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  2. 入院している彼に会いに行った。



    「いよいよ明日だね。」


    彼は重い病気を抱えていて明日、手術を控えていた。




    「…うん。」




    やっぱ、緊張するのかな…





    生と死を決める事になるもんね。




    私がやっぱりここに居たら邪魔かな?




    一人の時間も必要だし…。





    私は座っていたパイプ椅子から立ち上がり



    「そろそろ帰るね。」




    そう言って帰ろうとしたその時、





    __パシッ!!





    彼に腕をつかまれ、



    「…まだ、ここに居て。」




    寂しそうに笑う君を見て心臓の高鳴りをおさえきれなくなった。

    きゅん

    4

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  3. クラスで人気者の篝月縢音(かがりつき かなと)。


    私はこの人が大嫌いだ。


    「縢音くん、また明日ね~!!」


    「うん、また明日ー!」

    学校では明るく振る舞う王子様的存在。



    しかし私の前のだと態度が大違い。



    「おい、ブス。」



    「だーかーら、私にも名前あるんだって!」



    「あー、いちいちうるさいな…」


    縢音くんは冷たい眼差しで私を見た。


    __ダンッ!!!



    私を教室の端に追い詰め、大きな音を立てて壁ドンをくらわせた。




    いつも顔近いんだってば……



    こんなやつ大嫌いだったのに…




    「お前は俺の言うことだけを聞いてれば良いんだよ。」





    どうしてこんなに心臓がうるさいの…?

    きゅん

    5

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  4. 「邪魔なんだよ、どけチビ…!」
    「あっ…。」

    しゃがんでいたから山上(やまがみ)くんの通り道を邪魔してしまったみたい。

    「ていうか、何してんだよ。」

    私の顔をのぞきこんできた。

    「…何だよ。」


    顔、近いよ……。



    「お弁当、持ってきたはずなのに消えちゃって」



    涙目で訴えかけた。


    「いつも仕事を頑張っているお母さんが作ってくれたものだから…」


    山上くんはフッと笑みを溢し自分の鞄をあさった。



    「…やるよ、俺の弁当。」


    「…え、でも山上くんは…?」


    「俺、腹減ってねぇし…、やる。」


    山上くんは首の後ろを手で触りながら顔を赤くした

    「あ、ありがと……」

    またフッと笑みを溢し、ゆっくりと立ち上がった。


    すると優しい手が私の頭にのり、髪の毛をくしゃくしゃされた。

    「…お前、優しいんだな。」


    冷たいと思ってたのに…


    あなたの方が優しいよ。

    きゅん

    5

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  5. 「眠いぃ……」


    テストが終了し、今回こそは良い成績を取ろうと頑張った。






    教室の一番後ろで窓側の席の私は





    夕暮れの太陽に照らされながら眠りにつこうとしたその時、



    __ガラッ。




    「…あ、こんなとこにいた。」



    幼馴染みの爽太(そうた)が私にゆっくりと近づいてきた。




    「早く帰ろうよ、要(かなめ)ちゃん。」



    「動きたくない……眠いの……」




    __ポンッ。



    「…え?」




    いつもそんな事してくれないのに。



    爽太は私の頭をポンポンしてくれた。






    爽太は私の耳元で囁いた。





    「…お疲れ、要。」
    「僕、要が頑張ってたの知ってるよ。」




    急にカッと顔が熱くなった。





    私はこんな君を知らない。







    いつも私に甘々な君が。

    きゅん

    6

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