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  2. 「ううん…」

    昼休み、私は数学の宿題に頭を抱えていた。

    「xがyに…あれ?」

    「何してんの?」

    「え?」

    顔を上げると、目の前にイケメン男子の和樹が立っていた。

    「何って、宿題だけど。」

    「教えようか?」

    正直有難い。でも、流石に申し訳な…
    考え終わる前に、和樹は机の前の席にどかっと座った。

    「見せてみ?」

    いつになく真剣に、プリントを見た。その顔がかっこいいと思えて、少しどきっとした。

    「これな、このyをこうして…」

    ダメだ。全然頭に入ってこない。
    和樹がかっこいいと意識すると!ダメだ!私!

    「あ、わかった!」

    「よし、できたな!」

    最高の笑顔を向けた和樹は、私の頭に手を伸ばし、

    ふわっ

    髪に触れ、ぽんぽんと撫でた。

    今度は、少しどころじゃなくて、ものすごくドキドキした。
    顔が真っ赤になったのは言うまでもない。

    きゅん

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  3. 「なあ、そろそろ返事くれよ」
    「返事?なんのこと?」
    分かっている。この前の告白の返事。告白に関しては慣れている。だけど、今野には、簡単に返事をしてはいけない気がする…
    「分かってんだろ?」
    ブワッと強い風が吹いた。
    「わっ」
    スカートがめくれそうなのを抑えてしゃがんだ。すると、今野もしゃがんで、私に顔を近づけた。
    何?何をしようとしているの?!
    ドキドキして身構えていると、
    「もう一回、言うよ」
    耳元で、確かに今野の声が聞こえた。
    「好きだ。千代。付き合ってくれ」

    きゅん

    6

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