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  1. 14件ヒットしました

  2. 「七夕の夜に、学校に行ってはいけないよ。七夕様に連れて行かれるからね。」

     翠が、七夕の夜に居なくなって、3年。忘れ物を取りに私は、学校に来ていた。
    屋上に行くと、神社が見える。今日は、7月7日。七夕祭りの日だ。
     ここに居ると、3年前の事を思い出す。七夕の夜、翠は学校で消えた。
     そんな事を考えていると、シャンッと背後で音がする。振り向くと、狐の面を被った高校生くらいの男の子が立っていた。恐怖で叫びそうになると、口を塞がれて耳元で彼がささやく。
    「静かにして?」
    その声は、翠だった。
    「翠!なんで?」
    「やっと会えた。ごめんな。」翠はそう言いなが、私の頭に手を置くと嬉しそうな顔をして、風と共に消えていった。

    きゅん

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  3. 「どうしたんだよ。こんな時間に...」

    彼、悠斗は言った。

    遅くに呼び出した事にイラだっているのだろう。

    「ごめんなさい。どうしても、今日中に言っておきたい事があって。」

    私が言うと、悠斗はため息を吐く。

    「私、明日にはもう...引っ越してると思うから。」

    そう言った時、悠斗は驚いた顔をした。

    「お前、なんで言わなかったんだ!」

    悠斗は、私の肩を揺らす。

    「さよならを言いたくなかったからだよ。好きな人に...」

    「由緒...ごめん。俺...」

    予想通りの返事だった。

    「分かってるよ。奈央が好きなんでしょ?」

    「!!」

    悠斗の驚いた顔をする。知ってるよ、悠斗の目がいつも奈央を追ってた事なんて...

    「悠斗。ありがと...これで、ここに思い残す事もないよ。じゃあね。」

    私は、教室を出た。唇を噛み締めて...

    さよなら、私の片思い

    きゅん

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  4. 「夏希...起きて」

    「ん〜」

    「夏希?夏希。」

    「う〜ん」

    「おーい」

    「んん。秋紀、うるさい。」

    「うるさいって言われてもな。」

    「秋紀?寝て良い?」

    「え?ダメって...寝てるし」

    「zzz」

    「ったく。仕方ないな。」クシャ

    秋紀は夏希の髪を撫でた。

    夏希の頬は少しだけ紅かった...

    きゅん

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  5. 「お、杏奈。」

    「兄さん。お待たせ!お昼食べた?」

    「いや、まだだけど?」

    「一緒に食べよう?」

    「ん。良いよ。」

    私の兄、川霧 悠太。私の好きな人...

    絶対に叶う事のない恋心。

    「お、美味い。また、上手くなった?」

    「エヘヘ。ありがとう。」

    そんな兄には、他校に彼女がいる。

    それを知った時に、

    「あぁ。そっかぁ」

    なんて開き直ってた。

    「あ、メールだ。」

    そう言って携帯を開く兄はどこか嬉しそうで、「あ、彼女か...」と思った。

    ニコニコした顔で楽しそうにメールを送る兄は幸せそうで...

    私なんかが好きになれない...

    さよなら。私の恋心...

    きゅん

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  6. 「ハァ。もう10年か...」

    先輩が居なくなってから10年経った。

    私は、学校の教師となった。

    「先輩。約束したじゃん。」

    「嘘、つき...」

    ポロポロと涙が出る。

    「おい!」

    「ん?」

    「こっちだよ。下だ!」

    「え?赤瀬先輩?」

    「正解。」

    「先輩!」

    タッタッタッタ

    「先輩!」

    ギュッ

    「おっと!久しぶりだな...」

    「先輩...先輩...赤瀬先輩...」

    「泣くなよ。」

    「だって...」

    「約束。守ったろ?」

    「うん。でも、遅いよ。」

    「ごめん。ごめんな?」

    「会えて、良かった...大好き!」

    「俺もだよ。」

    きゅん

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  7. 「どうしたんだ?夕紀。こんな所に、お前部活中だろ?俺はもう引退したんだ。」

    「すみません。赤瀬先輩に、走りのフォームを見てほしくて...」

    「いや、でも...俺は...」

    「そんなの知ってます。でも、最後に...」

    「お前...分かってんの?俺は卒業するんだよ?これで、留学もする...」

    「留学って、なんでですか?」

    「怪我だよ...治療するんだ。」

    「そんな...私があの時に転ばなかったら、先輩は...」

    「お前のせいじゃない。好きな子を助けたんだ。俺は、満足だよ。」

    「でも!」

    「俺はお前が好きだったんだよ。最後にフォームを見てやるから。走れ!」

    「はい!」

    〜出国〜

    「先輩!絶対に治してください!」

    「ああ。ありがとな。頑張るから...」

    「先輩...」

    「じゃあな...」

    先輩は手を振ってこの国を出て行った。

    その日から先輩は帰って来なかった

    きゅん

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  8. 「夏希。玉子焼き頂戴。」

    「ヤダ...」

    「なんで?」

    「失敗したから。」

    「いいじゃん。」

    ヒョイッ

    「あ!ちょっと!」

    「いいだろう?」

    パクッ

    「ど、どう?」

    「うん。美味しいじゃん!」

    「ほんと?ありがと」ニコッ

    「今度から、作ってよ。」

    「え?なんで秋紀に?」

    「彼氏の特権!」

    「ハハ。もちろんだよ。」

    「マジで!ありがとう!大好き、夏希!」

    「私も大好きだよ///」

    きゅん

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  9. 「ねぇ。秋紀、文化祭も終わるね」

    「そうだな。次、生徒会企画だっけ?」

    「そうだよ。絶対、成功させなきゃ先輩達に良い思い出が出来ないから。」

    「そう、だな。来年は俺たちだもんな。」

    「うん...あ、もう時間になるんじゃないかな?」

    「ん?そうだな。」

    タッタッタッタ

    「なぁ。これ、上手く行ったらさ、付き合ってよ。」

    「何言って、」

    「俺、お前が好きだから。」

    「///うん///よろしくね?」

    「ありがとう。よろしくな///」

    きゅん

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  10. 「慶!」
    「ん?なんだよ由紀。」

    私は慶と付き合っている。

    「ねぇ。今日はあそこのカフェに行こ!」
    「あぁ。いいよ。」

    そう。この時までは、信じていた。
    彼が私の隣にいつも居てくれることを…

    彼は、慶は私に何も言わず転校して行った。
    10年して、私は君に何があったか知ることになる。
    でも、知ってもいいの?

    教えて…慶…

    きゅん

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  11. 女子目線

    もう、死んだ私だけど...
    願いが叶うなら、また君に会いたかった。

    だから、君を見つけた時、凄く嬉しかった。
    でも、名前を言えなくて嘘ついちゃったね。
    ごめん。
    でも、会えて良かったよ。

    バイバイ

    きゅん

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  12. 君が記憶喪失になる前に渡した絵はどうなったのだろうと思う。


    「潤!約束してた絵が描けたよ!」私は絵を渡す。
    「ありがとう。」君は笑ったよね?

    ねぇ。覚えてる?
    私は覚えてるよ...

    潤。君に好きだったって言いたかった。
    だから、昔話でもしようか...

    きゅん

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  13. 「うーん。わからん。」
    今は、授業中。私の大っ嫌いな数学。
    「何がわかんないんだよ。彩瀬。」そう声をかけてきたのは、隣に座っている優等生君だった。
    「半田君。これ、なんだけど...」私が言うと、
    「こんなんサルでも出来る。」ちょっと毒舌の半田君は言った。
    「じゃ、教えてよ。サル以下の人に!」
    「そう怒るなよ。ここをこうして、こうすれば。」
    半田君の言う通りに計算していくと、アッサリ解けてしまった。
    「はい。よく出来ました。」半田君はそう言って、私の髪の毛をクシャッと撫でて笑顔を見せた。
    私はまんまとこの笑顔にやられてしまった。

    きゅん

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  14. ただいま、吹奏楽部の練習中です。
    私は、少し苦手でいつも居残りしてる。
    そんな時に、付き合ってくれるのが幼なじみの景。
    「なぁ」
    「何?」練習中に呼ばれた。
    「お前、一向に上手くなんないね。」
    「うるさい!」
    「だから、これから先も練習付き合ってあげるから、俺と付き合ってよ///」

    きゅん

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  15. 私は落ち込んでいた。
    理由は、昨日の事だった。3年生最後の大会。
    私のミスで負けた。先輩達に優勝をプレゼントする事が出来なかった…
    私はその事がショックで、悔しくて、悲しくなった。気がつくと涙が出てきた。

    窓の外で沈んでいく太陽を見ながら静かに涙を流した。

    「何泣いてんだよ。」と言う声がした。
    振り返ると、幼馴染のアキラが居た。
    「別に…」私は言った。
    「大会。負けたんだって?多分、お前の事誰も責めてないぜ?」とアキラは言って、
    ぽんぽんと私の頭を撫でたのだった。

    きゅん

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