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  1. 21件ヒットしました

  2. 「先輩、ごめんなさい」

    「謝るなって言ってるだろ」

    先輩との大切な時間、忘れてしまってごめんなさい

    先輩は大丈夫だって言うけど、その悲しそうに笑う顔が全てを物語ってる

    私は忘れてしまった、先輩と過ごした日々を全部

    そんな私が、彼の傍にいていいのかな

    付き合っていたことすら覚えていないのに

    好きっていう気持ちさえ忘れてしまったのに

    このままずっと一緒にいたら、きっと先輩を苦しめるだけ

    いっそ離れた方が……

    そんな考えが頭の中を過ぎった

    「……余計なことは考えるなよ」

    「え…」

    「俺はお前の傍にいたい。お前がまた俺を好きになってくれるまで、ずっと傍にいる。だから何も考えるな。1人で抱え込むな」

    私の頭をクシャッと撫でた温かい手

    この温もりだけは、懐かしいと思った

    何故か涙が溢れる

    「ありがとうっ…ございますっ…」

    「……ん」

    きゅん

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  3. 「冬夜、帰ろう?」

    「池野、もう来たのか」

    つい1日前は名前で呼んでいてくれたのに

    たった1日でこんなに世界は変わるんだね

    昨日、学校の帰り道、私の彼氏である冬夜は車に轢かれ記憶喪失になった

    それから学校で会うのは今日が初めて

    他人行儀な態度に、どうしても傷つく

    どうしようもないのに

    「お前、なんで泣いてるの?」

    戸惑ったような声が聞こえ、慌てて頬を触る

    「あはっ…私っ泣いてた?ごめん、急に泣いてキモいよね」

    無理やり手の甲でグッと拭う

    「そんな乱暴に拭いたら赤くなるぞ」

    優しく私の手に触れる冬夜に、また涙が溢れる

    「ごめん…ちょっと頭冷やしてくるね!」

    冬夜の手を退かし、私はドアに向かった

    なのに

    「行くなっ」

    後ろから彼が抱きしめてくるから

    「お前が泣くと俺、どうしようもないくらいに苦しいんだよ…」

    それって

    「冬夜っ…」

    そういうことだよね

    きゅん

    7

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  4. 「夕陽くん、一緒にご飯食べ……」

    彼の机の近くまで言って、重大なことに気付く

    もう夕陽くんは…私の事を覚えていないんだ

    交通事故にあい、記憶喪失になってしまった私の彼氏、夕陽くん

    初めてのハグもキスも、全部全部忘れてしまったんだ

    苦しいよ、夕陽くん

    でもそれを声に出したら、彼が困ってしまう

    もう私たちは終わり?

    付き合っていたことは白紙に戻そうと思ったこともある

    もう過去の事として思い出にするって

    だけど夕陽くんを見る度に、思い出が蘇ってくる

    私はどうすればいい?

    いつもの癖で作ってしまった彼の分のお弁当

    「今日も2人分か……」

    屋上にきて、1人空を見上げる

    彼が好きと言った甘い卵焼きも、今は涙で塩っぽい

    そんな時

    「はる……ほ」

    「え?」

    「春穂…!春穂っ…!」

    私のもとへ走ってきた愛しい人

    「もう一度、付き合って下さい」

    「……っはい!」

    きゅん

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  5. 「おい、風邪引くぞ」

    放課後、傘を持っていなく、私は雨の中校舎を出た

    まあ、すぐに誰かに腕を掴まれて引き戻されたんだけど


    「あの、私は大丈夫……って…えぇ?!」

    私の腕を不機嫌そうに掴んでいたのはまさかの先輩、真琴先輩だ

    「俺の傘に入れよ?相合傘みたいに」

    「いやいや!そんなことしたら先輩が濡れちゃいます!」

    私がまた外へ飛び出ようとすると、今度は抱きしめられてしまった

    「せっ先輩//」

    「俺と帰るの、そんなにいやか?」

    なんとなく、悲しそうな声色だった

    「…っ分かりました!だから悲しまないでください!私は先輩のこと嫌だなんて、思ったことありません」

    「分かればいいんだよ」

    先輩はニヤッとかっこよく笑って、私の頭をポンポンと撫でた

    「……っ///」

    触れられた頭が熱くなる

    きっと私の顔…真っ赤だ

    きゅん

    8

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  6. 「恵は鈍臭いのな」

    私はただいま保健室のベッドでお休み中。

    体育の授業で派手に転んでしまったから。

    足を挫いた私を運んでくれたのは幼なじみである圭。

    「ふぁ〜ねみぃ」

    大きく欠伸をした圭。


    「一緒に寝る?」

    そして私の一言に吹く。

    「うぅ…汚いよ圭。」

    「わりぃ…。それよりお前、本気で言ってんの?」

    「え?なにが?」

    「俺……男なんだけど?」

    「…?圭は幼なじみだよ?」

    「だから俺はこーいう事する奴なの」

    私の顔の目の前に、いつの間にか圭の顔があった。

    「け……い?」

    そしてどんどん近づく圭との距離。

    唇との距離…残り1cm。

    寸止めで止まった。

    「この先は付き合ってからにする」

    私の唇を指で軽く押した圭。

    「俺は幼なじみでいるつもりなんてない。俺は恵…お前の彼氏になりたい」

    私の目を真剣に見て話す彼。

    なにこれ?

    からだ中が熱い////

    きゅん

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  7. 「天川…好きだ」

    ただいま私、天川波瑠は告白させています。

    どうしよう、なんて言えば正解なの?

    私は彼氏がいるからって感じ?

    アタフタしていると、彼、岡野くんはどんどん近付いてきて、私の唇を指でなぞった。


    「…っ」

    ついに、彼の唇が私の唇に触れそうになる。

    嫌だっ…ファーストキスは絶対に彼氏の高山くんがいいよ。

    涙が溢れてくる。

    そんな時、閉まっていたドアがガラッとあき、高山くんが入ってきた。

    涙目で高山くんに視線を送ると、びっくりした様子で岡野くんを睨んだ。

    「俺の彼女に触れるな。」

    低い声でそういった。

    そそくさと教室を出た岡野くん。

    すると私の唇に軽く触れた……高山くんの唇。

    ボンッと顔が赤くなったのが分かる。


    「波瑠にキスしていいのは……俺だけだろ?」

    私の涙を拭ってそう言った高山くん。

    それからとびきり甘いキスをされたのは内緒!

    きゅん

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  8. 「ねぇねぇそこのお姉さん♪」

    学校へ向かっていると、2人の男の人に声をかけられた。

    ピアスやネックレスをジャラジャラ付けてる。

    不良だ。

    「俺たちと一緒に遊ばない?」

    両腕を掴まれて、身動きが取れない…。

    「あの学校があるので……。」

    「いいじゃんそんなのサボって!」

    「いやっあのっ!」

    「ちっうるせぇな!静かにしろ!」

    そう言って、1人の男の人が手を振りあげた。

    殴られるっ!

    「……おい。」

    後ろから腕を引っ張られ、誰かに抱きとめられた。

    「俺の女に手ぇ出すなんていい度胸だな。」

    ルイ君…?ルイ君だっ!

    安心したのか、涙が出てきた。

    「ひっ!紅河の総長だせ!あいつ!」

    「まじ?!すみませんでしたァ!」

    そう言って逃げていった。

    「…ったく、もっと気をつけろよな。」

    「ごめん…ありがとルイ君。」

    「ん。無事でよかった。」

    大好きです、ルイ君。

    きゅん

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  9. 「早野、今日の弁当も美味そうだな。自分で作ってるんだろ?」

    「そう。和泉くんのも美味しそうだね。」

    私、早野茜の口からは冷めた声しか出てこない。

    これでも和泉楓くんに片思い中なんですけどね。

    彼は遊び人で彼女はころころ変わってる。

    さっきのだって、どうせ他の子にもサラッと言ってるんでしょ。

    欲深い私は、それが我慢できない。

    「家庭系女子っていいよな。嫁に欲しい。」

    こうやってすぐに私の気持ちを上げさせるのも上手。

    でも今回のは史上最強かも。

    クラっときた。

    「そういうの色々な子に言うのやめなよね。いつか痛い目にあう。」

    すると、彼はニヤッと笑って…。

    「こんな事、早野にしか言わない。」

    「なっ…!」

    「って言ったら、ドキってする?」

    「ひどい!」

    「好きだ、付き合って。」

    「えっ!」

    今度は真剣味を帯びたその目。

    やっぱり和泉くんは……意地悪です。

    きゅん

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  10. 「遅刻する!夕陽送ってくんない?」

    「めんどくせぇ!」

    「夕陽も同じ学校だしイイじゃん!」

    「じゃあ早く乗れ!」

    「ありがと!」

    私、照橋優実と幼なじみである伊上夕陽は今日も寝坊しました。

    そこでいつも使うのがこれ!

    自転車で送って貰う作戦。

    夕陽が漕いで私がその後ろに座る。

    …ビュッ

    「飛ばすから掴んどけよ。」

    「うわ!」

    思わず夕陽の腰にギュッとしがみついた。

    「おい!掴むなよ!」

    慌てたような声がした。

    「掴んどけって言ったじゃん!」

    「腰はアウトだろ!」

    「何で!」

    「なぁ優実。お前って好きな奴いんの?」

    「急に何?まぁ…いるっちゃいるけど。」

    目の前に。

    「夕陽はどうなの?」

    「いる。」

    「だ、誰?」

    「…いつも自転車で俺の後ろに座る生意気な奴。」

    「なっそれって…!」

    「そのまんまの意味。」

    私の胸の音…伝わってないよね?

    きゅん

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  11. 「俊!何秒?!」

    「13秒21。蘭は?」

    「ぅ〜13秒57!」

    「やっぱ俺の方がはえーな。」

    私、有村蘭は100m走のタイムを計り終え、仲良しの水谷俊のタイムを聞きに行った。

    だけど、見事完敗…。

    「ねぇなんでそんなに速いの?」

    「だって陸上部だし。鍛えてるからな。」

    「じゃあ私も陸上部入る!俊を超える!」

    「それだけはまじ勘弁…。」

    「なんでよ!?」

    「蘭が入ったら俺部活に集中できなくなって負ける。」

    「え?どーして?」

    「わかんねぇならいいよ…この鈍感が。」

    そう言って俊は私の髪をクシャッと撫でて、男子の群れの方へ行ってしまった。

    この胸の音……気のせいじゃ…ないよね。

    きゅん

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  12. 放課後…私、倉本沙菜は本を借りるために図書室にいった。

    しかしそこには男と男の殴り合い。

    「誰だお前。」

    一方的に男を殴っていた人が私の方にやってきた。

    「殴り合いはダメですよ!」

    睨んで男に注意すれば、2人は笑いだした。

    「何もおかしいこと言ってな…。」

    「俺たちは殴る練習をしてたんだ。暴走族だからさ。」

    1人の爽やかそうな男が言う。

    図書室でやることじゃないでしょ!

    「その総長が俺、矢神湊だ。」

    「お前おもしれぇ。俺の女になれ。」

    …上から目線。

    俺様…。

    「私はあなたの彼女になる気はサラサラありません!さようなら!」

    すると、彼は想定外だったのか、呆気にとられている。

    間抜けな顔…。

    笑っていれば、私は急に引っ張られ長と壁に挟まれた。

    「っ湊?」

    もう1人の男も唖然としてる。

    「生意気…嫌いじゃねぇ。いいぜ、勝負だ。」

    「のぞむところです!」

    きゅん

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  13. 「歩…私って歩にどう映ってる?」

    お昼休み、私、坂本羽依は幼なじみである歩にヤバい質問をした。

    幼なじみで、私の好きな人である歩。

    この質問で、歩が私の事をどう思っているのかが分かる。

    我ながら天才的だと思う。

    だけどもしこれで、ウザイとか言われたら…立ち直れない。

    「そーだな…子供っぽい、馬鹿、天然、お人好し、運動音痴、世話がやける、ほっとけない……」

    あ、全然いいとこない…。

    「もうい……」



    「……………………俺の好きな人」

    「…へっ?」

    「愛してる、羽依。」

    …ズキュン

    「うぅ〜私も大好き!歩!」

    歩に飛びつき、私たちは初めてのキスをした。

    きゅん

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  14. 「界。」

    私、小川美海は彼氏の手をそっと離し彼の名前を呼んだ。

    「どーした?美海。」

    彼氏の松山界は私の顔を覗き込んだ。

    「明日…私、引っ越すの。」

    緊張して小さな声になってしまったが、どうやら界には聞こえたらしい。

    「は?嘘だろ?」

    「…っ今まで言えなくてごめんっ。」

    涙が出てきて、視界がボヤけた。

    離れたくないよ…界。

    ずっと一緒にいたいよ…界。

    「泣くなよ…俺たちは…距離なんかには負けない。そうだろ?」

    界はそっと涙を拭った。

    「毎日電話っ…してくれる?」

    「もちろん。ってか、電話しないと俺が美海不足で死ぬ。」

    冗談で言ったのかと思ったけど、意外と目は真剣だった。

    「界っ……大好き。」

    普通に人が通ってるっていうのに、界は気にせず私の唇にキスを落とした。

    「俺も…愛してるよ、美海。」

    きゅん

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  15. 「ねー湊、水無くなったからたょうだい。」

    私、綾井鈴と池上湊は幼なじみ。

    お昼はいつも2人で、屋上で食べるの。

    「みーなーとー!」

    「はっはぁ!?あげるわけねぇだろ!」

    低い怒鳴り声を上げられて、思わず俯いた。

    「ごめん…湊。」

    「……。」

    謝ったけど、反応無し。

    これは相当怒ってる。

    「湊…?」

    「…ったく、お前のそう言う無神経なところまじで無理。」

    「えっと……ごめん。」

    「ちげぇよ。お前がその…男が口付けた水筒とかを普通に借りるって思ったら…なんかイラついただけだよ!」

    「…?私がこんなこと言うのは湊にだけだよ?」

    「は?」

    「だって私…湊のこと好きだから。」

    「はっ…それって…男…として?」

    「うん、もちろん。」

    すると、湊は顔を真っ赤にさせて…。

    「ま、俺の方が、好きだけどな!」

    そう、嬉しすぎる言葉を呟いた。

    きゅん

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  16. …スースー

    屋上の床に寝転がって気持ちよさそうに寝るのは、私、椎名恵の彼氏、武上涼。

    無口でクールな彼。

    「ねぇ涼…私たち…キスしたことないよ?」

    「私早く…キスしたいよ。」

    恥ずかしいことを言ってるのはわかってるけど、どうせ寝てるし。

    そうだよ…寝てるんだし。

    …チュ

    私は彼のおでこに軽くキスをした。

    …っ結構恥ずかしい!

    体制を戻そうとすると…。

    …グイ

    「へ?」

    …チュッ

    目の前には、寝てたはずの彼の顔。

    バッチリ目が合う。

    私の唇には彼の唇。

    「…っ涼?!」

    「せっかく人が我慢してんのにキスするとか、恵ってそんなにSだっけ?」

    「なっ…」

    「俺さ、お前と2人でいると抑えられなくなりそうなんだよ。だからいつも寝た“フリ”してんの。」

    「っフリ?!」

    「まぁでも、もう我慢なんてしねーから。」

    そう言って涼は、私にとびきり甘いキスを落とした。

    きゅん

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  17. 「あー頭痛い…。」

    私、渡辺愛美は偏頭痛持ちで、保健室のベッドでお休み中。

    布団の中でモゾモゾと動いていると、カーテンがシャッと開いた。

    先生?

    「まだ頭痛いので寝させてください。」

    「誰に言ってんだ?」

    あれ、保健室の先生はこんなに声低くないしそもそも男の人じゃ…。

    恐る恐るカーテルを開けた主を見てみると…。

    「城島くん?!」

    そこには暴走族“DRAGON”の総長、城島海斗の姿…。

    「すみませんっ今どきますので!」

    慌てて立てば、視界がグラッと揺れた。

    「……大丈夫か?」

    てっきりベッドの角に頭を打つかと思ったら、どうやら私は城島くんに支えられていたらしい。

    「病人は寝とけ。」

    私をお姫様抱っこしてベッドに寝かせた城島くんは総長とは思えない。

    「頭痛いんだろ?早く寝ろ。」

    目をつぶれば、頭をぽんぽんと優しく撫でてくれた。

    あ、私の恋、始まりました。

    きゅん

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  18. 「またな!伊織」

    「またねー!」

    仲良しの泉くんと別れ、私、瀬川伊織は1人帰り道を歩いた。

    今日の夜ご飯は何かな〜なんて、どうでもいい事を考えていると、後ろから聞きなれた声がした。

    「伊織。」

    声の主は彼氏の高尾一輝だ。

    一輝は幼なじみでもあり、私の3つ上。

    あれ…?一輝、怒ってる?

    なんとなく、声色が怒ってる気がした。

    振り向こうとすれば…。

    …ギュッ

    「わわっ…どうしたの一輝!」

    いきなり後ろからハグをされた。

    「あいつ……誰。」

    「あいつ…?泉くんのこと?」

    「ふーん。ねぇ、伊織。」

    振り向かされ、一輝の綺麗な顔がドアップで映る。

    …チュ

    唇に触れた柔らかい感触。

    「伊織の彼氏は…俺だよね?」

    「うっ…うん!」

    「じゃあ、俺以外の男見つめるの禁止ね。」

    「え〜っ?!」

    どうやら、私の彼氏は独占欲強めらしいです。

    きゅん

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  19. 私、赤羽静香には好きで好きで仕方ない人がいます。

    それは、前の席に座る幼なじみ、関凜也。

    モテ男だから、告白する勇気がない。

    凜也から告白されたらいいなぁなんて淡い期待を抱いたけど、凜也は私の事をなんとも思ってない…。

    片思いって辛いなぁ。

    数学の先生が説明する公式…よく分からない。

    何この暗号…。

    シャーペンをクルクル回していると、不意に凜也がこっちを振り向いた。

    そして、私の机にちぎられたノートの紙を置いてまた前を向く。

    ……?

    戸惑いながらも見てみると…そこには今の公式の詳しい説明が……。

    ポケットにしまおうとしたその時、裏にかかれた文字に気付く。

    『すき。付き合って。』

    す…き?

    凜也が…私を?

    「やったぁぁぁぁぁぁぁ!」

    椅子から立ち上がり叫ぶ。

    前にいる凜也がニヤッとこっちを向いて笑い、私が先生に説教されたのは、言うまでもない、

    きゅん

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  20. 私、石沼結衣の彼氏は学校の王子様。

    その名も如月颯斗。

    イケメンで優しい彼の彼女がこの私。

    「…先輩聞いてますか?」

    付き合いたての事を思い出していると、颯斗が私の前で手をヒラヒラと降った。

    「……ん?なに?」

    「はぁ…今度のサッカーの試合、見に来てくれますか?」

    サッカーの…試合?

    「絶対に行くよ!」

    「ありがとうございます。」

    淡々と話す颯斗だけど、口元が少しだけ緩んでる。

    ほんと、可愛いなぁ。

    ……キスしちゃお。

    「颯斗、こっち向いて。」

    「なんです…」

    …チュ

    私は颯斗のほっぺたに軽くキスをした。

    彼の動きは停止している。

    やっぱ私の方が一枚上手…。

    「……先輩、やるなら“こう”です。」

    …チュ

    唇に触れた、温かいぬくもり。

    「ふっ…僕の方が…一枚上手ですかね?」

    ボフッと顔から火が出たのが分かった。

    今私…彼氏に惚れ直しました。

    きゅん

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  21. 「今日もやられてる…。」

    授業の教科書を見れば、原型を留めていないほどズタボロ…。

    私、和野菜乃葉は今日もいじめを受ける。

    いつからかは、もう忘れた。

    だけど、辛いのは変わらない。

    出した教科書を机にしまうと、横から物凄い視線を感じた。

    「…なに?天野くん。」

    その視線を送る人物は隣の席の天野洸くん。

    「その教科書どうしたの。」

    「えっあ〜どうしたんだろうね。」

    お茶を濁せば、彼は不服そうな顔をした。

    天野くんがそんな顔しなくてもいいじゃん。

    すると彼は、自分の教科書を私の方へ持ってきた。

    「天野くん……?」

    「頼りたい時は、頼ってくれていいから。」

    頭をポンポンと優しく撫でられ、心臓が飛び出そうになる。

    「あり…がと…。」

    この瞬間……私は天野くんに恋に落ちた。

    きゅん

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