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  1. 7件ヒットしました

  2. 「たか君、どーしたの?」
    幼馴染兼恋人のたか君に呼び出された。

    「図書室で男に本取ってもらってたでしょ」
    「それが?」

    首を傾げると彼は『はぁ』とため息をつき、頭を抱える。

    「俺ってホント心狭いな…」

    そう言うと彼は本音をポツリと言い出した。

    「誰にもをマキに近づけたくない、
    頼るなら俺にしてほしい、けどそんなこと言ったら
    マキ、困るよな…だからどうしたらいいのかわかんなくて」

    落ち込む彼を見て、胸が苦しくなった。

    「たか君だけのものだよ?」

    精一杯の気持ちで抱きつく。

    「たか君以外に考えられないよ…。
    私だってヤキモチや束縛だってしちゃうし」
    「一応私も独占欲強めだよ…嫌い?」

    「ううん、むしろ嬉しいくらい」

    私たちはもう一回精一杯のハグをした。

    彼はとても心配性で優しい人だ。私にはもったいないくらいに。
    でもやっぱりそんな彼を独り占めにしたい。

    きゅん

    12

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  3. 「先生。まだ動いちゃだめですか?」
    「ごめんね、舞香さん。もう少しだから。」

    放課後、益井先生にモデルを頼まれた。先生が好きな私は断りきれなくて。


    「ねぇ先生、今まで告白された数は?」
    「うーんそうだな…覚えてないや。」

    数なんて覚えてないほど、だってことだ。きっと。

    「私が今好きだっていったら?」
    「嬉しいかな、もちろん。」

    こんな態度。先生は皆にこうだ。
    そういじけてると、先生が私に質問してきた。

    「じゃあさ逆に僕が舞香さんに好きっていったら?」
    「先生、また冗談を……。」
    「冗談だと思うんだ…。」

    最初はからかってると思ってた、だけど目つきは真剣で。

    「ごめん詰め寄りすぎたかな?」
    「もう、先生!出来たなら帰りますよ。」

    いすから立ち上がり帰ろうとすると

    「でも、さっきの質問の答え。ちゃんと考えてきてね。」

    とウィンクをしてきた。

    本気ですか、もしかして?

    きゅん

    5

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  4. 俺はみわが好きだ。

    でもみわは俺の事、幼馴染くらいにしか思ってないだろう。
    何より俺、みわより小せぇし。だけどあと2cmだ。
    そして俺が頭ぽんぽん、みわにしてやるんだ。

    「みわ、どうかしたか?」

    急に笑顔が消えたので聞いてしまった。

    「はるちゃん、大丈夫かなって……。」

    まただ。

    「大丈夫だよ。はるだってもう中学生だぞ。」
    「でっでも……。」

    みわの口から出る7割は、はるに関する事だ。

    特に俺と二人きりになると、はるの話しかしなくなる。
    奴に軽く嫉妬。

    _もっとみわの話聞きてぇのに。

    内心そう思ってる。けど伝えたら……。
    だめだ、爆発しそうだ。でも、

    「みわ!」

    そう呼ぶとみわはきょとんとこちらを見てくる。
    ぐぅぅ、可愛い。

    「俺はそれよりみわの話を聞きてぇよ…ダメか?」

    言ってみると、みわは「うん。」と顔を赤くして頷いた。
    やっぱり俺のみわは誰にも渡さねぇ。

    きゅん

    4

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  5. 家で読もうと思っていた本を教室に忘れたことに気づき、慌てて校庭から走って取りに行った。

     教室を覗くと、中では黒髪の三つ編みの女の子が大人しく掃除をしていて僕は感心した。

    確かあの子は同じクラスの新山うのさん。
    何故か分からないが、クラスでの彼女の評価はかなり悪い。
    でもあんな丁寧に仕事をやる子が悪い子にはみえない。

    気がついたら夢中でその子を見ていた。

    すると急に彼女がピクっと動いた。そのあと、突然後ろを振り向いて僕をじっと見つめてきた。何だろう。

    「この事、誰にも言わないで頂けますか。」

    そう言ってきた彼女の表情は何故か涙目で。

    「えっ何で?いいことじゃん。」
    「でも私がしてることバレたら、当番の子が……。」

    僕は驚いた。てっきり彼女は自分の仕事をしているのだと思っていたからだ。
    そう思ったとき、僕は彼女にとても興味を持った。

    でもこんなのは初めてだ、こんな感情は。

    きゅん

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  6. 幼馴染のはるちゃんが「用事がある。」と言って帰ってしまった。その様子は私たちは呆然と見ていた。

    「はる、行っちまったな。」

     幼馴染のげんが言う。

    「そうだね、私たち二人っきりだね……。二人っきり…っ!?」

     二人っきりだって!?
     げんと?いや無理無理っ!
     ずっとはるには黙っていたけれど、私はげんが好きだ。幼稚園の頃から片思いをしている。

     だからはるちゃんは何も悪くないけど……。

    「はるちゃんのバカ……。」

    と呟く。
     でもげんはずっと走り去ったはるちゃんの方を見ていた。

    _やっぱ、そうだよね。

     所詮叶わぬ恋だ。だけどやっぱり好きなものは好きなんだ。

    「ほれ、みわ。天草堂へ行くぞ?」

     げんは私の手を引いて、商店街の方へ歩き出した。

    「うん!私、あんパンにする!」
    「またかよ?」
    「いいのっ!おいしいから!」

     やっぱり不器用で優しいげんが好きだ。

    きゅん

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  7. サッカー部マネジャーをやっている私は現在皆の水筒に水を入れているのですが、と同時に同じ部のチャラい先輩に絡まれています。

    「りんちゃーん。お水を僕の口にくーださい。」
    「自分でやって下さい、柊麻先輩。」
    「相変わらずツンデレだね。」
    「殴りますよ。」

    そう言って離れようとするが「からかいすぎた、ごめん。」とついてくる。

    「柊麻先輩。いい加減はなれt…」
    と彼を叱ろうと後ろを向いた時、さっきのヘラヘラしか感じとは一転、真剣な顔つきで足ドンした。

    「じゃあさ俺があそこにシュート打てたらりんちゃんから飲ましてくれる?」
    「…それはずるいですっ!でっでもちゃんとそれで練習してくれるならいいですけど……。」
    「やったーーーー!!じゃあしてくるから見てて。」

    そう走ってグラウンド戻ってた先輩は見事にシュートを決めた。
    その時の先輩が一番カッコいいと思ったのは、まだ私だけの秘密で。

    きゅん

    6

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  8. 「真希、さっき集めた落ち葉捨ててきて大丈夫?」
    「…あっ、うん。ありがとう、お願いね。」

    そういうと彼は「ああ。」と言って、ゴミ捨て場に向かった。
    それを確認すると私は「はぁ」とため息をついて、ほうきを抱えたまましゃがみ込んだ。

    彼=幼馴染の綾人に昨日の帰り道でいきなり告白された。
    どうしたらいいのか分からなくなった私はそのまま「ありがとっ!それじゃ!」と言って、逃げてしまった。

    _もうっ、私のバカっ…!

    だが別にそれから綾人が昨日の告白について言ってくる事は無い。

    _もしかして、、、私の勘違いとか…?

    立ち上がって考えるのをやめようと思った時、後ろから抱きつかれた。
    ふわふわした綾人の髪の猫っ毛が頬に当たってくすぐったい。

    「言っとくけど、俺本気だよ
    あといつまでも大人しい犬だと思わないでね
    一応俺だってオオカミなんだから。」

    初めて彼を男の子って認識した瞬間だった。

    きゅん

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