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  2. イルミネーションとか興味あったんだ」
     「まあ一応ね」

     クリスマスだなんて言ってもゲームに明け暮れそうな彼を遊びに誘ったのが1週間前。

     ムードゼロのまま、私は未だ告白できてない秋翔とイルミネーションを眺めていた。


     「鼻真っ赤じゃんお前」
     「あー、どうにかなるかなって思って」


     馬鹿かお前と呟いた秋翔に、「お前が言うな」と返そうとする。



     首元にふんわりと何かを感じた。





     マフラーだ。秋翔がいつも付けてる。




    「…え、これ秋翔のじゃん凍え死ぬよ!?」
    「好きな女寒そうなのにほっとく奴居ねぇよ」


     その言葉で顔を上げる。


     「……うわ、しくった」


     私の髪をくしゃくしゃに荒らした彼の耳は、少し赤くて。





     「…マジで大切なことは、25日に伝えるから空けとけ」




     言われることの想定がついた私は、こくんと顔を赤くして頷いた。

    きゅん

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  3. 「未来(みらい)ちゃーーーーーん!」


     メッセージの返信をしていた私、黒澤 未来(くろさわ みらい)が顔を上げる。


     「ごめん、待った?僕の友達が惚気話始めててさぁ」



     先輩と会いたくて抜けてきたの、とあざとく言う晴多(はるた)くんの頭を小突く。

    「ほんと調子良いね」と笑い返せば、にひひと幸せそうに微笑み返す。


     「先輩今日は僕の家来ます?お菓子作り」
     「行こうかな、特に予定無いし」
     「ほんと!?」



     この感じが憎めない。脳と体が一直線に繋がってる感じ。




     そう思いながら「ほんとだよ」と返すと、晴多くんは大喜びで後ろからハグをしてきた。



     「こら、離れなさい」
     「へへ、はぁい」


     ……これも憎めない、っていうかドキドキしたのは、内緒にしとこう。


          ______________

    自作小説から引っ張ってきた小ネタです。

    きゅん

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