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  2. もう抑えられない。
    私は1年ほど前に記憶障害と診断されたらしい。もう1年も前のことだから覚えていない。私の病状は驚くほど早く進み今では自分の名前すら覚え出せない日々が続いている。そんな私の唯一の楽しみは、「こんにちは。調子どう?」「まぁまぁです。」「そう。」
    この方は私の1つ上の一ノ瀬先輩。何かと縁があり、よく接してくれているらしい。先輩の名前も何度か忘れてしまうが大抵覚えていられるよう努力している。だって自分の初恋の人だから。先輩への思いは病気とは裏腹にどんどん募っていってしまう。いつか晒けだしてしまいそう。ダメなのに。私は先輩のことを忘れてしまうのに。いつもそう思い留まっていた。「あのね、君に伝えたいことがあるんだ。」「何ですか?」「君はいつか記憶を失って俺の存在自体君の中から消えてしまう日が来るかもしれない。でも、俺は君とずっと一緒に居たいんだ。好きだよ。」
    先輩私もあなたが、好き。

    きゅん

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