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  2. 誰もいなくなった、茜色に染まる教室にひとり。


    今日は年にいちどの七夕。


    短冊に自分の願いを書き、笹の葉に結ぶ。


    …なんて、恒例の行事よね。


    わたしの願い。


    いま手にある黄色い短冊を見つめて、じっと考える。


    でも…どんなに時間をかけて考えたとしても、浮かんでくる願いはひとつだけ。


    それは──…、


    〝もういちど、彼のとなりにいたい〟


    年にいちどだけ再会を許される織姫と彦星のように、もういちど…もういちどだけ、彼に会いたい。


    ただ、それだけなの…


    そんな切なるわたしの願いを、叶えてくれますか──…?

    きゅん

    4

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