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  2. 「夕香、また、めまいで倒れたのか?」

    「はらだせんせ・・・。」

    「夕香は体が弱いんだからあんまり走るなって言ってるだろう」

    「ごめんなさい。でも私、思い切り走るのが好きなんです」

    「ほら、保健室へ行くぞ。おんぶしてやるから、おれの背中へ来い」

    「ありがとうございます」

    私はほんのりと薬の香りのする大好きな原田先生の背中の暖かさを一人じめして、白衣をぎゅっと右手で握りしめた。

    「私、いつも看病して下さる原田先生の事が好きです」

    「お前はまだ高校生だから頑張って勉強に励んでくれ。おれはずっと夕香が卒業するまで待っているからな」

    私の頬は紅く染まって、じんわりと涙があふれた。

    きゅん

    2

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