ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 9件ヒットしました

  2. 「ナイスシュート!凛太郎」




    男子と合同練習。やはり強い!




    その中でもひときわめだっているのは、やっぱり...凛太郎。




    でも、今日はいつもよりキツそう。



    「はぁ、はぁっ...」



    プレーもちょっと雑かも。




    ...もしかして、風邪?



    最近毎日練習してて...自主練も。



    無理してたんだ...




    「凛太郎!顔赤いけど...大丈夫?」




    壁にもたれかかってしゃがんでいる、凛太郎が赤い顔を上げた。




    「...大丈夫」




    「全然大丈夫じゃないじゃん。ほらっ、おでこ熱いもん」




    あれ、さっきより顔赤くなった?




    「ね?保健室行こう」




    「お前のせいで、さっきより暑くなったじゃん...」




    ぼそっと呟いて...顔をそらして恥ずかしそうに顔を隠した凛太郎が...なんでだろう。私まで暑くなってきちゃったよ...

    きゅん

    2

    riyさんをフォロー

    通報する

  3. 「ねぇ、克哉は願い事なに?」


    どこまでも続いている星空の下、克哉とふたり。


    「逆に夏希は何て書いたの?」


    色とりどりの短冊があちこちにぶら下がっている。


    「えー、恥ずかしいよ」


    毎年、七夕の日の夜は克哉と、短冊飾ってたなぁ。


    「先に克哉の願いごと教えてよ」


    私が1年で1番好きな日。


    「…俺はね」


    克哉とふたりで七夕を過ごすのも、今日で最後。


    「また夏希とふたりで七夕を過ごせますように_____って」


    克哉、明日アメリカに引っ越しちゃうから…。


    「私はね」


    …これで、最後だもん。


    「私の気持ちが、克哉に伝わりますようにって」


    ああ、泣きそう。泣いちゃうよ。


    「俺、ずっと好きだった。夏希が…好きだった」


    あれ、克哉も泣いてるじゃん…。


    「好き…大好きっ…!」


    どこまでも続いている星空の下、ふたり唇を重ね合った。

    きゅん

    3

    riyさんをフォロー

    通報する

  4. 「昨日の資料を…」


    私は用事があって、保健室の若西先生の所にいる。

    …ホントは、他にもここにいる理由があるんだけど。



    「川上、お前ぼーっとして、大丈夫なのか?」
    「あっ、はい!大丈夫です」


    ちゃんと先生の話に集中しないといけないのに、どうしても先生の顔の方に目がいってしまう。


    「…俺の顔に何かついてる?」

    「いえっ、ついてません!」


    「じゃあ、何でさっきから俺の顔ばっか見てんだ?」

    「…」

    「顔赤いぞ?熱があるんじゃないか?」

    見つめないでください!!


    「無理しちゃダメだ。しんどいんだろ?」


    もう無理ですっ!!


    「ほら、こっちおいで」

    「…はい…」


    近すぎっ!


    …チュッ


    「熱は無いね、良かった。でも何で顔赤いんだ?」

    「…先生!好きですっ!!」


    その後、いじわるな先生に、夜になるまで帰して貰えなくなる私でした。

    きゅん

    6

    riyさんをフォロー

    通報する

  5. 「…頭痛い」

    でも、テストあるんだった。どうしよう…。


    「香山、顔色悪いぞ」

    「…ちょっと頭痛がして」

    「大丈夫か?保健室で休んどけ」

    「…はい、すみません」


    ***


    ガラガラガラ…

    「失礼します」

    保健の先生居ない。


    「姉ちゃん?」
    「蓮也?」

    ベッドのカーテンから顔を出したのは、弟の蓮也。

    …でもホントは「姉弟以上の関係」なのは、2人だけのヒミツ。


    「どうしたんだよ?体調悪いのか?」

    「うん、頭痛くて…」

    「蓮也は?」
    「サボり中」

    ふーん。


    「ほら、こっちおいでよ」

    「…でも、ここ学校だよ…?」
    「大丈夫、カーテン閉めてるから」

    「…ちょっとだけだよ」

    近い…これじゃドキドキしてんのがバレちゃう。

    …蓮也の温かい手が私の頭を撫でる。


    「顔が赤いのは熱のせいじゃ無いよね」


    「…いじわる」


    学校でも容赦ない弟です。

    きゅん

    3

    riyさんをフォロー

    通報する

  6. 湊に浮気されてるかもしれない。


    最近、全く私に興味が無いような態度だから。


    それがもう1か月くらい続いてるし。


    …湊を問い詰めてやる。


    「湊!」


    きつい口調で話し掛ける。


    「何?急いでるんだけど」


    ダルそうな顔の湊。


    「ちょっといいかな?」


    ***

    「湊、浮気してない?」


    すると湊は、少し驚いた顔をした。


    「やっぱり。もういい、私たち別れ…」

    「ごめん」


    「今更何よ。浮気なんかしたのが」
    「違うんだ」

    「何が違うの!」

    やめて。もういいから、別れよう。


    「…誕生日プレゼント」

    唇が重なる。


    「…え?」


    …今日、私の誕生日だ。


    「誕生日に俺の溺愛をもっと味わって欲しかった」


    またキスを落とされる。


    「久しぶりの俺を味わって」


    「…いじわる」


    いじわるな彼氏の溺愛を、私はじっくりと味わったのだった。

    きゅん

    3

    riyさんをフォロー

    通報する

  7. 「…先生っ」


    「…」


    その上目遣い。涙目。


    余計に奪いたくなる。



    「離してください…こんな事したら…」


    「ダメだ。離してやんない。」


    壁にもたれてる彼女の手を押さえる。



    その唇。桃色の、柔らかい唇。


    「…ぁっ…ふぁっ」


    その漏れてる声も。我慢できないわ。



    「んぁッ…先生ぃっ」


    「…何だよ」


    「っん…ダメ…です…」


    このまま、お前を持って帰りたい。



    「離さないから」


    「ふぁ…何で…?」



    ホントに、可愛すぎだろ。
    その割には無防備なんだよ。
    だから他の男には触らせられない。


    「先生…怒ってる…んですか…?」


    心配するような目。

    あぁ。


    「…怒ってる」
    「お前が可愛すぎるからだよ」


    ニコッと笑った彼女は細い声で言った。


    「先生…好き」


    フッ…


    「離さないからな」

    きゅん

    7

    riyさんをフォロー

    通報する

  8. 「わっ、私…蒼くんの事が、好…」
    「ごめん、俺こういうの苦手なんだよね。」

    顔色ひとつ変えずに、蒼くんはスタスタと去って行った。

    校舎裏にひとりぼっち。

    あぁ、私フラれたんだ。


    「…グスッ…」

    そう気付いた途端、涙が溢れてきた。

    「悔しい、なぁっ…初恋、だったのになぁっ…」

    彼の事を思えば思うほど、涙が溢れて止まらない。


    あぁ、もう帰ろうかな。ここにずっと居ても、意味ないしなぁ。


    「杏!」

    私の名前?後ろからだ…

    「槙島くん…?!」

    同じクラスの、槙島くん…

    「何で…?なんでここに居るの?」

    もしかして…告白してる所…

    「杏…だから、俺にしとけって言っただろ?」

    「なんで…何で槙島くんが…?」

    「お前が…傷付くのが嫌だから…」

    「えっ…?どういう、こと?」

    「…お前のことが、好きだから…」


    「うぁぁん!!」

    私は、槙島くんに抱きついた。

    きゅん

    3

    riyさんをフォロー

    通報する

  9. 「寝ちゃった…」


    放課後、「教室に残って、数学の勉強をするから教えてくれ」と言われたからここにいるのに。


    「…ふぁぁっ」

    俺まで眠くなってきた。愛心(あこ)をみてたら…。


    「愛心のこと…好きだよ、俺は」

    本人に言いたい、「好きだよ」と。


    でも、相手は生徒。こっちは教師。

    気持ちを伝えるのは簡単な事じゃない。


    「教師は…切ないな…」


    でも、今日は夢見心地だよ。ずっと愛心の寝顔をみてられる。


    「ふぁぁっ…もう…帰りなさい…暗いから…」

    眠い…寝ちゃおっかな。


    ♡♡♡


    「ふふっ、全部聞いてましたよ」

    先生が寝ちゃダメじゃないですかぁ?私はずっと寝てるフリをしてたんです。


    「私も、好きです…先生は知らないけど。私も…好きです」

    先生が起きてたら、この気持ちを伝えられたのになぁ。


    「先生が起きるまで、ずっと一緒ですね…」


    先生、大好き。

    きゅん

    2

    riyさんをフォロー

    通報する

  10. 「宮原先輩!せっかくだから、一緒に帰りませんか?」

    放課後、部活の後輩が声をかけてきた。1年生で…俺が片思いしてる奴。

    甘えん坊で、チビで…可愛い。

    「しょーがないな。いつも頑張ってる、ご褒美な」

    「いいんですか?!やったー!!」

    背が低いのにバスケ部に入って、頑張ってるよ。美月は。

    「先輩?」

    「なんだ?」

    「私のお願い、聞いてくれます?」

    「分かった、なんでも聞いてやるよ」

    好きな人の願いなら。

    「手…繋いでください…」

    …ギュッ…

    「あ、顔赤くなった。可愛い…」

    「えっ…先輩…?」

    ああ、声に出ちゃった。

    「もう、我慢できない」

    「せんぱ…い?」

    「俺の願いも…聞けよ…」

    「はい…」

    「美月のことが好きだ。俺と付き合え」

    「えっ…」

    「返事は?」

    「っ…はい!私も…」


    「覚悟しろよ」

    もう、離してやんないから。

    きゅん

    4

    riyさんをフォロー

    通報する

▲