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  2. 告った。でも振られた。ありきたりな話だ。かっこいいもん先輩は。だけど幼馴染と帰るのは母さんとの約束だから破らない。
    「ねえ、どうしたんだよ。いつもより暗くない?」
    「察しろ。」
    「いや、無理なんだけど…。」
    幼馴染の颯太は分からないだろうな。鈍すぎる。女子から告られても気づかないくらい鈍い。
    「あー!!振られたの先輩に!!」
    「ふーん。」
    か弱い女の子が失恋の余韻に浸かっているのに、反応がなさすぎる。慣れてるけども。
    「でも、振られちゃうんならさ。いっそのこと、もう辞めたら?」
    「はあ?あんたそれは流石に酷いでしょ。」
    流石に幼馴染でもこれは喧嘩に発展するよ。
    「あんた、それはない。」
    「そういうことじゃなくてさ。」
     反論、しようとした。でも、そんなこと出来なかった。颯太が、今、後ろから私をぎゅっとしてる。
    「俺にすればずっと大事にするのに。」
     恋は案外これからかもしれない。

    きゅん

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