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  2. *不良が怖い彼氏。

    「おい、お前」
    颯大は呼ばれて振り向くと、

    ガラのわるい ふりょうがあらわれた!

    要するに、不良のレッテルが良く似合う様な男子生徒が僕を呼び止めた。
    ──どうしよう。怖い。何か僕、恨み買ったかな?
    「おい、黙ってんじゃねえ」
    「な、なんでしょうか」
    「お前、氷室と付き合ってんのか?」
    ⋯⋯読めない。
    氷室は僕の彼女で間違い無いのだが、この聞き方は⋯⋯もしかして、氷室を狙っているのか? それは無理なお願いである。
    「そうですが⋯⋯」
    「ふぅーん、そうなんだぁ」
    なにやら顔をにやけさせて僕の顔を見てきた。ぞわっと怖気付いたので、両腕で自分の胸と腹を抱き、1歩下がって、氷室はやらねぇよ、という殺意を込めた念を送っていると、
    「はははっ、違ぇよ、気になっただけだ、良いと思うし、応援するから、頑張れよ」
    と僕の肩を叩き、去っていった。
    ⋯⋯こ、怖かった⋯⋯でもいい人だった。

    きゅん

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  3. 『今度家来る?』
    『いいの?行く行く!』


    ⋯⋯来てしまった。
    凛乃は彼氏である日高颯大の家の前にいる。

    いや、颯大君が面白く無くても幻滅しない自信が私にはあるし、一緒にゲームをする事は約束している。親や兄弟は居ないみたいだし、1日中遊ぶ事にはなっているから、家で遊んだ後どこかに行くかも知れないし、そのまま家で色々するのかも⋯⋯。

    そこまで考えて凛乃は急に恥ずかしくなった。凛乃だって颯大と色々したいと思ってるし、ついでにお母さんが家を出る際ポーチを渡してきた。内容は何となく分かるから確認するのが恥ずかしかったけど、多分そういう事をするのだろう。

    ⋯⋯颯大君だってそういう事考えてるか分かんないんだけど、多分そういう事なんだろうから、期待に応えられるように頑張らなきゃ。

    ピーンポーン⋯⋯『はーい。あ、ちょっと待ってね!』

    よし、楽しみつつ、愛を育めるように頑張らなきゃ。

    きゅん

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  4. 今、氷室凛乃は彼である日高颯大と一緒に帰宅している。凛乃も颯大もあまり喋らないタイプなので、無言でも気まずくならない。つまらないかも知れないが、凛乃はいいカップルだと思う。
    ──颯大君かっこいいな。
    付き合って間も無い凛乃は颯大に、決して口には出さないが、ベタ惚れである。
    普段の冷静な凛乃とは裏腹に、その脳内は青春真っ盛りのJCと大差ない。
    ふと、颯大は急に立ち止まって、ボソッと何か言った。
    「どうしたの?」
    凛乃が聞くと、
    「いや、あそこに猫がいたから、可愛いなーって思って」
    颯大が指さした先には猫が2匹、じゃれていた。
    颯大は猫を見た後、凛乃をチラッと見て、少し頬を染めてうーんと唸った。
    凛乃が?と首を傾げると、「行くぞ」とぶっきらぼうな声と颯大の左手が差し出された。
    その後は言わずもがな。何度私を惚れさせたら気が済むのだろうか。抱き締めたくなった衝動を抑えただけでも褒めて頂きたい。

    きゅん

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  5. 私は自分の部屋のベッドに寝転がって、カップルがいちゃこらするだけの動画を見ていた。小鳥の様なキスからどんどん深くなっていき、しまいには舌を交わらせる。私はニヤニヤしながらそれを見ていた。
    ─日高君としたいなぁ。
    ふとそう思った。と、ピコンッとスマホから音がし、何かと見ると
    日高君
    『ねぇ、今いい?』
    と送られていた。
    ─ひ、日高君?!何で?
    日高君とキスする妄想をしていたので、これはもしかしてと思ったが、無い無いと戒め、
    『いいよ。どうしたの?』
    と返信する。
    と、私の顔が真っ赤に染まった。
    『潔く言うね。氷室さんが好きです。付き合って下さい』
    私は顔を蕩けさせて、足をバタバタさせていた。壁から「姉ちゃんうるさい!」と妹が言うが知ったことではない。私は、
    『もちろん!実は私も好きで、よろしくね』
    と送り、スマホを抱えて転がり、壁に激突して妹に壁を蹴り返されたが知ったことではない。

    きゅん

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  6. 「ねぇねぇ、氷室さん」
    「何かしら?」
    突然声を掛けて来たのは、確か、同じクラスの日高くんだ。顔は整っているのに加え、五月蝿くないので、私の評価は良い方だ。わざわざ話し掛けて何の用だと言う様に冷たく言う。
    「いや、どんな本読んでるのかなって」
    そんな事で⋯⋯と思ったが、断る理由も無いので「青春群像系の小説だけど」と答えた。
    「そうなんだ。僕も好きだよ」
    そう言って微笑んできた。流石に整った顔に目の前で微笑まれると、一応現役JCの私もクラっと来そうになるが、有り得ないと戒め、「そう」と答える。
    と、「もし良かったら、貸してくれるかな? 読んでみたいから」と言ってきた。
    流石に馴れ馴れし過ぎると思ったが、「いいよ。読み返していただけだし」と気付いたら口にしていた。
    「ほんと?!ありがとう!」
    と言う彼に本を渡すと、去っていった。
    やけに嬉しそうな彼を見送り、ふと、私の頬が熱いのに気付いた。

    きゅん

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  7. (男目線です。)

    授業が終わり、それぞれが各々のしたい事をし始める。

    僕もそれに倣い、1度伸びをして次の授業の用意をする。用意が出来たので、ぼーっと辺りを眺める。いつも通りの休み時間だ。

    ふと、伸びをしている女子が目に入った。彼女の名は氷室だ。怜悧にて孤高。騒がしくしない感じである。かけている眼鏡がそう言う。

    伸びている体勢なので、必然的に胸が強調され、何だか見てはいけない物を見てしまった感に駆られる。

    ふと、彼女が僕の方を見た。やべ。変な奴だと思われないかな⋯⋯。

    そんな心配も杞憂。彼女は俺に微笑みかけ、恥ずかしそうに顔を赤くして腕を下ろした。

    ⋯⋯は? 何こいつ。

    超可愛いんですけど。何が可愛いって抜けてる所を見られて恥ずかしがってるのが可愛い。なにそれ、今まで気付かなかった俺が嫌になる。

    それから彼女の魅力にどっぷりと嵌ってしまった。

    きゅん

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