ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 今日は1年に1回織姫と彦星が出逢える日。夜空に綺麗な天の川がかかって、天の川を好きな人と見る‥。

    「今日雨じゃん!!」
    傘をさしながら私は叫んだ。
    「てかそもそもお前彼氏いないからたとえ晴れてても天の川を好きな人とみるなんてできんよ。」
    「それはそうだけど‥。」
    「そういえばお願い事するん?」
    話しを切り替えるように大斗がいう。
    「彼氏ができますようにだよ。」
    「でも天の川が出ないから一緒に見れんな。」
    「天の川は見れなくてもいいの!好きな人の隣にいる事がなによりも幸せなんだから!」
    「じゃあさ」
    かなり溜めて大斗は言った。
    「俺は一緒に天の川見たかったって言ったらどうする?」
    「もちろん見るよ」
    「それってどういう関係で?」
    「友達」
    「あーもう!」
    急に大斗の顔が近づいてきて唇に何かが触れた。
    「俺はこういう意味で天の川見たいっていってるんだけど」

    七夕が雨でも悪くはないかな‥

    きゅん

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  3. クラス替え初日から友達づくりに失敗してしまった私は一人寂しく屋上で昼食を食べていた。
    「誰か隣にいたら嬉しいのになー」
    私は叶いそうにない言葉を一人で発する。
    「俺でもいいなら隣行くけど?」
    聞こえてきた声に思わず驚いて後ろを見ると男の子が入り口に立っていた。
    「誰ですか?」
    「俺は悠也。先に俺の領域に人がいるとは思わなかったけど。そんな君に問題ね。俺の領域に入ったらどうなると思う?」
    「さぁ?」
    「こうなるの。」
    ぐいっと手をひかれて悠也くんと抱きつく形に。顔の温度が一気に上昇していくのが自分でもわかった。私の顔を見た悠也くんは追い討ちをかけるように私の耳元で囁いた。
    「もしかしてさ、こんなことされるの初めて?」
    また顔が赤くなる。なんだろう、この気持ち。初めてだな。

    この気持ちが恋だと気づくのに時間がかかったのは内緒だけどね!

    きゅん

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  4. 「ねぇ、美希。」
    幼なじみの拓人と一緒に帰っている途中にふいに呼ばれた私は返事をしないかわりに顔を上げる。するとそこには耳まで真っ赤になっている拓人の姿があった。普段見ない光景に私は少し驚いた。
    「ちょっと、拓人どうしたの?熱あるの?めっちゃ顔赤いよ。」
    心配する私を無視して拓人は言葉を発する。
    「美希さ、俺のことどう思ってる?幼なじみ?仲のいい男友達?それとも・・・それ以上?」
    伏し目がちで聞いてくる拓人に動揺が隠せない。
    「それってどういう・・・」
    言葉を発しようとしたら発せられなかった。いや、正確には何か柔らかいものが私の唇を塞いでしまった。一瞬よく分からなかったけどすぐに理解して顔が赤くなっていく。
    「俺は美希のことはこんなふうに思ってるけど?美希は俺のことどう思ってる?」
    私は拓人にかがむように言って拓人の耳元で囁いた。

    これは私と拓人とが結ばれたある放課後のお話。

    きゅん

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