ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 目の前には観覧車。隣には幼なじみの蒼空。私達は恋人でもなんでもない。ただの幼なじみで友達。何だけど…。
    この観覧車に乗ってしまったら、もう後には引けなくなる。そんな気がしてならない。
    「蒼空…」
    「ん?」
    本当に観覧車乗るの?…なんて言葉、蒼空の顔を見たら言えない。
    「ううん…何でもない」
    ついに、私達の順番が回ってきた。
    「………」
    気まずい…。さっきから沈黙が続いている。
    「もうすぐ…頂上だな」
    そうつぶやいた蒼空は、何だかいつもよりカッコ良く見えた。
    「そうだね…」
    「菜月」
    気づけば蒼空の顔がすぐ近くに迫っていた。
    「んっ…」
    「菜月、好きだよ」
    「蒼空…」
    ほら、やっぱり…。もう引き返せない。
    「私も…」

    きゅん

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  3. 「ほら、先輩!笑って下さい!」
    「笑ってるから…」
    今日は彼氏とクリスマスデート。
    さっきからずっとクリスマスツリーの前でスマホを構えても、先輩は普段から滅多に笑わないため中々良い写真が撮れない。
    「もしかして…私と一緒にいるの嫌ですか?」と聞いても
    「そんなわけないだろ!じゃなきゃ付き合ってねぇよ」って即答するし。
    どうしようかな…。
    あっ、良いこと思いついた!
    「先輩!ずっとスマホ持ってたら腕痛くなってきました。ちょっと持ってもらってもいいですか?」
    「ああ、いいよ」
    よし!
    私は先輩にピタッとくっついた。
    「先輩、ここのボタンですからね」
    「うん。はい、3・2・い…っ」
    チュッ
    「えっ…」
    カウントダウンする先輩の声は私によって遮られた。
    撮れた写真には驚いた顔をしている先輩と、その頬にキスする私の横顔が。
    「やられた…」
    先輩は顔を真っ赤にしながら私の肩に顔をうずめた。

    きゅん

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  4. 「……か…きろ……!…一花!」
    「ん……」
    誰かに小声で名前を呼ばれて起きると、隣の席の瞬くんがこっちを見ていた。
    「一花、当たってる」
    「えっ…?」
    私が戸惑っていると「先生!一花、声の調子悪いみたいなんで俺変わりに答えます!」と瞬くんは声を上げ、ボソッとつぶやいた。
    「一花、ノートに何か書け」
    えっ…よくわからないけど、じゃあ…
    瞬くんは私がノートに書いた文を見て、少し固まってから先生が質問したのであろう問題の答えを言った。
    「正解。じゃあ次の問題は後ろの…」
    答えは合っていたらしく、先生は次の質問をし始めた。

    「おい…一花」
    そう言ってこっちを向いた瞬くんの顔は真っ赤。私の顔とノートを交互に見ている。
    「私は…本気だから…」私がノートを破って渡すと、瞬くんはその紙に何か書いて返してきた。授業中なのも構わず、2人とも笑顔になった。そのノートには…

    『瞬くんが好き』
    『俺も』

    きゅん

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  5. 気まずい…。
    一緒に勉強していた友達はみんな帰ってしまい、気づけば教室には私と翼君だけ。
    翼君は無口だけど、根は優しい人。ちょっと良いなーって思ったり…。今は私の後ろの席に座っているため後ろに気配を感じて落ち着かない…。
    それに追い討ちをかけるような教室の無音さも。

    あっ、ここの問題わからない…。
    確か先生今日は午後から出張だったっけ…。小テストは明日。明日聞くには遅いんだよね…。
    翼君賢いし、彼に聞くのが1番早いんだけど…。
    よし、聞いてみよう。
    「あの…翼君」
    私が顔を後ろに向けると、思いの外翼君の顔が近くにあった。
    「わっ…ご、ごめん!」
    「いや…大丈夫…」
    翼君の顔が真っ赤に染まってるけど、私も多分同じ顔をしてるだろう。
    さっきまでの無音空間がたちまち甘くなった。
    それが良くなかったのかな。
    私の口が翼君に奪われていた。
    でも不思議と嫌じゃない。私は静かに目を閉じ、身をゆだねた。

    きゅん

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  6. 9月15日
    夏休み明け最初の席替え。好きな人が隣の席とか嬉し過ぎるよ?これから毎日話せる!

    9月16日
    隣になって1日目。分からない所優しく教えてくれた!とにかく最高の一言に尽きる…。

    11月11日
    ポッキーゲームする?ってからかってきた。君は冗談だけど、私は本気。あと1週間でこの席終わっちゃう…。嫌だな。

    11月17日
    明日でこの席も終わりかぁ…。もっと一緒にいたい!告白したら…どんな反応するかな?

    11月18日
    君を呼び出したら、逆に告白されちゃったよ笑
    君のあんなに真剣な顔、初めて見たなぁ。今の私、世界一幸せじゃない?

    12月25日
    付き合って初めてのクリスマス。何というか…うん、幸せだよ。それしか言えない。

    1月1日
    私達、絶対死ぬまで一緒だよ笑
    離れられないと思う。今年もよろしくね。

    最後まで俺の彼女だったな。
    俺は日記の最後のページを閉じて、彼女の遺影を見つめた。

    きゅん

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  7. やっと2人きりで帰れることができたのに…勇気が出ない。

    隣を歩く好きな人との距離、わずか3cm。

    伸ばしたらすぐ届きそうな手も、さっきから続いている沈黙も全てがもどかしい。

    「あのさ…」
    やっとの思いで口から出た声は想像以上に震えていた。

    「…なんでもない…」
    ああ、また…。いつもこの調子でいつまでたっても前に進まない。伝えなきゃ何も始まらないのに…。

    「危ない!!」
    突如、彼が大声を上げ、私を突き飛ばした。
    「った…」
    その時、私が目にした光景は…車と…彼と……。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    あれから5年。未だに忘れたことはない。
    あの時伝えていれば…。
    そんなこと考えたってもう遅い。
    彼はもう2度と戻らないのだから…。

    『勇気は一瞬 後悔は一生』

    皆さんは自分の想い、伝えていますか?

    きゅん

    8

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  8. 今日は彼氏の雄飛と家で勉強。
    集中したいんだけど…。
    「藍香」
    「何?」
    チュッ
    「…もう!いきなり何?」
    「別に?したかったからしただけ。お前が嫌ならやめるけど?」
    その言い方はずるい…。嫌なわけないじゃん…。雄飛はいつだってドSだ。
    「本当意地悪だよね」
    「藍香はドMだよな(笑)」
    ドMって…。私だってやられてばっかりじゃないからね?
    「ねえ知ってる?SってMにもなれるんだって」
    密かに芽生えたSが私の中で暴れだす。
    私は雄飛の肩を押し、床に倒した。
    「ちょっ…藍香?」

    焦った表情の雄飛に私は満足した。
    「たまには…されるがままになってみない?」

    「あい、か…んっ」
    キスにとろけた顔をする私の彼氏。


    「とんでもねえ隠れオオカミ…」
    長いキスの後、雄飛がつぶやいた。

    きゅん

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  9. 「今から学校生活についてのアンケートを配ります」

    私の目の前には好きな人の背中。

    ああ、幸せ。

    6限目にアンケートなんて眠い授業でも何とか起きていられるのは、前に洸希がいるからだよね。

    もうすぐクリスマスだし、告白したいなー…。でも残念なことにそんな勇気を私は持ち合わせていない。

    洸希は私のことどう思ってるんだろう…。

    「…?洸希。プリントまだ?」

    「なんか手乾燥してて取れねえ…。はい」

    「ありがとう」

    えーと…。

    学校生活は楽しいですか?
    ーはい
    家庭学習はしていますか?
    ーはい
    授業の内容は理解できていますか?
    ーはい
    あなたが悩んでいる時、相談に乗ってくれる人はいますか?
    ーはい

    俺(山本洸希)の彼女になる気はありますか?

    えっ…?
    手書きで小さく書かれた質問に私は驚いた。これ、洸希が…?


    私は迷うことなく、はいに丸をつけて洸希の背中を叩いた。

    きゅん

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  10. 「瑛麻(えま)ちゃん、誕生日おめでとう!」

    「ありがとう!星夜(せいや)」

    星夜は私の可愛い後輩、そして彼氏。

    1ヶ月前に告白され、2年の片想いがやっと実ったばかり。

    瑛麻ちゃん呼びも甘えてくる所も全て可愛くて毎日癒される。

    でも最近困ったことが…。

    「瑛麻ちゃんに誕生日プレゼントあげる!あのさ、目閉じて手出して」

    「え!嬉しい!はい」

    私は言われた通りに目を閉じて手を前に出した。

    途端、星夜に手を握られたままグッと引き寄せられた。

    チュッ

    「えっ」

    慌てて目を開けると、目の前にニコニコ顔の星夜の顔があった。

    「瑛麻ちゃん、可愛い」

    これが最近の私の悩み。

    きゅん

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  11. 私の好きな人、槙斗君が昼休みに階段から落ちたらしい。さっきから心配で頭がおかしくなりそう。本当は今すぐにでも保健室に駆けつけたいけど、授業を放り出すわけにはいかない。大丈夫かな?頭を打ってたら…。槙斗君、野球部だし肩も…。もう!早く授業終わって…!

    キーンコーンカーンコーン
    私はチャイムと同時に教室を飛び出した。
    廊下を走る私を注意する先生の声も全く耳に入ってこない。

    「失礼します!」私は保健室のドアを勢いよくノックし、中に入った。
    「槙斗君!いますか?」
    「…如月?」槙斗君はベッドから体を起こして目を見開いていた。
    「槙斗君!階段から落ちたって聞いて…。もう平気なの?」
    「平気平気!ほら、俺丈夫だから」
    槙斗君はそう言って笑った。
    「良かっ…た…」
    「如月…?」
    安心したせいか涙があふれ出てきた。
    「そんなに心配してくれたんだ?」
    私は改めて思った。
    ああこの笑顔が大好きなんだと。

    きゅん

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  12. 「莉香」
    「………う…ん」

    …ったく。今日は付き合って1年記念日だからってさっきまで張り切ってケーキ作ってたくせに寝やがって。しかも、
    「琉伊は絶対好きって言ってくれないよね。態度では示してくれるけど」
    って不機嫌になるし。

    「ばーか」
    俺がどれだけお前のこと好きか知らねえだろ。言葉にしすぎるとお前絶対いつか疑うだろ?まあでも態度だけでもダメか…。
    チュッ
    俺は莉香の額に軽くキスした。
    もう外も暗くなってきたし、莉香の親も帰ってくる頃だろう。…帰るか。
    側に置いてあった紙と鉛筆を持ち、
    (ケーキ上手かった。これからもよろしくな。好きだ。)
    と書き置きを残した。
    「あぶねーこれを忘れるところだった」
    と事前に用意していた指輪を隣に置いた。
    まだ眠っている莉香にもう一度キスをして俺は家を後にした。

    「ふっ…。サンタかよ…俺…」
    帰り道に思わず笑いがこぼれた。

    きゅん

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  13. 「好き!付き合って下さい…!」

    うわあー。また柊真の告白現場に居合わせちゃった。

    私の彼氏、柊真はモテる。少しチャラくて意地悪な所がみんな好きになるみたい。付き合う前から覚悟はしていたけど、こんなの…嫉妬しないわけないじゃん…。柊真、何て答えるんだろう…?

    「悪い。前にも言ったけど俺、他に大切な奴が」

    「知ってる…果奈ちゃんでしょ。柊真君、いつも果奈ちゃんのこと話してるし」

    え、そうなの?あの意地悪な柊真が…?
    しばらく放心状態でいると、
    「お前なーまた勝手に盗み聞きして」
    「柊真!?」
    いつの間にか話が終わったらしい柊真が私の肩に手を掛けていた。
    「しかも…何でお前泣いてんの?」
    「え…?」
    気づかぬ内に涙が流れていた。
    「だって、柊真がいつも私のこと話してるって…言ってた…から」
    「お前さ、俺の彼女愛ナメてんの?」
    「え……っ」
    驚いたのも束の間、私は柊真に口を塞がれていた。

    きゅん

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  14. 季節は巡り、今日は新学期。

    私は猛勉強の末、大好きな先輩が通って

    いるN高へ合格することができた。

    そして、今日から夢に見たN高生!!

    私は希望に満ち溢れたまま校門をくぐり、

    入学式が終わってから真っ先に、事前に聞

    いていた先輩の教室へと急いだ。

    「先輩!」

    「みゆ!?」

    先輩はちょうど休み時間だったらしく、

    そのまま2人で話した。

    「まさか、みゆがN高合格するとはな」

    「私だってやればできますよ!」

    「はいはい、みゆはやれば出来る子だもん

    な?」

    そう言って先輩は私の頭を撫でた。ヤバい

    惚れる…

    キーンコーンカーンコーン

    授業の予鈴が鳴り出し、先輩は教室に戻ろ

    うとした。でも、最後に聞きたい…。

    「先輩!彼女いますか?」

    「え?wいねーよ!」

    私は先輩が去ってからこっそりガッツポー

    ズした。

    きゅん

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  15. 隣で寝てる彼女は俺の幼なじみで初恋の人。
    「……ケーキ…」
    ったく、夢の中でも食べ物かよ、こいつ。

    紗奈を好きになってもうかれこれ8年。未だ進歩なし。でも、何もしなかった訳じゃない。ただ幼なじみとしての距離が近すぎて、何をしてもあいつは意識してくれないだけ。この前イルミネーション見に行った時も…

    「蒼汰、寒いよー」
    そう言って紗奈は俺の手を握った。
    「っ…//」
    チッ、こいつに他意が無いのはわかってるのに…。意識してしまう…。


    そして今。紗奈のベッドで一緒に寝てるという状況。隣でスヤスヤ寝息を立てている紗奈の寝顔が愛おしい。
    「かわい…」
    思わず呟いた時、紗奈が寝言を言い出した。
    「…そうたぁ…すきぃ……」

    「さ、さな?」
    それは反則だ。もう我慢できねぇよ。
    「無防備な紗奈が悪い」
    そう言いながら俺は優しく紗奈にキスした。そして、独占欲を抑えきれずそのまま紗奈の首筋に印を付けた。

    きゅん

    11

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