ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 5件ヒットしました

  2. 体育館に忘れ物を取りに来たら、すごい強烈な音が響いてきた。



    「っしゃあ!」


    「先生、手加減してくださいよー!」


    「手加減するわけねぇだろ。」



    吉岡先生だ…、とドキッと胸が鳴る。
    先生のプレーに、凛々しい姿に見惚れていると、目が合った。



    「吉岡先生?どこ行くんすか。」


    「ん?ちょっと。」



    あ、こっちに向かってくる…。



    「どうしたの?」


    「ちょっと、忘れ物を取りに。先生は?」


    「ゲーム形式でやってんだ。先生達VS部員達。面白そうだろ?」



    楽しそうに笑った吉岡先生はポン、と私の頭に触れた。



    「見てて?飛田さんの心も、先生が打ち抜くから。なーんてね。」



    もう、先生には私の心打ち抜かれてるよ。
    なんて、言わないけど…。



    「…俺だけ見てて。」



    コソッ、と耳打ちされ、顔が熱い。
    ホント…初めてだよ。こんな気持ちになるなんて。

    きゅん

    0

    スィートポテト‪‪❤さんをフォロー

    通報する

  3. 「先生、お久しぶりですっ!」


    「久しぶり。相変わらず元気だね。…で、先生に何か用?」



    先生に会いに来て、わざわざ図書室まで来たのは、チョコを渡すためだ。
    手作りの本命チョコ。



    「これ…チョコです。どうせ、先生今年も彼女いませんよね。」


    「うるせー、余計なお世話だ。」



    そんなことを言いつつ、先生はチョコを受け取ってくれた。
    …言うなら、今、だよね。




    「先生っ、私っ…」



    ずっと好きです、そう言おうとした。
    でも…。



    ーぎゅっ。



    「…俺から言わせて。」



    耳元で聞こえる、低くて耳心地のいい柔らかな声。
    …心臓が、やばい。



    「…俺、飛田さんのことが好きだ。」


    「私も…です。」


    「…じゃあ…今日から、俺の彼女な、…結桜。」



    ニヤリと笑う先生。
    対して私は…急な下の名前呼びに顔を赤くしていた…。

    きゅん

    6

    スィートポテト‪‪❤さんをフォロー

    通報する

  4. 「…で、何?」


    「あ、あのねっ、私…。」



    あぁ、やばいよ…緊張がすごい。
    今日はバレンタインデー…では無いけど、そういう時期だから、告白しようと、本命チョコまでこっそりと持ってきたのだ。
    この男…汐恩は、モテるから…私が一番最初に渡したいし。



    「私、汐恩のことが好きなの!」


    「…は?」


    「えっと…これ、チョコブラウニー作ったんだけど…受け取ってほしいの。」


    「俺、甘いの嫌いなんだけど。」



    あ…迷惑だったかも…。



    「でも、もらう。…好きな女からもらえるんだし?」



    今、すごいこと言われなかった?
    え?好き…って言った、よね?



    「何その顔。」


    「だって、夢かと…。」


    「んじゃ、夢じゃないこと、証明してあげる。」



    汐恩はそう言うと、優しく私にキスをした。



    「夢なんかにしてたまるかよ。俺は…萌乃のことが好きだ。」

    きゅん

    4

    スィートポテト‪‪❤さんをフォロー

    通報する

  5. 「はぁ〜…」


    今日は、クリスマスっていうのに、なんで学校に来させられてるのか。


    ようやく終わった、卒業文集の下書き。
    受験勉強なんて忘れて、机に突っ伏していると、ドアが開く音がした。


    「まだいたのか。」


    「先生…終わりました。」


    「…そんな拗ねたような顔、するなよ。ほら、クリスマスプレゼント。」



    そう言って、先生は可愛いラッピングが施された小さな袋を私にくれた。もしかして、これ…


    「先生が、買ってきてくれたんですか?」


    「…んだよ、その顔。貰い物だ、貰い物。それ、先生はいらないけど、お前なら使うだろ?」


    そう言ってそっぽを向いた先生は、少し赤くなってて。
    可愛いなぁ、なんて…おもった。


    「ありがとうございますっ。嬉しいです。」


    「…風邪、ひくなよ?」


    先生は微かに微笑んで、教室を出た。



    私が先生に告白するのは、もう少しあとのお話。

    きゅん

    10

    スィートポテト‪‪❤さんをフォロー

    通報する

  6. (…今日もカッコイイなぁ)


    華麗にシュートを決めたのは、私の後輩の佐伯くんだ。
    2年生なのに、3年生を抜かしてエース的存在な彼は、ルックスもイケメンで、甘え上手だから、すごく女子にモテてる。


    私も、そんな彼に恋してる一人なんだけど…。
    佐伯くんは私を知ってるかどうかも危うい。


    「はぁ〜…。」


    「先輩、何ため息ついてるんですか?」


    ギュッ、といきなり後ろから抱きしめられ、ビックリして振り向くと…甘い笑顔の佐伯くんが。


    「う、ううん、気にしないで。」


    「気にしないでと言われましても。
    気になるに決まってるじゃないですか?だって俺、先輩のことが好きなんですから。」


    佐伯くんはそれだけ言うと、チュ、と頬にキスをして、私から離れた。



    「先輩、ちゃんと俺の事、見ててくださいね。」

    きゅん

    4

    スィートポテト‪‪❤さんをフォロー

    通報する

▲