ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 俺には、可愛い可愛い幼なじみがいる。

    けど、あゆには好きな人がいるらしい。

    俺はこんなに好きなのに……。


    今日も一緒に登校する。

    誰にも渡したくない。でも気持ちを伝える勇気がでない。

    ただの意気地無しだ。

    「ねぇ、昴(すばる)。聞いてるの?」

    「え?あ、ごめん。何?」


    あゆは少し怒って背中を叩いた。


    こういうのでもドキドキしてしまう。


    「あっ、しん君だ‼」


    ……は?

    あゆは幼なじみの俺じゃなくて、俺の親友を好きなんだ。



    ……ウザいんだけど……。


    俺はあゆの両耳を俺の手で塞いだ。





    「好きだよ……。バーカ」



    そして聞こえないようにしてそう囁く。

    勇気のない俺にできるのはこれが精一杯。


    パッと手を離して靴箱へ向かう。



    「えっ?何て言ったの昴―!」


    俺の後ろをついてくるあゆ。




    次は、絶対聞こえるように言うから。

    きゅん

    3

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  3. いつも通りのお昼休憩。

    私は足早に生徒会室へと向かう。


    __コンコンッ


    ゆっくりとドアを開けるとソファーに座って手招きする凌駕先輩がいた。

    良かった。いた……。


    ホッ、と安心すると凌駕先輩の隣に座る。


    「今日は積極的だね。なんかあった?」


    私はううん、と首を横にふる。


    お昼休憩は学校で2人きりで過ごせる唯一の時間。


    凌駕先輩にその気はないだろうけど私は凌駕先輩が好き。

    いつか必ずこの気持ちを伝えるんだぁ。


    「相変わらず可愛いね」


    甘い声にドキッとする。

    告白までに心臓がもつかが心配です……。

    きゅん

    2

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  4. 事件の発端は一輝さんがうちの高校に転校してきてからはじめての席替え。


    私を含む女子全員が彼の隣の席を狙った。

    その時くじ運が良かった私は奇跡的に一輝さんは隣の席になった。


    そして今。


    毎回と言っていいほど一輝さんは教科書を忘れてくる。

    私にはわざとのようにしか見えない。


    今日も彼は教科書を忘れ、私の席に一輝さんの机をくっつけた。


    『教科書、わざと忘れてます?』

    私はノートに小さくかいた。

    それに気づいた一輝さんは耳元で「当たり前だろ」と呟いた。


    その声を聞いて私は異常なほど体温が上昇した。



    机の下ではもう1つの事件が。


    私の指は何かと絡まった。

    確認すると、ごつごつした大きな手。


    その瞬間、私は一輝さんと恋人繋ぎしていると理解。


    嬉しいという気持ちがこみ上げ、結局、一輝さんに逆らえないまま授業が終わるまで手を離せなかった。

    きゅん

    1

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  5. 教室から女の子が出ていったのを確認し、教室にはいった。


    「また告白?」


    そこには机に伏せていつもよりお疲れの亮。


    「正解。断んのめんどい」



    彼は椅子から立ち上がった。



    「俺さ、本命女子にまだチョコ貰えてねぇんだけど」


    亮に好きな人…。


    胸が少しチクリとした。


    「わ、私があげようか?」


    私は鞄から他の人のより豪華にラッピングされたチョコレートを取り出した。



    「マジ?貰うわ」



    言うんだ、好きだって…。


    「あのさ、亮…んんっっ////」


    私の口は、亮の口によって封じられた。



    「サンキュ。これで本命女子からチョコゲット‼」


    私はキスの意味を理解した。


    まさか、亮も私を好きってこと…?


    「なんだ?キスがもの足りねぇか?」



    えっっ?


    その瞬間私はまた彼に唇を奪われ、長い甘いキスをした。

    きゅん

    4

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  6. 「桐生さん‼‼」


    私は桐生さんに呼び出され、放課後校舎裏にやって来た。


    「おせぇんだよ明日葉」


    おぉ、いつもより不機嫌だなぁ…。



    「今日、倉庫に来い」



    えぇ?

    不良の…【酒呑】のたまり場に…?



    「嫌です!あんなに不良がいるのに…。あ、神社に来てよ‼」



    ギロッッ


    私はいつも通り睨まれた。


    ドンッ


    「俺に指図するつもりか?」


    背中に壁。

    逃げ場なし。


    いわゆる壁ドンなんだけど…。


    こんな脅し並みの壁ドンみたことないわ‼‼



    「来るよな…?」


    やっぱり、逆らえない…。


    「い、行きます…」


    桐生さんがニヤリと笑った気がした。



    「いい子だ」



    そう言うと彼は彼の唇と私の唇を優しく重ねた。

    きゅん

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