ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「雫、俺彼女できたから」

    登校中、朝の挨拶と同じような軽さで告げられたその言葉に、私の頭は金槌で殴られたように真っ白になった。
    でも、
    「へぇ。良かったじゃん」

    平静を装いながら言った…はずだった。でも心は付いていっていないようで、涙が溢れた。

    拓は慌てふためき、
    「雫、どうした!?具合でも悪いのか?」

    そんな拓の優しさに心が痛む。
    違うよ、ただ私は……。
    でも迷惑をかけるわけにはいかない。

    「私花粉症で涙めっちゃ出るんだよね」
    「そうか、?なら、いいけど…。何かあったら1番に俺に言えよ?」

    へぇー、1番に、ね。
    ごめんね、拓。

    「拓!私が言いたかったこと、1番に拓に言っていい?私ね、ずっと拓のことが…」
    そう言いかけて辞めた。

    今告げるのは迷惑だろう。

    でもねこの気持ちは君に1番に言うからね!

    きゅん

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  3. 「あの…好きです!付き合ってください!」

    そんな定番の告白台詞を言っているのは、残念ながら私ではない。

    私もいつか幼なじみの廉に告白したいな、などと考えていた。

    告白するなんて勇気のある女の子だな、そう思い告白を覗き見てみる。


    「え…?」

    悪い夢を見ているようだった。
    告白している女の子の前に立っているのは幼なじみの廉だった。

    なんで廉なの?嘘でしょ。。
    え…それであいつの返事は?

    後悔してもしきれなかった。あいつはOKを出したのだ。

    私は幼なじみという関係に甘えて何もしてこなかった。きっとバチが当たったんだ。

    そう考えながらよれよれ家に帰っていた。
    すると後ろから廉が追いついてきて
    「また明日!気をつけて帰れよ」
    そう言ってくれた。

    好きだと思った。

    彼女ができても、私のあいつを想う気持ちは変わらない。
    ごめんね、今はまだ好きでいさせて。

    きゅん

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