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  2. 「説明したいことがあるんじゃないかと思って」
    「えーと」
    「例えば昨日の放課後、校舎裏で俺以外の男と二人きりだったこととか」
    「あれは下駄箱に差出人不明の手紙が入っていたので、とりあえず書いてあった場所に行ってみたら、なんていうかその」
    「告白された、と」
    「・・・・・・そうです」

    はあ、と先輩は盛大な溜息をついて、あきれた声で呟いた。

    「馬鹿じゃないの」
    「そりゃ先輩よりは馬鹿ですけど」
    「危機管理能力もないし。一人で行くとか迂闊にもほどがある」
    「いざとなったら走って逃げればいいかなあって」
    「へえ」
    「先輩、目が怖い」
    「怒ってるからね」

    ぎゅう、と痛いくらいに掴まれた手首に視線を落とす。

    「俺がなんで怒ってるかわからないほど馬鹿じゃないだろ?」
    「分からないって言ったらどうするんですか」

    少し目を細めて、意地悪な顔をした先輩は、一言。


    「分かるまでお仕置き、かな?」

    きゅん

    12

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