ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「先輩!自己ベストです!」

    陸上部のマネージャーの私はストップウォッチを持ったままハルヤ先輩にかけよる。

    「よっしゃー!」

    先輩はガッツポーズをすると

    「サクラのおかげだな」

    笑顔で私の頭を撫でる。

    「ありがとうございます?」

    真っ赤になりながらお礼を言ったけど

    「ハルヤ先輩!」

    先輩は他の子に呼ばれて

    「んー?」

    先輩は私の頭から手を離してしまう。

    そうだ、騙されちゃいけない
    先輩は誰にだって優しいから
    私が特別なわけじゃない。
    分かってるよ…

    「よし、もう一本よろしく、サクラ」

    先輩がまた優しく頭を撫でて

    「やっ!」

    思わず避けてしまう

    「あの、ごめんなさい…」

    気まずくて1歩下がると

    「待って」

    手をつかまれる。

    「やめてください
    勘違いしちゃいます」

    私は先輩が好きだから

    「それ、勘違いじゃないし
    俺、サクラにしか触らないから」

    きゅん

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  3. 「がんばって〜」

    今日は球技大会

    私は彼氏のショウがいる男子バスケを応援してるんだけど

    「「きゃーショウくんがんばって〜」」

    ショウはモテるから他の子の声でかき消されてしまう

    「ショウがんばれー」

    私も声を出すけどショウは振り向いてくれない

    分かってる。ショウがクールだって。でも不安になる

    がんばれ、と言おうとしたけど、のどが弱い私はもう声が出ない

    ショウのシュートが決まり

    「「ショウくんナイス〜」」

    女の子たちが歓声をあげる

    ショウは仲間とハイタッチして
    私の目の前までやってきた

    「おまえの声がしないと寂しいんだけど」

    「もう声出ないよ」

    私がかすれた声で答えるとショウは小さな袋を取り出した
    よく見るとそれはのど飴で

    「なんで持ってるの?」

    「のど弱いだろ。
    おまえの応援ねーと、俺頑張れねぇから」

    ショウは私の頭をクシャッと撫でてコートに戻っていった。

    きゅん

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