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  2. うーーん

    私は思い切り伸びて、寝っ転がる。

    真っ青な空、雲ひとつなくてとても綺麗。

    私はこの時間この場所が好き。

    私には時間が残されてないんだ。

    空を見つめ目を閉じると、一粒の水が目から頰に沿って流れ落ちる。

    「結彩(ゆさ)」

    どこからか私を呼ぶ優しい声が聞こえた。

    「またここにいたの?探したよ」

    「漣(れん)、どうしたの?」

    「結彩といたくて、来た」

    漣は1年前からずっと私を想ってくれている

    私も漣のこと好き。
    でも、私は答えられない。

    私は生まれつき体が弱く、白血病を患っている。

    私には生きていられる時間が僅かにしか残されてない。

    「結彩は空が好きだな」

    「うん、心が軽くなるの」

    漣は優しい、出逢えて良かったと思うよ

    「結彩、好きだよ」

    私も。


    私はしばらくしてこの世界からいなくなった

    漣、ごめんね。
    あなたが大好きだから、幸せになって。

    きゅん

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  3. 「空(そら)!」

    私は大好きな人の名前を呼びながら
    心臓をバクバクと鳴らし近づく。

    「こんなとこに呼び出してなんだ?」

    空は眠そうに言いながらもトントンと
    自分が座る隣を指で叩き、招く。

    私は息を上げながらも空の隣に座る。

    そして、手に持っていたピンクの箱を
    優しくギュッと持ち、勇気を出して…

    「あのね、空!私、空にチョコを作って
    きたの…貰って、くれますか?」

    すると空は

    すっと手を差し出し、私の手にあった箱
    は空の手の中へ。

    「今年からはお前のしか貰わないから。」

    そう言い、耳が少し赤くなる空を見た私は
    初めて見る空の姿にまた惚れてしまう。

    「空、大好き!!」

    「俺も。」

    私たちの特別な日。高校二年生の時。

    三年前の出来事、ずっと忘れないバレンタイン。

    今も私の隣に空がいて、2人で笑ってチョコを食べるんだ。


    チョコは魔法の食べ物。

    きゅん

    3

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