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  1. 30件ヒットしました

  2. 「優佳」

    病院にて、入院している私の名前を呼ぶ、優しい声。

    「あっ、瑠衣……今日もありがと」
    「いや、気にすんなって」

    このイケメンは私の彼氏の瑠衣。

    気にすんな?そんなの、嘘に決まってる。

    最近部活でキャプテン任されたのに、私へのお見舞いばっかりでキャプテン降ろされそうなんでしょう?

    なのに、彼はクマのある顔でへらへらわらっていた。

    もうすぐ期末なのに、こうやって遊んでていいの?

    ねぇ、瑠衣。それ以上無理したら、瑠衣が壊れちゃうよ……?

    私はそんなことを言える訳もなく、沢山の言葉達を飲み込み笑顔を貼り付ける。

    「ぶははっ」

    でもね。

    君の笑顔には、やっぱり負けちゃうよ……

    きゅん

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  3. 「〜っく、」

    佐倉さん…何で卑怯な事が出来るんだろ。

    最近はいじめと取れる行動も見えてきた。
    もう、教室にいるのが辛い。
    いっそこのまま飛び越えちゃおっかな。
    そしたら楽に…なれるでしょう?

    -バンッ

    「はぁっ…はあ、山口!」
    「っ、森吉君?」

    何で森吉君が居るの?

    「おい…何してんだ!降りろよ!」

    私の体は無意識のうちにフェンスを越えようとしていた。

    森吉君はそんな私をそっと降ろしてくれる。
    その温もりが暖かくて安心した。

    「先生にはもう言った。佐倉は今校長室に居る」
    「え?森吉く…んっ」

    唇にフニっと柔らかな感触が伝わり、頭が真っ白になる。

    「も、森吉君…!?」
    「ごめんな…俺、山口のことずっと好きだったのに」

    「…っ」

    今度こそ我慢していた涙が零れた。

    「…っ、森吉君わた、しも!」

    そう言うと森吉君はふにゃっと笑って。

    「可愛い、山口」

    そう呟いた。

    きゅん

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  4. 「あー!智也、おっはよ!」

    前に居たクラスメートの智也に後ろから抱きつく。
    「うっ…ちょ、瑠璃、胸当たってるから」

    困ったようにそう言われるのももう慣れた。

    「やだなぁ、私と智也の間に男も女もないでしょ?」

    「…俺は、違うけどな」

    「はぁ?何が違うのよ?」

    智也は目を泳がせた後、私をスっと捉えてこう言ったんだ。

    「俺は、お前の事女として好きだから」

    「…っ、は、はぁ?どうしたの智也!分かった、まだ寝ぼけてんだ!」

    「寝ぼけてない、ホントの事だから。」

    そして智也は私の耳元でこう甘く囁いた…





    「俺、今からお前の事落としてみせるから。楽しみにしとけよ?」


    大丈夫です、智也さん。

    もう私…智也にドキドキしてるから。

    きゅん

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  5. 彼氏と別れて早1時間…
    私から振ったのに、何故か涙が…止まらない。

    だって、しょうがないじゃない…
    あの女…藤守さんに、脅されたんだから。
    今頃裕翔は、どうせ藤守さんと一緒に居るに違いない。
    私より女子力もあって、メイクは少し濃いけど可愛いから。
    だから、男子なんて嫌い。性悪女でもすぐにホイホイついて行くんだから。

    私には、もっと素敵な男の子がいるはず…
    するとお店の方からふわりといい匂いがして来た。

    ああ。この匂い。裕翔の香水の匂いに似てるわ。

    「…ぐすっ」

    すると今度は後ろからも香水の匂いがして来た。

    ふわん…

    「はぁ…梨佳っ!何で別れるなんてっ」

    裕翔…息を切らしてまでここに来てくれたの?

    「うるさいっ近寄らないでよ!」
    「藤守に何か言われたんだろ?俺はあんな女の命令に従わない」

    「〜っ」

    バカ。気付くの遅いわよ。

    そう言い終わる前に、唇は重なっていた。

    きゅん

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  6. 今日は幼馴染の零斗と会えなくなって5年目の日

    今朝突然非通知メールで教室で待っとけって言われたんだ。

    多分…零斗だと思う。

    そんな感じが…私の心がそう、言っていた。

    でも、一向に来ない、誰も。

    時刻はもう5時。
    1時間も待ってるし、もう帰ろうかな…

    すると。

    -バンッ!

    零斗かと思って見ると、クラスの苦手系な男子。

    私は目を逸らして帰ろうとした、のに。

    何でこの男子は私を抱き締めてるの。

    「あの…な、何?」
    「莉音…」
    「!?」

    この人…私の名前、覚えてたんだ。

    「莉音…りぃちゃん…っ」
    「っ!りぃちゃん…って!」

    りぃちゃん。りぃちゃん、遊ぼうよ。
    幼い頃の零斗はそう言ってたね。りぃちゃんって。

    涙が一筋頬を通る。

    「れい…と?」

    掠れた声が出て、その男子はコクリと頷く。

    そこで初めて気付いた。

    この人の名前は。

    酒本 零斗 だという事に。

    きゅん

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  7. 「美波先輩」
    「ん?あ、拓海君。どうしたの、3年廊下になんか来て」

    私の名を呼ぶ声がして振り返ると、部活の後輩君が立っていた。

    「ちょっと、美陽先輩に用がありまして」
    「あら、どうしたの?」

    拓海君は、すうっと息を吸ったかと思うと。

    「美波先輩の事が好きです!!」
    「はっ!?ちょ、拓海何言ってんだよ?」

    拓海君の友達も相当動揺してる。
    そりゃそうだ、私も動揺してるんだから。

    「えーと…拓海君、気持ちは嬉しいけどごめんね。」
    「そうすか。なら、こうすれば好きになって貰えますよね?」

    -チュ…

    「…!んんっ…たく…み…んっ」

    なになに、いきなりのディープキス!
    クラスメイトからも見られてるし!

    「どうすか?ドキドキ…しました、か?」

    -ドキンっ…

    「…うん」

    「これからよろしくお願いします、先輩」

    やっぱり拓海君には叶わない…

    きゅん

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  8. 「これからお世話になります、教育実習生の速水啓人です。」
    「えーっ、やば、カッコイイ!」

    クラスの女子が叫んでる中、私はただ呆然としていた。
    だって昔、片思いしたまま別れた幼馴染だから…

    「え?もしかして、美陽?」
    「け、啓人…うんっ、そうだよ!美陽だよ!」

    「まじ…?やべ、ちょー嬉しい」

    休み時間にそう言われて、私の体温は急上昇。
    やばいよ、啓人…

    私まだ、全然貴方のこと好き…

    「美陽…帰り、靴箱で待ってて」

    そう言われて、友達の誘いも断り靴箱で待っている事にした。

    「お待たせ」

    私服の啓人はラフでまた、好きになりそうだった。

    「私…啓人の事、好きだよ…っ」
    「は…?」

    啓人の声がして、ああ、と思う。

    こんな事言ったら迷惑だね…

    「俺も、好きだった。ずっと物心ついた時から」
    「…っ、嘘だぁ」

    「ふふ、本当。俺と、付き合ってくれるか?」
    「もちろん…だよっ!」

    きゅん

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  9. 彪我君へ
    こんな形で伝える事になってごめんなさい。彪我君の悲しむ顔はこれ以上見たくなかったから。彪我君には、いつも助けてもらったね。本当にありがとう。そして、ごめんなさい。最期まであなたに病気の事、伝えられなかった。悲しむ貴方を見たくなかったから、なんて言い訳だよね。本当は彪我君のことじゃなくて、彪我君に嫌われたら怖いという思いから言えずにいました。
    こんなの、自分勝手だって思ってる。
    でも、私の声が出なくなる前に。私の目が見えなくなる前に。こうしてもう、字を書く事もできなくなる前に。私がこの世から消えてしまう前に。言わせて下さい。私は彪我君の事がずっと好きでした。でも彪我君だけは幸せになって。これが私の最期のわがまま。

    山縣 梨々香
    俺もだ、梨々香。

    「梨々香、愛してる」

    一生忘れない、梨々香の事。

    きゅん

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  10. 「夏華っ!」
    「…何」

    愛しい人の声がして振り返ると、冬樹が息を切らして立っていた。

    「お前突然別れるとか何なんだよ!」
    「ハァ?全部私の勝手。あんたに止められる筋合いはない」

    そう言うと冬樹は辛そうに顔を歪ませた。
    ああ、私はそんな顔をさせたいんじゃないの。

    「用が無いなら帰るわ」
    「…夏華」
    「っ、何してんの!!」

    後ろからハグされて、私の心臓はドコドコと鳴り出した。

    辞めて。そんな事したら、まだ決心出来てない心が揺らいじゃう___

    「俺、女だろうが男だろうが夏華の事守るから」
    「…っ」

    何だ、気付いてたんじゃない。
    なのに…何で涙が溢れてくるの。

    「遅いわよ……」
    「うん。ゴメンな…だから、もう一度やり直そう」

    わたしは冬樹の腕の中で頷いた。

    きゅん

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  11. 「っ、夏華!!」
    「何?」

    後ろから冬樹の声がして振り返る。冬樹は、息を切らしてそこに立っていた。

    「お前…別れるとか何なんだよ」
    「ハァ?全部私の勝手。あんたに止められる筋合いはない」

    そこまで言うと、辛そうに顔を歪ませる冬樹。
    ああ、私はそんな顔をさせたいんじゃないの。

    私、いじめられてるの、あなたのせいで。
    なのに…辛いはずなのに、冬樹が愛おしいの。

    「じゃあ、用が無いなら帰るわ」

    もうこれ以上冬樹を見ていたくなくてくるりと後ろを向いて、早歩きで逃げ出すように歩く。

    「夏華…」
    「ちょ、あんた何してんのよっ!」

    冬樹はバックハグして来た。
    駄目…そんな事、しないで。もっと好きになっちゃう…

    「俺、女だろうが男だろうが夏華の事守るから」
    何だ…気付いてたんじゃない。
    「…っ」

    何で…何で涙が込み上げてくるの。

    「だからもう一度、やり直そう」

    私はこくんと頷いた。

    きゅん

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  12. 「せーんぱーぁぁぁいい!!」
    「翔海君。どうしたの、そんな大声出して?」

    ガヤガヤとしている廊下。同級生もいっぱい居る2年廊下で、翔海君は爆弾発言をする。

    「俺っ、先輩の事好きなんです!!」

    -えっ嘘、あのイケメン君愛心の事好きだったんだぁ
    -ちょっと狙ってた…なんてね
    -やば、美男美女カップルの誕生じゃん?

    「か、翔海君。分かってるから!そんな皆の前で言わなくても!!」
    「あれ、知ってたんすか。なら尚更っすね」

    そう言い翔海君は私を壁へと押しやり、世間では壁ドンとか何とか言われてる物をされた。

    「かっ、翔海君///」
    「恥ずかしがってんすか?可愛いです、愛心先輩」

    ダメだ…

    この子には、負けた…

    だってもう、ドキドキしてる自分がいるから…

    きゅん

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  13. 「っ、廉先輩っ」
    「桜良?どうしたの」

    相変わらず今日も廉先輩はポーカーフェイス。
    そこがモテるから、彼女としては複雑な所だ。

    「ど、どうしたのって…」
    「!ごめん、俺が呼んだんだった」

    そーゆー抜けてる所も、好き。

    「はいっ。突然で悪いけど受け取って」
    そう言って出されたのは小さい箱。

    開けてと言われたから包みを綺麗に開けてゆく。

    「…わあっ」
    「それ、俺もつけてるから」

    先輩の右手の薬指には光るリングが。
    「つけてやるよ」

    そう言われて左手を差し出すと、ピンクの可愛いリングがピッタリと指に嵌った。

    「可愛い…」
    「っ、あ、そ」

    先輩…
    恥ずかしくなってそっぽを向いてるの、バレてますよ?

    そんな所も、好きだから…

    きゅん

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  14. 「ナイッサーでーす!」

    はぁ…
    今日も、何も出来ない…

    俺は幼馴染の優奈の事が好き過ぎてテニス部に所属したけど、隣のコートから見るだけ。
    まあ俺もテニス好きだし良いんだけど…

    優奈…
    自分がモテるってこと自覚してんのかな。いや、あの頭だと自覚してなさそう。

    「あ、瞬〜っ」
    「なんだよ」

    ヤバい、心臓止まるわ!
    顔近いって、優奈!

    「あ、あのね?えと、その…」
    「?」
    「す、スマッシュカッコよかったよ!」

    それだけ叫んで女子コートに戻って行ってしまった。

    え?か、カッコ…?

    俺ついに幻聴まで聞こえて来たのか。

    「おおい、瞬!お前優奈ちゃんが言ったの聞こえたか!?」
    「…やっぱ夢じゃないんだ」
    「そんな事言ってないで、ありがとくらい言いに行けよ!」

    そんな事…
    無理に決まってる。
    だってあっちもなんだか冷やかしてるし…

    ちょっと待て?
    これは…期待しても、良いんだよな?

    きゅん

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  15. 「あ、陽平!ちょっと早い」
    「あーごめん」

    私と幼馴染の陽平は伴奏が私、指揮が陽平になって必死に練習してる所。

    「桃菜ってそんなに伴奏上手だっけ」
    「む。失礼なっ」
    「あはは、ごめんごめん」

    やっぱり好きだな…
    多分幼稚園の頃から片想いかな。

    「…あれ」
    「どした?わかんなくなった?」

    ヤバ、分かんなくなった…

    「あ、そこは確か左手2番」
    「…ああ!ありがと、陽平っ」

    あれ。
    なんで陽平、そんな事知ってるの?

    「ねぇ、何で…」
    「…桃菜の力に少しでもなりたいから」

    陽平は赤くなった顔を隠すように私の頭をぐしゃぐしゃする。

    「えへへ。そっかぁ…ありがとう」
    「…おう」

    陽平…

    そんな事言われたら、調子狂っちゃう_

    きゅん

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  16. 「あの、陽?」
    「…」
    「ねぇ、陽ってば!」

    なんで私の幼馴染、陽は機嫌が悪いんだろ?
    何かしたかな、私。

    でも何かした覚えはないし、機嫌を治してくれないと陽とのペア発表が出来ない。

    「次、守屋君達のペア」
    やばい、回ってきちゃった!発表内容は演劇で、2人が恋に落ちるとか言う物。

    「梨紗、何であんな男と話してんだよ」
    そんな内容無かった…え、アドリブ?

    「ご、ごめん」
    「次俺以外の男と喋ってたら許さないから」

    ポスッ…
    「きゃぁぁ!」
    陽のファンの悲鳴がヤバい。

    な、何で陽は私の事抱き締めてるの!
    ハグってやつ!?

    そして、体を離しゆっくりと顔が近付いてくる。
    陽のピアスがチャリンと揺れた。

    それ…私があげたやつ。

    ちょっと待って!
    キスって…嘘でしょ?

    あと数ミリって所で先生がカット。

    「ちょっと!何であんな事…!」

    そう言った時陽の顔が真っ赤な事に気付いた。

    きゅん

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  17. 「あ、美咲先輩!おはようございます」
    「あら、将志君。おはよう」
    「朝から美咲先輩と登校出来るなんて夢見たいっす!」
    「ほーらそんな事言ってたらチャラ男に見えるわよ?」
    「マジすか、美咲先輩にだけはそんな事言われたくない…」

    ふふっ、何だか可愛い。

    将志君は、私がマネージャーを務めている陸部の後輩君だ。
    私は足を怪我してしまって走れないけど、どうにかして陸上に携わりたいと思ったんだ。

    それに、背が高いせいか実年齢より上に見られる事が殆どらしい。

    軽く180は越えてるのかしら?

    「せんぱーい」
    「ん?なぁに?」
    「口の端に、パン屑ついてます」
    「えっ!嘘!」

    やだ、恥ずかしい!

    すると。

    …くいっ

    「…んっ」

    それは、本当に一瞬だった。

    彼の唇と私の唇が。

    重なったのだ。

    周りからは悲鳴も聞こえる。

    「美咲先輩、好きです」

    そんな甘い声に私はドキッとしたんだ。

    きゅん

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  18. チャイムが鳴って私は友達と購買へダッシュ。
    そして無事にカレーパン、焼きそばパンにメロンパンを買って戻っている途中だった。

    「南って意外と食べるんだな?」
    「な、な、夏都先輩っ!」

    振り返るとそこには片想い中の夏都先輩が居た。

    「あ、あの、1ついります?」
    「んー、ありがと。でも、ね。」

    ……ドンッ。

    「「「きゃー!!!!」」」

    周りからの悲鳴が凄いなあ。
    ……でもなんでこの人は私に壁ドンしてんの!?

    「お前が欲しいな…なんつって!あははっ」
    「〜っ」

    一瞬にして私の顔はみるみる赤くなって行く。
    ねえ、先輩。

    なんでもないふうにケラケラ笑ってるけど。
    私より、顔真っ赤だと思います。

    先輩?

    これは、期待して……良いんですか?

    きゅん

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  19. 放課後。
    私は知らない誰かに手紙で校舎裏に呼び出された

    「あれ?呼び出したのって…君?」
    「あっ、君島。俺だよ」

    そこには、クラスでチャラ男と呼ばれている三浦君が居た。

    「俺さぁ、お前の事好きだから付き合ってよ」
    「えっ?ごめん…付き合ってる人居るから」

    校内でもかなり有名だと思うんだけどな…

    「俺を振るんだ」

    それだけ言って三浦君は私を押し倒して来た。

    「な、何すんの!」
    「彼氏に写真を見せつけるんだよ、ボケ」

    やだっ…怖い!

    すると_

    ガンッ…
    何かがぶつかったような音と共に悲鳴が聞こえて来た。

    「テメー何してんだよ?あ?」
    「さ、坂下…!」

    そこに息を切らして立っていたのは私の彼氏。

    「今度同じ事したら分かってんよな?俺、空手黒帯だから」

    三浦君は転がるように逃げて行った。

    「大丈夫か?梨々花」
    「ありがと」

    私の彼氏…結構ツンデレだけど私は大好き。

    きゅん

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  20. バタッ…

    「きゃー!ちょ、凜香!大丈夫!?」

    いけない…寝不足で、頭がふわふわする…

    ふわりっ…

    「俺が、連れてくから。先生に言っといてな」

    頭上で聞き慣れた声がして目を開くと幼馴染の翔が居た。

    重いのにっ…

    いつの間にこんなに大きくなったの、翔?

    もう意識がほとんど無いような状態で保健室に運ばれた。

    すうーっと吸い込まれるように意識が無くなった。

    「ねぇ…りんちゃん…?俺だって、男なんだからね。いつまでもりんちゃんの、弟じゃ無いよ…」

    翔のそんな言葉が聞こえたような気がした…

    きゅん

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  21. カリカリ…
    静かな美術室にお手本のリンゴをデッサンする音だけが響き渡る。
    何故か、私と学校イチモテる先輩と二人きりで。
    1見チャラチャラしてる見た目とは違って絵が凄く上手い。
    でも私の苦手なタイプだから早くデッサンを終わらせて一刻も早く帰りたかった。
    「きゃ…」
    私は焦り過ぎて筆を床にぶちまけてしまった。
    「ハイ、大丈夫?」
    それをさっと拾って私に笑顔を向けた先輩。
    「ありがとうございます…」
    何か意外だな。
    笑顔がこんなにも素敵だったなんて。
    って私なんて事考えてんの!するとその時だった
    -ゴロゴロッ!
    「きゃぁぁ!!」
    「うわ、こりゃ近くに落ちたな」
    私は昔から雷が大の苦手。
    もうヤダ…
    -ポンッ…
    「ちょ、先輩何してるんですか!?」
    「大丈夫だから。雷、苦手なんだろ?」
    頭をポンポンされながら、ぎゅっと抱き締めてくれた。
    先輩…見直しました。
    ねえ、先輩?
    好きになっても良いですか?

    きゅん

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