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  2. 「り、凌くん!」
    「あっ、先輩……」
    凌くんは顔を真っ赤にして俯いた。
    昨日、凌くんからあのメッセージを受け取ってから、混乱してしまい既読無視をしてしまったのだ。
    「先輩、ごめんなさい……その、嫌でしたよね?気にしないでください!」
    凌くんは勢いよく顔を背ける。
    「ううん、嫌じゃないよ」
    私は、私は。凌くんのことが……
    「凌くん、私も好きだよ」
    「え……?」
    凌くんは掠れた声を洩らし、泣きそうな顔で私の顔を覗き込んだ。
    「本当、ですか……?」
    「もちろん」
    私も恥ずかしくなってきて俯いてしまう。
    「先輩、僕、優しくできないかもしれません」
    「え?」
    「先輩を、離したくないです。他の誰かに渡したくないです。」
    凌くんは真剣な顔をする。
    「それでも……良い、ですか……?」

    きゅん

    3

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  3. 凌くんになら、束縛されても良いかもしれない。
    ……私ってMなのかな?
    「良いよ」
    「それじゃあ覚悟しておいてくださいね?先輩」
    凌くんは小さく首をかしげて笑った。
    そして、静かに私から離れていった。


    放課後、私の部屋。

    携帯が鳴る。
    凌くんからだ。
    「はぁい」
    「先輩、明日空いてますか?」
    「うん、空いてるよ」
    「じゃあ、どこか遊びに行きませんか?」

    きゅん

    2

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  4. 「先輩っ!」
    振り向くと、後輩の凌くんがいた。
    走ってきたのか息があがっていて、頬がほんのり赤くなっている。
    「どうしたの、凌くん。大丈夫?」
    「は、はい!大丈夫、です」
    凌くんは深呼吸をする。
    そして、意を決したようにバッと顔を上げ、私と目を合わせる。
    「先輩。実は、僕……」
    凌くんはここまで言うと、自信がなさそうに口ごもり、俯く。
    「あ、後で個別にメッセージ送っても、良いですか……?」
    「あ、うん。良いけど……」
    「良かった。では……!」
    凌くんはパタパタと走っていった。

    -家-
    ピコンっ!
    凌くんからのメッセージだ。
    本文は
    『あしたは
    なにか
    たのしいこと
    がありそうな気がしま
    す。ありますよね、
    きっと。 』

    どういう意味だろう。取り敢えず私は『そうだね』と送った。
    返信は直ぐに来た。
    内容は、
    『縦に読んでください』
    縦に、読むと………。

    きゅん

    4

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