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もうすぐリレーなのに、はちまきを忘れて教室に取りに来た。
「あった!」
早く戻らなきゃ…
「何してるの?」
ドキッとして顔を上げるとそこにいたのは結瀬先生。
私が片想いしてる人。
「はちまきを忘れてしまって…」
「そうか。…付けてやろうか?貸して」
「え…?」
そう言うと先生ははちまきを取り上げて私の頭に巻き始めた。
こんなの、背中が緊張しちゃうよ…
誰もいない教室でドキドキと速い鼓動だけが聞こえている。
その時ふと、はちまきを結ぶ先生の手が止まった。
「なあ、咲原。…教師失格な事言ってもいいか?」
「へっ?」
な、なんだろう?
「咲原、お前の事が好きだ」
うそ…ホントに先生私のこと…?
「…センセ……私も…好きです」
真っ赤になりながら勇気を振り絞って言った。
「…それ、反則だろ。可愛すぎ。」
「えっ//」
そう言うと先生は私にキスをした。
「やっぱ教師失格だな、オレ」
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今日は体育祭。今は教員の借り物競走。
先生どうするんだろう…もし紙に“好きな人”とか書いてたら、まさか私を連れていくわけにはいかないだろうし。
何が書いてあっても私を選んでほしいけど…教師と生徒だもんね…
私は俯き手をギュッと握った。
その時ふっと手を掴まれて顔をあげるといつの間にか先生が!!
「行くぞ」
そう言うと私を引っ張って走り出す先生。
「ちょっ、待って先生っ」
嘘でしょ?こんなのヤバいよ、先生。
紙に何て書いてあったんだろう?
「ありました“可愛いもの”です」
先生の手に握られている紙には“可愛いもの”と書かれていた。それって…
「コレ」
そう言って先生が指さしたのは…
「シュシュ?」
ちょっとガッカリしていると先生が耳元でコッソリ囁いた。
「ホントはお前だよ、陽愛」
なっ//かぁあああっ!!!
真っ赤な顔の私を見て先生が更に囁く。
「ククッ。ほら、可愛い」
先生のばかっ//
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「西野の事好きなのか?」
誰もいない視聴覚室に先生の低い声が響く。
「何の事ですか?私が好きなのは先生だけです」
「髪…触らせてたのに?」
そう言って私の髪を触る先生…。
「あ、あれは…髪にゴミが付いてたから取ってくれただけで…」
「ふーん。それでも許せない、俺の陽愛に触れるなんて…」
そう言いながら私の顎をクイッと持ち上げる先生。
「あ、あのもう授業始まってるので行かないと…」
「授業なんてどうでもいい…」
そう言って先生は唇を重ねた。
「んんっ…先生…」
唇が離れると先生が耳元で言った。
「陽愛の全てを俺のものにしてしまいたい…」
「なっ//」
「狂ってるな、俺(笑)」
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放課後、私は数学準備室にいた。
「なんか怒ってる?」
ずっと不機嫌な私に先生が一言そうが聞いた。
「先生、今日何の日か分かってますか?」
「ホワイトデーだろ…それがどうかした?」
知ってるなら何でお返しくれないの?
冷たい先生に腹がたって悲しくて。
「もういいですっ」
私は先生に背を向けた。
すると今度は先生の優しい声が聞こえた。
「陽愛がほしいのってコレ?」
振り返ると先生の手には可愛いチョコが!先生はイタズラな笑みを浮かべている。
「もう、あるんじゃないですか。先生のイジワルきゃっ」
満面の笑みでチョコを受け取ろうとした私を先生はグイッと引き寄せた。
「もう一つあるんだけど?」
「もう一つ…?」
「コレ(チョコ)と…キスどっちがいい?」
なっ///
「ほら、言ってごらん」
そんなの…
「どっちも…ほしい///」
「お前、可愛すぎ」
そう言って先生はチョコと甘い甘いキスをくれました。
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放課後、私は数学準備室にいた。
先生にチョコを差し出す。先生は私の秘密の恋人。
「先生、チョコレートです。」
「お前の手作り?」
「はい。なので味は保証できないですけど」
先生はチョコを一つ口に入れた。
「どうですか?」
「…うまい」
そう言うと先生はもう一つチョコを頬張る。
良かった…でももう少し誉めてくれても…なんて思っていると、ありがとうなって頭を撫でられた。
そんなことで顔が赤くなってしまう私に、
「チョコも美味いけど……陽愛(ひな)も美味そうだな」
なんて言うから
「なっ何言ってるんですかっ。先生のばかっ」
「ククッ。お前可愛すぎ。」
更に真っ赤になってしまった。
先生のイジワル。でもそんな先生が…好き。
先生が私の髪を撫でる。
「先生が好きです…」
「知ってる。お前やっぱ可愛すぎ。」
そう言って唇を重ねる先生。
その甘いキスはチョコの味がした。
「俺も…好き」
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「アイドルなんてもうやめて。」
こんなこと言うつもりなんてなかった。でもつい口をついて出てしまった。
「はあ?何だよ急に。」
突然の私の発言に困惑している碧斗。
碧斗は人気アイドルで私の恋人。もちろん付き合っている事は内緒。
「何で?俺のこと応援してくれてたじゃん?」
「応援してるよ、でも…」
碧斗が夢を叶えてアイドルになった時は自分の事のように嬉しかったし、応援もしてた。でも、もう限界…
「なんか、碧斗遠くなったゃったよ。仕事仕事で全然会えないし。普通のカップルみたいにデートも出来ないし。いつか碧斗は私の事なんて忘れてしまいそうでこわい…」
「優愛…ごめん」
そう言って碧斗は私をギュッと抱きしめた。
「お前が嫌ならアイドルなんてやめたっていい。俺が一番大切なのは優愛、お前だから。」
「碧斗…」
碧斗の唇が私の唇に重なる。
私も一番大切なのは碧斗だよ…
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私の彼氏はイケメン俳優の蓮見理人。
今日は彼に頼まれて放課後の屋上でお芝居の練習に付き合っている。
「じゃあもう一回さっきの所から。」
「うん。」
「だから、俺じゃねぇつってんだろっ」
え、えーと、、、
「じっじゃあ、なな、何であんなところにいたの?」
「…」
あれ?次は彼のセリフなのにどうしたのかな?
私の演技下手すぎてやる気無くした?
と思っていたら突然彼の顔が近づいてきてキスされた。
こんなシーンあったっけ?
「ごめん。あんまり可愛いから我慢できなかった(笑)」
「なっ//」
「お前可愛すぎ」
「ばか…//」
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私の恋は絶対に叶わない恋ー。
放課後ー。私は家に帰りたくなくて一人教室に残っていた。
「はあ…」
暗くなった外を見て溜め息をつく。
「まだいたのか、結菜」
「先生!」
振り向くと担任の高宮先生がいた。
「今は二人だけだし、お義兄さんでいいよ(笑)」
「え?…うん…」
"お義兄さん"つまりこの人はお姉ちゃんの旦那さんで、そして私の大好きな人…。
「俺ももう帰るから一緒に帰ろう。玄関で待ってて。」
そう言って私の頭をぽんぽんってするお義兄さん。私は顔を赤くして頷く。
「じゃあ、すぐ行くから。」
そう言って教室を出ていくお義兄さん。
「待って!」
「どうした?」
ダメ…
「私…お義兄さんの事が…」
好き…
「…やっぱ何でもない…」出かかった言葉をギュッと飲み込む。
「何だよ、それ(笑)」
好き…そう言ったらお義兄さんを困らせてしまうから。
「だって、忘れたんだもん。」
今日も私は義妹を演じる…
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きゅんができる!
本当に解除しますか?