!」
「ふふっ、じゃあ、お願いするね。」
「はいお任せください!」
「じゃあ、またね。」
「はいまた。」
(どうしてだろ…なんだか、胸がドキドキする…)
ちぃさんをフォロー
「先生!どういうことですか!」
今日は、離任式。そして、その離任する先生の中に私の大好きな北島先生がいた。
「どういう事って言われてもな…」
「私を置いてどこかに行っちゃうなんてひどいです!離れてたら忘れられちゃうじゃないですか!」
世の中は残酷だ。好きな人と離れ離れにされるなんて誰が想像する?
「俺は、青菜の事忘れたりなんかしない。青菜は違うかのか?」
「いいえ!忘れるわけありません!」
ていうか、先生の方が心配。先生イケメンだし。美人に狙われそう。
「大丈夫。青菜が高校卒業したら、俺が迎えにいってやる」
っ!
「先生、それ本当ですか!」
「あぁ。絶対だ。俺が好きなのは、青菜だけだからな。」
「私もです。北島先生!」
そして、私達が家族になって幸せに暮らすのは、もう少し先のお話。
ちぃさんをフォロー
う〜ん…。やっぱり取れない…。
私は今、下駄箱から自分の靴を取ろうとしている。でも、私の身長が低いからなのか、下駄箱が高すぎるのか、入学してから一度も自分で取れた事はない。
どうしよ…。
あいにく、今は周りに誰もいない。だから靴を取ってくれる人がいない。
ウソ、このままじゃ私、5時からの推しの配信が見れない!誰でもいいから誰か来て!
そう祈ると、後ろから声がした。
「泉、まだ自分の靴取れないのかよ」
「げっ、金田」
神様、誰でもいいと言いましたけど、金田はないですよ〜。
金田は、暇さえあれば私に突っかかってくる。だから、ちょっと嫌い。
「げっ、とは何だ。は〜、靴、取ってやるよ」
ウソ。今、金田が取ってやるって言った?あの、超絶意地悪なあの金田が?
「ほら」
「あ、ありがと」
「困った時は俺を頼れよ。飛んでいってやるから」
その時私は嫌いだったはずの金田がとってもカッコいいヒーローに見えた。
ちぃさんをフォロー
生徒会の副会長の私は今、生徒会室で生徒会長と仕事中。
「なぁ、花音」
「何でしょう会長。」
「会長って呼ぶの、やめてくんね。」
「無理です。会長は会長ですから。」
私と会長の会話は大体いつもこんな感じ。でも、私の言ってる事は全部照れ隠しで言ってる事。
「花音は俺の彼女じゃないか。しかも誰もいないし。」
「無理な事は無理なんです!」
でも、正直私も会長と普通に恋人らしくしたい。でも、そんな些細な事がとても難しい。
「花音。花音は花音のままでいいんだぞ。」
「会長は、冬夜は私の事なんでも分かっちゃうんだね。」
私が会長の名前を呼ぶと、
「やっと、名前で呼んでくれた。」
と言って私の大好きな笑顔を見せてくれた。
その後、私は会長にたくさんいじられてしまった。
ちぃさんをフォロー
私は、今少しイラつきながら誰もいない廊下にいた。
だって、私が委員長だからって先生の仕事まで任せる必要ないでしょ!
そんな事を一人で考えて曲がり角まで行くと、向こう側から走ってきた人とぶつかってしまった。
「あ、ごめんなさい。」
とっさに謝って、顔を上げるとクラスメイトの斉藤くんだった。
「綾瀬さん、こっちこそごめん。そうだ!」
彼は、何かを思い出したような動作をして、カバンからプリントを出した。
なんだか嫌な予感…。
「これ、先生が委員長に任せるって」
「え〜、また〜?!」
久々に早く帰れそうだったのに。
渋々、斉藤くんからプリントを受け取る。
「プリントありがとう。また明日ね」
斉藤くんに、挨拶して教室に戻ろうとすると、斉藤くんに止められた。
「綾瀬さん!僕も手伝うよ!」
「え、本当に?!すごく助かるよ、ありがとう!」
この後、私達は連絡先も交換して、みんなの認めるカップルになった。
ちぃさんをフォロー
「上杉君っ、好きです!付き合ってくださいっ!」
私は、上杉君に告白している。もうすぐ卒業だし接点がなくなるのが嫌だから。
「僕、人の心が読めるんだよ。」
「心が、読める?」
そんな…本当にいたんだ。
「そう、だから君がそんな人いたんだって思ってるのもわかる。それでもいいの?」
私は、黙ることしかできない。だって
「君も嫌なんだよね。みんなそう…」
それ以上は言わせない。だって、そんな事全然思ってないもん。
「ううん!そんな事ない。カッコいいと思うよ、心が読めるの。」
「ほ、んとに?」
「うん。本当」
「ウソじゃなくて?」
「上杉君なら、分かるでしょ。」
「そうだけど、信じられなくて…」
上杉君は言葉どうり、信じられなさそうな顔をしていた。
「信じてよ。私は上杉君が好き。」
「っ、ありがとう。君に好きになってもらえて良かったよ。」
後から聞いた話だと、上杉君はずっと私の事が好きだったらしい。
ちぃさんをフォロー
私は今、音楽室でピアノの練習をしている。なぜか分からないけど、私は文化祭でする合奏のピアノ役を任されてしまった。
「はあ、どうしよう…」
ピアノなんて、全然弾いたことないのに…。なんて思って、二度目のため息を吐こうとした時、頭の上から声がした。
「よう、お前の自慢の彼氏が様子を見にきてやったぜ。」
「ハ、ハヤタ!何でここに…」
ここにいる事は、親友の果穂しか知らないのに…。
「いやー、お前の教室に行っても、お前居なかったから、宮下に聞いたらここにいるって教えてもらったんだよ」
ああ、果穂だっんだ。
「てゆうか、お前ピアノ弾けたっけ?」
「ううん。頼まれたから。断れなくて。」
正直に話すと、何だか恥ずかしくなって、下を向くと頭をぽんぽんされた。
「頼まれ事を断れないのは、お前が優しいからだ。」
ハヤタはそう言って、頑張れよと、言ってくれた。
それを聞いて、私はピアノをやって良かったと思えた。
ちぃさんをフォロー
「お待たせ、華。」
「海くん!」
俺は、今日、幼なじみの華に告白するために華を呼んだ。
「海くん、かっこいいね。で、話って?」
華にかっこいいと言われて、にやけそうになるのを必死にこらえた。
「俺、華の事が、好き。華と付き合うためなら何でもする。だから付き合って。」
俺は、物心ついた時から華の事が好きだった。だから、華につり合う男になるために、アイドルになった。
「海くん、そ、それ本当?」
華が、声を震わせながら聞いてきた。
「あぁ、本当だ。だけど、返事は今日じゃ……」
「あ、あの!私、も!」
は?何が?
「あの、華?何の話?」
俺が聞き返すと、華は顔を真っ赤にして、
「わ、私も海くんが、す、好き、なの!」
っ!う、ウソ、だろ。華も、同じ気持ちだったって事か?やばい嬉しい。
「華。」
「ひゃ、ひゃい!」
「俺と、付き合ってください。」
「っ!よ、喜んで」
断言できる。俺は、世界一幸せな男だ
ちぃさんをフォロー
今は、授業中。私が黒板を写していると、隣から折り畳まれた紙が飛んできた。隣を見ると、私の彼氏のこーじが目で、『開けて開けて』と、訴えてきた。開けてみるとそこには、
『今日の放課後デート行こ』
と、書いてあった。
私は、とっても嬉しくなって、その下に、
『もちろん!どこに行くの?』
と、書いて隣に飛ばした。
すると、しばらくして、紙がまた飛んできたから、開けてみると、
『ひ、み、つ』
と、書かれていた。
私が隣を見ると、こーじもこっちを見ていたから、二人で笑いながら見つめ合った。
その日の、その授業は、とっても幸せな時間だった。
ちぃさんをフォロー
「和馬!ごめんね、いきなり呼び出して。」
和馬は、親の再婚で家族になった義理の兄。
「そうだぞ。っていうか、学校では話さないっていうルール、お前が作らなかったか?」
「そ、そうだっけ?は、はは…」
そうです。私が作りました。
「で、話ってなんだよ。学校でわざわざ呼び出したって事はそれぐらい大事なんだよな。」
うん。私にとってはとっても大事。
「私ね、和馬の事好きなんだ。」
「は?」
だよね。義理とはいえ妹からそんなこと言われても困るよね。
「最初は、好きって気持ちこれっぽっちも無かったのに。和馬さ、意地悪なのに優しいから、ひかれちゃって。」
言わない方がよかったのかな……。
「あーサイアク。先に言おうと思ってたのに。」
え…何を?
「俺さ、親が再婚する前から、お前のこと好きだったんだよ。」
うそ。
「だから…咲、好きだ。俺と付き合って」
っ!嬉しい。
「うん。和馬、私も和馬が大好き!」
ちぃさんをフォロー
今日、この時間は、立石と二人きりになれる日で時間。
「青森、始めるぞ。」
「う、うん。」
始めるのは、今日のお昼の放送。
「お昼の放送を始めます。今日の担当は、立石と」
「青森です。「今日は、流行りの音楽を__」
ふう、終わった。いや、まだこれからか。
「立石。ちょっといいかな?」
「なんだよ、急に改まって。」
私、いつも立石には、丁寧語を使わないからな。ははは。
「立石にさ、これ渡したくて。」
私は、チョコを渡した。
「マジかよ……。」
「私さ、最初は立石の事、苦手だったけど、一緒に委員会してて立石って、いいヤツなんだなーっ思い始めて、好きになってた」
迷惑かもしれないけど、今日この気持を伝えたかった。
「先に言いたかったのに」
え?
「俺も、お前のこと好きなんだよ。だから今日言おうとしてた。」
なんだ、私達気持ちを気づいた日も一緒なんだね。
「「今日は、この気持ちに気付いた日だから」」
ちぃさんをフォロー
「悠人、お待たせ!」
「いや、全然待ってない。」
悠人は私の彼氏。今日は、バレンタインだから、悠人にチョコを受け取ってもらおうとチョコを持ってきた。
「で、美香。話っていうのは何?」
「えっとねー、悠人にチョコを渡したくって。」
と言って、チョコを渡した。
「マジで?去年もらえなかったから、めっちゃ嬉しい!ありがとな!」
悠人はそう言ってニッと笑って。
私は、大好きな悠人の笑顔が見れて、とっても幸せだった。
「美香、俺からも。」
と言って悠人は、私の手に何かをつけてくれた。それを見ると、
「これって、指輪……」
指輪だった。
「これ、前に見つけて、美香にあげたくって買った。でも、何年がかには本物をあげるよ。まってて。」
悠人は、私に二つ目の幸せをくれた。
「うん、うん。嬉しい、嬉しいよ〜」
私は嬉しすぎて、泣いてしまった。
「なんで泣くんだよ。ははっ」
「わ、笑わないで」
私、幸せだな
ちぃさんをフォロー
やってしまった。せっかく川瀬くんを呼び出せたのに、倒れるなんて。ついてなさすぎる。
「大丈夫か?えーと」
「杏奈です。衣崎杏奈」
名前が分からないみたいだから自己紹介をする。
「いや、知ってる。衣崎、俺になんか用だったのか?」
「え、えっと……。」
どうしよう。言うべきなのかな?言わない方がいいのかな。
「用がないなら俺教室戻るからな。」
え、川瀬くん行っちゃうの?そ、それは困る!
「あ、あの!」
「何?」
よ、よし言うぞ!
「こ、これ!受け取ってください!!お願いします!」
川瀬くんはなんで敬語?って言いながら、私の手からそれを取った。
「これって、」
「チョコです。」
「好きなんだよ。川瀬くんが。」
困るかな。川瀬くん。
「すげ!めっちゃ嬉しい!」
うそー!
「それって……。」
「衣崎、俺と付き合ってください。」
う、うそ……。
「は、はい!」
「やった!よろしく」
「こ、こちらこそ」
ちぃさんをフォロー
よし!部活のみんな帰ったよね。木山くん以外は。私は後輩の木山くんにチョコを渡すためにここにいる。
「先輩。話ってなんすか?」
「そうそう、話っていうのは……、木山くん!」
「は、はい!?」
「こ、これ受け取ってくれないかな?」
ど、どうしよう言ってしまった。私変なこと言ってないよね?
「先輩それ、マジすか?」
「マジだけど。迷惑だよね。ごめんねなんか。もう帰ろっか」
と言ってドアに向かった。いや、向かおうとした。でも、木山くんに"壁ドン"されて動けなかった。
「先輩、何勝手に話終わらせてんすか。」
え……。
「それってどういう意味?」
「つまりっすね先輩。僕も先輩のことが好きってことですよ。だからこれもらいますね。」
と言って、チョコを取っていった。
「え……」
う、うそっ!
「じゃあ、今度は本当に帰りますか。二人で。」
「う、うん!これからもずーとね!こーじ」
「そうっすね。むつき先輩」
ちぃさんをフォロー
「そうちゃん!ごめんお待たせ。来てくれてありがとう。」
私は、一つ年上の幼なじみのそうちゃんに、そう言った。
「ううん。俺も言いたいことがあったから。」
そうちゃんの言いたいこと?なんだろ。
「あ、あの、そうちゃん。私、ずっとそうちゃんのことが好きだったの。だから、私と付き合ってください!!」
と、言ってチョコを渡した。
い、言えた。ずっと、ちゃんと言えるか不安だったからよかった……。で、でも安心するのはまだ早いよね。そう思ってそうちゃんを見ると、真っ赤になっていた。
「あ、あん、それって本当に?」
「うん!本当だよ!」
困らせたかな……。
「あん。俺、今すっごい幸せ!」
え……?
「俺もお前のこと好きだったんだ。今日、言いたかったこともあんに告白することだった。」
「ほ、本当に?」
「ああ。本当だよ。」
「わ、私、すっごい嬉しい!」
その後、私達は手をつないで帰った。
ちぃさんをフォロー
「杉山君、あのっですね。す、好きです!こ、このもらってくれないとかわいそうなチョコちゃんをもらってくれませんか!?」
わ、私は何を言ってるんだー!!
「え、かわいそう、な?」
ほら、絶対変なヤツって思われてるよー!!サイアク なんて思っていると
「はは!川上さんって面白いんだね。」
「そ、それはどういう意味なんでしょうか。」
「好きって意味だよ。」
そういう意味だったのかー。へー。へーっえ!!!
「ウソ。」
「本当だよ。だから、これはもらうね。」
と言って、杉山君は私の手からチョコを取って嬉しそうにしていた。
「僕さ、ずっと川上さんのこと好きだったんだけど、勇気が出なくてね。」
何もできなかったんだよと、笑っていた。
「嬉しい!私、嬉しいよ!」
「僕もだよ。これからよろしくね。みおん」
と言って、杉山君、ううん。こう君が頭をぽんぽんしてくれた。
「うん、うんこっちこそよろしくね。こう君」
ちぃさんをフォロー
「たっくんっ、好きですっ!こ、これ受け取ってくれませんか!?」
「えっ」
私は今、ずっと好きだった幼なじみのたっくんにチョコを渡そうとしている。でも、たっくんは黙ったままで何も喋らない。
「だ、だめ、かな?」
不安になってそうきくと、
「っ可愛い……」
と、聞こえたような気がしたけど、気のせいだよね。可愛いだなんて。
なんて思っていると、たっくんの口からとんでもない言葉が出てきた。
「俺も、お前が好きだ。俺のためにありがとな。」
「っ!!ほ、本当に?」
あ、ウソ!たっくんも同じ気持ちだったなんて、嬉しすぎるっ!
「ああ、本当だ。」
「嬉しいっ!!」
その後私達は、嬉しさを噛みしめながら二人で手をつないで帰った。
ちぃさんをフォロー
きゅんができる!
本当に解除しますか?