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  2. 「やばい、すっかり暗くなっちゃった。」

     部活が終わって帰ろうとしたときに宿題のプリントを机の中に忘れたことに気づいた私は急いで教室に向かっていた。 

     教室の前まで来て、鍵がかかっていたらどうしようと思ったが、鍵は空いていたようで教室の扉は横に少し力を込めてずらせば簡単に開いた。

    「よかったー。」

     早くプリントを取って帰ろうとした私は教室に人影を見つけて悲鳴をあげそうになった。
     よく見てみるとクラスメイトの尾崎くんが机につっぷして眠っていた。

    (どうしよう、放っておくわけにもいかないし。)

    「お、尾崎くん、起きて~」

     私の声に尾崎くんは少し身動ぎして、ゆっくりと顔をあげた。
     
     私と尾崎くんの視線が絡まる。

     なんとなく視線を逸らせないでいると尾崎くんはいきなり私の手をつかんで言った。

    「あのさ、俺、お前のこと好きだ。付き合って。」

    きゅん

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