ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「ミーナちゃん!今日遊ばない?」

    この声はチャラいことで有名の先輩だ。

    「無理です。」

    「毎日ダメって言われてる気がするんだけど。」

    「毎日無理です。」

    「えー。」

    早く諦めて欲しい。

    「ミナ。また絡まれてるの?」

    幼馴染みだ

    「絡んでるって酷いな。」

    「本当ですよね?暇つぶしでミナに絡んでますよね?」

    「暇つぶし?」

    先輩が無表情になった。

    「子供のお前に分からせてやるよ。」

    そう言うと教室に入ってきた先輩は、座っていた私の顔を先輩の顔がある上に向けさせた。

    「え?」

    「悪い。あまりしたくなかったけど。」

    小さい声でそうささやくと
    触れるだけの優しい唇を私に落とした。

    「な···。」

    私は先輩の目を逸らせない。

    「俺、好きな人以外にしないから。」

    クラスのみんなに聞こえるように言うと、私の手をひいて教室を出た。
    何も言えない幼馴染みの横を通り

    きゅん

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  3. 「せーんぱいっ!」

    「あ、ミナト君。」

    声をかけてきたのは後輩のミナト君だ。
    ミナト君は1年前から部活に入っていて私が担当をしている。

    「先輩。今日は何をするんですか?」

    「うーん。そろそろ担当が変わることだし応用をしようか。」

    「え!?変わる?」

    昔からこの部活は後輩の担当は1年おきに変わることになっている。

    「そうだよ。確か次はミクかな。ミクは私の友達だし、優しいから大丈夫だよ。」

    「そーですか。」

    ミナト君は複雑そうな顔をする。そして顔を上げると言った。

    「僕は先輩がいいです。先輩じゃないとダメなんです。」

    その時のミナト君は涙目で、訴えかけてる目はものすごくキレイだった。

    あれから3年。私は今、ミナトと付き合っている。あの時の恋の始まりは大切な思い出だ。

    きゅん

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  4. 「うわー、今日も暑いよねー。」

    ミナは美人さんだ。少し冷たい目をしている割に優しいから男子の人気であり女子の人気も高い。

    「ほんとだよー。」

    それに比べたら私はいたって普通だ。ミナはどうして私と仲良くしてくれるんだろう?

    「こんな日はアイスが食べたいね。」

    笑った顔のキャップ萌というのはこういうことをいうんだろう。女子なのにドキッとする。

    「う、うん。ほんとだね。」

    そういいながらクラスを見回すとケイと目が合った。ケイもイケメンと言われている1人だ。

    「ん?どうした?」

    不思議な顔もサマになるミナはすごい。

    「や、なんでもないよ。」

    ケイもミナを見ていたんだな。
    全く嫌になる。

    「私もモテたいなー。」

    「いきなりどうしたの?」

    「いや、ミナはすごいなって。」

    そう?って言う顔をするミナはきっと以外と天然だ。
    本当に完璧なんだから。

    「はぁー。」

    きゅん

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  5. 「あつーい。」

    私は歩きながらため息をついた。重い荷物のせいだ。隣を見ると幼馴染みの一弥がいた。
    一弥は私の横に並ぶとスルッと荷物をとって歩き出す。

    「あ、ありがとう。」

    いきなりのことに驚いて一弥をガン見してしていると、一弥が嫌な顔をした。

    「何?」

    「や、ビックリしただけ。」

    沈黙が続いたまま歩いていく。
    急に体が傾き、背中に体温を感じた。バックハグをされたのだ。
    いきなりのことに頭が追いつかない。

    「え、どうしたの?」

    とりあえず、頭を後ろに向け一弥に聞くと

    「車きただろ。たっく、あんま心配させんなよ。」

    確かに車が目の前を通りすぎて行った。
    しかし私はそれどころでない。
    ビックリしてなのか、急にドキドキしてとても心臓に悪い。

    「あ、ごめん。」

    そう言ってとりあえず一弥から離れる。

    「じゃ、行くぞ。」

    歩きだす一弥に私は不思議気な持ちのままついて行った。

    きゅん

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