ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 私たちは今日卒業を迎えた。

    好きな人、玲弥とも同じ大学ではあるけど、学部は違うだろうし離れ離れだ。

    最後に教室の様子を目に焼き付けたくて、1人教室に残っていた。

    「あ、七瀬か…」ほんのり顔を赤くした玲弥。

    「どうしたの?」

    「いや、お前に言いたいことあってさ…」

    「ん?」

    「バレたいんチョコもらったじゃん、お返ししたいけどもう卒業だから…」

    「お返しなんていいよ〜」

    「お返し渡したいから明後日会わね?」

    「それって、デート…」

    「そうだけど?」彼の顔は真っ赤だけど、私の顔はもっと赤いだろう。

    「好きだから、付き合って…?」
    普段は強気の彼は今だけ、少し自身がなさそうだった。

    「でも、大学一緒でも学部…」

    「同じだよ」
    なんで知ってるの?凄く嬉しい。

    「私も好き…だからよろしく…」

    「っしゃ!七瀬?」

    振り向いたら、彼は甘いキスをくれた。

    きゅん

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  3. 「だから〜、今日俺とカラオケ行かな〜い?」
    そう言ったのは、隣のクラスのチャラ男佐藤。

    「だ、か、ら!行かないって言ってるでしょ、しつこいな。私は帰ったら勉強するの!」
    航平と同じ大学に行くと決めたから、勉強を頑張るんだ。


    「いいじゃん〜?」肩を組まれ、さすがに不快感が募ってきた頃。
    「お前、何で俺の女に触ってるんだよ。」
    航平が来てくれた。

    「お前誰だし。」佐藤は言い返した。

    「こいつの彼氏だけど。」

    「へぇ〜?俺は信じないよ?」佐藤は航平を挑発した。航平は挑発するとまずいんだよ…

    「あ?お前俺の彼女に触っといて、なんだよその口の利き方。」

    航平は私にとっても深いキスをした。

    「これで信じた?俺大学生だから、目上の人にはきちんと敬語使いましょうね?」
    目が笑ってない彼の顔は怖い。

    「ちぇっ。」と言って逃げた佐藤。

    「航平大好き。」

    「俺も大好き。」

    きゅん

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  4. 「先輩……っ。ねえっ……んっ…」
    私は今、校舎裏でキスされている。
    私にキスしているのは、私がマネージャーをしているサッカー部の先輩、夏哉先輩。

    「…どうした…んですか?」
    私がそう言うとやっと先輩は唇を離してくれた。

    はあっ、と色っぽい息を私の髪にかけ、こう言った。

    「お前俺が好きなんじゃなかったの?
    勘違い?」好きな人にそんなこと聞かれたら返事はひとつしかないじゃん。

    「好きに決まってるじゃないですか。」

    私がそういえば、また先輩は私にキスをした。
    さっきより、もっと深く、甘いキス。

    「…先輩…!」キスをやめない先輩。

    「お前可愛すぎるんだよ。他の奴に取られないか心配だわ。」

    「大丈夫ですよ、私先輩のこと大好きですから。」

    そう言った瞬間に先輩は首に唇を這わせ、強く吸った。

    「先輩…?…何して……?」

    「痕。これで俺のってわかるだろ?」

    きゅん

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  5. 私の好きな人は後輩の泉くん。

    私と同じく水泳部で、特別扱いしてくれる彼に恋していた。

    ても泉くんはモテるしチャラいし、何しろ私は脈ナシだし…って諦めて見つめるだけの日々が続いた。
    そしてとうとう彼の1つ歳上の私は卒業を迎えた。

    今は卒業式が終わって、最後のお別れの時間。

    泉くんはどこかと気づいたら私は探していた。

    「先輩もしかして、俺探してる?」

    「え!?うん、まあ?最後だし挨拶ぐらいしたいなーって。」

    「ふーん、あ、俺先輩にプレゼントある!」

    「え!?なになに!?」
    好きな人からのプレゼントなんてとても嬉しい。
    「俺だよ。俺がプレゼント。」

    「先輩いつもすごい熱っぱい目で俺の事見てくるんだもん、好きだって気づくよ。」

    「バカ、好き。」恥ずかしくてそれしか言えなかった、

    「よく出来ました。」
    彼は、たくさんの生徒がいる中、私にとびきり甘いキスをくれた。

    きゅん

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  6. 今日はバレンタイン。私柊木遥は放課後、本命チョコを渡そうと教室で待っていた。

    ーガラガラー
    「あっ、柊木じゃん!どうした?お前帰宅部じゃね?」入ってきたのは私の好きな人、春川。

    「チョコ、渡す人がいて…」
    君に渡すなんて絶対に言えない。

    「へぇー。相田とか?最近は女子同士で渡すの流行ってるらしいな。」
    相田は私の友達、夏菜。

    「みんなにはもう渡したんだ。」

    「は?じゃあ、好きな奴に渡すってこと?」

    「え、うん…」

    「お前好きな奴いるんだ?」

    「…いるよ。じゃあ、もう行くね…」
    本当は渡したかったけど、いざ彼を前にすると緊張してしまって渡すのは無理だった。

    教室のドアに触れた時、春川が私の身体を包み込む。
    「俺じゃダメなの?俺遥のこと好きなんだけど。」

    「私も好きだよ、だからチョコ渡したかったの。」ついに言ってしまった…

    彼は私の肩を掴み、振り向かせ甘い甘いキスをした。

    きゅん

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  7. 私は体育の授業で手を痛めてしまい、途中で授業を抜け、保健室に来ていた。

    「失礼します…」
    と言ってみたものの保健の先生はいないみたいだった。

    「先輩?」とベットの方から聞こえた声。
    顔を覗かせたのは後輩の山田くんだった。

    「あれ、山田くん!またサボり?」

    「うーん、ちょっと風邪気味でさ。」
    確かに彼は普段はつけないマスクをしていた。
    「え、大丈夫?熱あるの?」

    「大丈夫じゃないかも…。先輩が抱きしめてくれたら治るかも笑」

    「えぇー?」好きな人からの頼みだから断るのも…

    「冗談だよ。先輩そんな真剣に考えなくても笑
    もしかして俺のこと好きだからそんなに迷ったの?」

    「なっ…!?そうだけど……」

    「先輩、俺もっと熱上がったんだけど?責任取ってよ?」

    次の瞬間マスク越しのキスが私に降ってきた。
    「先輩に風邪うつるから今はマスク越しだけど、次は直接するからね?」

    きゅん

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  8. 私、柴田優菜は、幼馴染で好きな人である陽翔に渡すチョコを作っている。

    「結構上手くできたな〜」




    「お、甘い匂い!優菜チョコ作ってる?」

    なぜかうちに入ってきた陽翔。

    「そうだけど、何?」

    「それ俺の?」

    「なんでそう思うの?」
    そうに決まっているのだけど。

    「だって優菜の1番は俺だろ?優菜が俺以外に作るわけない。」

    「いや〜?私にも好きな人いるし!!」
    ちょっと妬かせてみたくて言った言葉。

    「何?そいつが1番だって言うの?
    誰だよ?」
    グイグイ私の近くによって来て壁に押し付けられる私。

    「俺以外好きになるなよ。」

    私は必死に陽翔を押し返し、作っていたチョコを掴み陽翔の口に運ぶ。

    「何、これ俺の?」

    「そうだよ、そうに決まってるじゃん!
    陽翔以外好きになるわけない!」

    「そうなら早く言えよ。俺も大好きだ。」

    その言葉の後のキスは甘いチョコの味がした。

    きゅん

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  9. 隣にいるのは彼女で同居人の一葉。
    家で二人でのんびりしてる今。

    「一葉、お前今日俺のクラスの竹内と話してなかったか?仲良さそうだったよな?」

    「あ、竹内先輩て和翔のクラスメイトなんだ!」

    「え?知らなかったの?なのになんで仲良さそうに話してたんだよ?」

    「まあ、それはね、えっと〜」

    「まさかまた告白?」

    「あ、バレた?」

    「おい、先週も今週の火曜も告白されたばっかりなのに?お前可愛すぎるんだよ」
    本当だよ、可愛すぎるんだよ、男どもがうじゃうじゃ近づいてくる。

    「やられてばっかりじゃ、俺だって気分悪ぃ」

    「え、何和翔?」
    戸惑う一葉。

    俺は彼女の腰を引き、首元にキスを落とす。

    「え、なになに!?」

    「…ちゅっ 出来た。」

    「まさか、痕つけたの!?」

    「うん、これで俺のだって分かるだろ?」

    「バレたらどうするの!?」焦る一葉だけど。

    俺はその方が都合がいい。

    きゅん

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  10. 私は今、中学からの大親友、廉太郎の出てるバラエティー番組を見ているところ。

    廉太郎は高校に入った時に芸能界にスカウトされて、今では人気のイケメン俳優。

    テレビで彼を見ない日はないって言うぐらい。
    それなのに彼は毎日休まず学校に来ててすごいって思う。


    『廉太郎さん、高校生ですが、勉強との両立はどうですか?』

    「そうですね、難しいですが、毎日頑張っています。」

    『学校に休まず通う、というのはすごいと思いますが、なぜそれほど頑張れるのでしょうか?秘訣を教えて頂けますか?』

    「それはですね、学校に好きな子がいるからです。その子は中学から友達でその子に会えると思うと毎日頑張って学校に通えます。」

    スタジオから聞こえる悲鳴。

    これって私のことなのかな?
    恋愛対象として見たことはなかった。
    でも、こんなこと言われたら、意識しちゃうよ。

    ねえ、廉太郎。明日どんな顔をして君に会えばいい?

    きゅん

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  11. 今一緒に帰っているのは幼なじみの玲弥。

    私は高校に入ると同時になぜかスカウトされて今では女優をやっている。

    芸能活動が忙しくてあんまり学校に来る暇もない…

    だから、玲弥に会うのも久しぶりなんだ。



    「お前さ、少しは俺のことも考えたらどうなの?」
    私はあんまり会えないことに対して怒っているのかと思った。

    「もうすぐドラマ撮り終わるからさ、それまでの辛抱だからちょっと待ってて。」
    そう返した。

    「そうじゃなくて、」
    その次の言葉で私は固まった。

    「俺お前のこと好きだから、他の男とハグしたりキスしたりするの見るの耐えられないんだよ。」
    同時にキスをされる。


    「どんな俳優さんとハグしたりキスしたりしてもドキドキしないから。私がドキドキするのは玲弥だけだよ。」正直な気持ちを伝えたら。

    「お前可愛すぎ。」
    彼は私にたくさんのキスをした。

    きゅん

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  12. 「ねぇ、花香今日撮影疲れたから、キスして〜」

    そう言ってきたのは幼なじみの大人気俳優、葉風優。

    「ええー!無理無理!」
    こんなイケメンにキスするとかハードル高すぎ!
    それに好きな人に、彼氏に、そんなこと恥ずかしくて出来ないなんて思う。

    「え?俺のこと嫌いなの?」
    と涙目になりながら聞く優。

    「そんなわけないでしょ!大好きだよ」

    勢いで出てしまった言葉。

    「じゃあ、俺からするのはアリなんだな?
    断ったんだからお仕置だからな?」

    後ろから抱きしめられて、低い声で耳元で囁かれる。
    優に触れられてるところがどんどん熱くなる。

    その後キスをやめてくれなかったのは言うまでもない。

    ねぇ、みんなは知ってる?

    大人気俳優の葉風優は、

    幼なじみに甘えてること。

    たまにキャラが変わって、たくさんキスしてくること。

    これはきっと彼と私だけの秘密。

    きゅん

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  13. 俺、知ってるんだよ。

    お前が無理して別れを告げたこと。

    知ってるけど言えねぇんだ。

    本当は誰よりもお前が好きだって言いたい。

    でも、出来ない。

    俺はあいつを忘れられない。

    いい加減忘れなきゃいけねぇのは誰よりも分かってる。

    それに今はお前が大切だから、しっかりケジメをつけたいんだ。

    それまでちょっと待ってくれないか?

    俺がもう一度恋ができるようになるまで。

    こんな事言ったら飽きられるのかな?

    お前と笑い合えるようになるまで。

    もう少し待ってくれ。

    もう少ししたら君に好きって伝えるよ。

    きゅん

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  14. 先輩が卒業してもう10ヶ月近いですね。

    全然会えなくなっちゃったけど

    今でも好きです。

    もうすぐ先輩の高校の受験なんです。

    私頑張るから。

    受かって、同じ学校に行きたい。

    先輩が私のこと見てないのは知ってます。

    でも私諦められないの。

    高校入って今よりずっとずっと可愛くなって

    先輩のこと振り向かせて見せます。

    それまで待っててください。

    大好きな先輩。

    きゅん

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  15. 先輩もう分かってるから。

    あの人の事忘れられないんでしょ?

    今でも好きなんでしょ?

    だから、あの人のところに行ってください…

    私悲しくなんてないし、

    苦しくなんてないですから。

    先輩の好きな人は私じゃないって最初から知ってるから。

    だから、私の涙が溢れる前にあの人のところに行って。

    さようなら、大好きな先輩。

    きゅん

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  16. 「どうしたんですか先輩?放課後に呼び出して。」

    何故か私は生徒会の先輩に呼び出されていた。

    「もしかしてお説教ですか……?」

    怖い見た目の先輩だから、お説教ってこともあるかもしれない。

    「ちげーよ」

    「じゃあ?」

    「お前さ、放課後に教室に呼び出されるっていったらどんな理由か分かるだろ?」

    「シメられるんじゃないんですか?」

    「はあっー。」

    ため息をつかれてしまった。
    好きな人のため息とかつらいよ。

    「バカかよ。好きなんだよ。気づけ。」

    先輩の一言で私は固まってしまった。

    「先輩大好き。」

    私は先輩に抱きつく。

    「可愛すぎだろ。」

    これからの先輩との未来、楽しみだと思った。

    きゅん

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  17. クリスマスの日の放課後。

    駅のクリスマスツリーを俺は見る。

    「あいつは誰とみてるのかな……」

    俺がそう呟いた声は誰にも届かない。

    俺の好きなやつには好きなやつがいる。

    それは俺じゃない。


    いつもあいつを見てる俺は知ってる。

    楽しそうに好きなやつのことを話したり、

    好きなやつのためにおしゃれしたりしたりしていること。

    俺じゃダメか?

    お前の笑顔を俺に少しだけでもいいから見せてくれ。

    俺ならお前を笑わせられる。

    もう2年近くお前のこと見てるんだよ。

    好きだって、言わせてくれよ。

    きゅん

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  18. 2学期の終業式。

    明日はクリスマス。

    先輩は誰と過ごすのかな?

    そう考えながら、3年2組の列を見る。

    安藤先輩は今日もかっこよかった。

    対面式の日に一目惚れしてから、一年半と少し。

    たまにしか話せなくて、話せても緊張してしまって。

    もう、あと少しで先輩はいなくなっちゃうのに。

    先輩がどこの大学に行くのか私は知らない。

    クリスマスを誰と過ごすのかも。

    遠い存在だけど、先輩のことは誰よりも好き。



    校長先生の話を左から右に聞き流しながら、安藤先輩のことを見つめていた。

    先輩は不意にこっちを見て微笑んだ。


    私に微笑んだわけじゃない、そう思うけど、やっぱり期待しちゃうよ。

    来年、桜の花が散る前に……

    君に、好きって言いたい。

    きゅん

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  19. 「和葉先輩!」

    「あ、泉吹くん!」
    私の好きな後輩の彼。
    まだ気持ちは伝えられていない。
    もう3年生だから、そろそろ伝えたいとは思ってるんだけど、泉吹くんはモテるからな……

    「5組の佐藤先輩とクリスマスデートするってほんと?」
    すごく不機嫌そうな顔をする彼。

    「え、?」
    彼は私を後ろから抱きしめた。

    「なんでほかの男と行くの?俺じゃダメ?」
    耳元で低い声で囁かれて、思わずドキドキしてしまう。

    「誰ともデートしないよ?」

    「え?じゃ、俺勘違いして、勝手に嫉妬してた?」

    「え、嫉妬、?」

    「だって俺先輩のこと好きだから。」

    「だって私先輩だよ?もうすぐ卒業するよ?」

    「卒業したって、関係ないよ。
    俺はずっと和葉の隣にいるから。」

    私は思わず彼を抱きしめた。

    「このままで終わると思ってる?」
    彼から何回も何回もキスをされる。

    2人が幸せなクリスマスを迎えるのはもうすぐ。

    きゅん

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  20. 1歳上の幼なじみ蒼ちゃんはもう高三。

    彼は頭がいいから東京の大学に行ってしまう。

    だから、これが蒼ちゃんと過ごす最後のクリスマス。

    大学生になったら、もう今までみたいには会えないと思うから。


    「イルミネーションキレイだなー!
    結局今年も夏菜と過ごすクリスマスになったな。」

    「なに?蒼ちゃんは嫌なの?」

    蒼ちゃんは私の気持ちに全然気付かない…
    私は中学生の時から好きなのに……

    「全然。むしろ嬉しい。
    でもこれが最後か〜。寂しくなるな。」

    最後、なんて言わないでよ。
    私はずっと一緒にいたいよ……

    「離れてもたまに会いに来てやるから。」
    蒼ちゃんは私の頭を撫でる。

    「絶対だよ?」

    蒼ちゃん、会えないなんて寂しいよ。
    蒼ちゃんは私のことなんて好きじゃないと思うけど、私は大好き。

    あと、数ヶ月だけだから、

    そしたら諦めるから

    もう少しだけ、私に夢を見させて……

    きゅん

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  21. 「もうクリスマスだね、瞬」

    「だなー」

    「今年もクリぼっちなの誰だ?」

    「お前だろ、玲奈。」



    「瞬は誰か一緒に過ごす人いるの?」

    「まだ決まってない。でも、一緒に過ごしたいと思ってる奴いるけど、無理そうかもな。だから多分1人。」

    瞬が誰とも過ごさないなら、一緒に過ごそうかな…なんて。

    「お前誰も一緒に過ごす人いないなら、俺と過ごさねー?」

    「もう、瞬!私がクリぼっちだからって気遣わなくていいんだよ!」

    「違うよ。」

    「俺はお前と過ごしたい。お前じゃなきゃ嫌だ。」

    「そんなに私のことが好きー?」

    「うん。」彼は珍しく真面目に言った。

    「え?」

    「俺はずっと前から玲奈のこと好きだから。」

    「返事は急がないから…」

    「う、うん。前向きに考えます。」

    そう言ったけど、もう答えは決まっているのかもしれない…

    きゅん

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