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「よっ。」
部活が終わって帰ろうとすると、下駄箱で声をかけられて振り向く。
立っていたのは、同じクラスの男子。
「あれ?こんな時間まで学校にいるの珍しいね。誰か待ってるの?」
「そ、2時間前からずっと待ってた。」
2時間!?
「何時に部活終わるのか知らねーし。」
ポンッ
そう言うと、ぶっきらぼうに私の頭の上に何かを乗せる。
「え?何これ?」
頭の上に手を伸ばして受け取ると、
「お前今日何日か知らねーの?」
片手でボサボサッと頭をかきながら、顔は真っ赤になっている。
「3月14日・・あ、ホワイトデー?って!私、バレンタインあげてないけど!誰かと間違えてる?」
モテるから、たくさん貰って返す相手わかんなくなっちゃったとか・・?
「んなわけねーだろ。俺が渡したいから渡してんだよ。言うきっかけが欲しかった。ずっと前から好きだった。」
いつもふざけてばっかのくせに、真剣じゃん・・。
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