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  1. 8件ヒットしました

  2. 「わぁ!同じクラスだ!」
    「担任橘先生かぁ……。」

    そこかしこで飛び交う声。

    そう、今日はクラス替えの日。

    みんなが掲示板の前で騒いでいるなか、私は1人、大親友の夏と離れたショックでフリーズしていた。


    とぼとぼと歩く私に、不意に夏が聞いてきた。

    「そういえば涼香の好きな山内君、同じクラス?」

    あ、夏とクラス離れたショックが強すぎて見てなかった。

    でも、見たところ隣のクラスにいるし……


    夏と別れ、自分の席で絶望していると、隣から声をかけられた。

    顔をあげてみると、山内君が座っていた。

    「えっ…?隣のクラスじゃないの?」
    「バーカ違うわ。ちゃんと見とけよ。」

    そういって、私の頭をポンポンした。

    「お前が俺を見つけたとき、すごい顔してたし。もし隣のクラスでもお前のとこに来るわ。」

    そういうとふいっとどこかに行ってしまった。

    なんだか振り回されるような予感がします。

    きゅん

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  3. 貴方は忘れちゃったのかな?
    あの日のこと。

    2人で過ごしたあの日々。
    一緒に笑いあったあの日々。

    こんな幸せがいつまでもいつまでも続くと信じていたんだ。

    そんな私がバカだったと気付いたのはつい最近。

    もうあの頃には戻れないんだよね。
    どんなに頑張っても戻れないんだよね。

    そんな事はわかりきっている。

    でも………

    もう一度だけでいいから、ほんの一瞬だけでもいいから貴方と喋らせて。

    そうしたらあの日、胸の中にしまった言葉、
    ちゃんと貴方へ届けるから。

    あの笑顔、もう一度見たいな。



    私はまだ貴方を好きでいていいですか?

    きゅん

    5

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  4. 「はぁ……」

    ドアの前で1人ため息をつく。

    私はバレンタインに高原君にチョコをあげた。

    チョコはあげたけど恥ずかしさのあまり、その場から逃げてしまった。

    だからお返しをもらうわけがない。

    でも……

    本当はもらいたかった。
    もらえなくても傷つかないように自己暗示をかけているだけ。

    そう思いながら席につくと机の中にきれいにラッピングされたチョコが入っていた。

    これって高原君からのお返しかな?

    そう思った私はすっかり舞い上がり、気がつくと高原君の席に行っていた。

    「あのチョコって高原君?」
    「いや、違うよ。」

    あっけないほどの即答。

    だんだん高原君の言葉を理解して泣きそうになる。

    「僕は好きな子には直接渡す主義なんだ。」
    高原君はそういって小さな包みを渡してきた。

    開けてみると中にはマカロンが入っていた。マカロンの意味は特別な人。

    これって………

    きゅん

    6

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  5. 「突然呼び出してごめんね。」

    私(奈々)は私が片想いしている相手、優真(ゆうま)君に呼び出された。

    今日はホワイトデー。

    私は少し期待していた。

    「はい、これ。」

    期待する私に優真君が差し出したのは私が昨日なくしたと思っていたストラップだった。

    「落ちてた。じゃあ。」

    優真君はそういうとタタタ、と走っていった。

    あーあ。

    ストラップ届けてもらったのは嬉しいけどここまで大袈裟にする必要があるかな?

    期待していた私がバカみたい。

    そう思って何気なくストラップを裏返すと付箋がついていた。

    『ストラップ、奈々を呼び出す口実が欲しかったから夢に協力してもらって貸してもらいました。言い出せなかったけど、奈々が好きです。付き合ってください。』

    びっくりして顔を上げる。

    木陰で優真君がこっちをみていた。
    私は優真君のもとに駆け出す。

    ホワイトデーに告白されてもいいよね?

    きゅん

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  6. 「えー、この文を未来形に直すと……」

    英語の授業中、私は隣の席に目をやる。

    そこには真面目にノートをとり、授業を聞いている羽野君がいる。

    クラスでかなり上位の秀才。
    そして、私の片想いしている相手。

    研修旅行で班が一緒になり、それからずっと好きだった。

    頭が良いところやクールなところ、それなのに会話が面白いところとか、全部好き。

    でも私は羽野君の横にいるとドキドキしちゃって、つい避けてしまう。

    本当はずっとお喋りしたい。
    本当はずっと一緒にいたい。

    そんな気持ちを心の奥底に沈めて蓋をしている。
    恥ずかしいという気持ちが蓋になっている。

    そんな自分が嫌だ。

    でもね、これだけはわかっていて欲しいんだ。

    どんな時でも羽野君の事が好きなんだよ。
    目も合わせられないくらい好きなんだよ。

    カレカノになりたいなんて贅沢なことは言わない。

    だからこの席がずーっと続きますように。

    きゅん

    6

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  7. 「愛奈(まな)!今日も一緒に行こう!」

    こっちに来る徹(とおる)を無視して歩き出す。

    「え?愛奈?どしたの急に?」

    いつもと違う態度を見て徹が困惑する。
    当然の反応だと思う。でも私はもう徹と一緒に行くことが出来ない。あんなことを言われたから…

    昨日、徹のファンクラブ達に徹と登下校を一緒にしている私が気にくわないと言われた。

    それに…
    これ以上徹に近づくと徹をいじめると言われた。

    さすがにこれは脅しだと思うけど…本当なら嫌だ。


    だって私は徹が好きだから。


    だから徹に迷惑をかけるわけにはと思い、徹を無視して歩き出す。

    「ねえ、本当にどうしたの?」

    とりあえず、無視。

    するといきなり後ろから抱きしめられ、耳元で言葉を囁かれた。

    「昨日のことは気にしなくていいから。」

    涙で景色がぼやける。

    昨日のこと、知ってるなら言ってよ、バカ。


    私はやっぱり徹が好き。

    きゅん

    12

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  8. 「やっと期末終わったね!!」

    午前中にあった最終日の期末テストが終わり、私と夏と凛音でお弁当を食べていた。

    「ねぇねぇ、せっかく期末終わったからどこか遊びに行こうよ!」

    夏がくいっと顔を近づけ、そう言ってきた。

    「いいね!3人でどこかにいこ!」

    そうは言ったものの、どこにいこう?

    何かアイデアはないかと周りを見回しているとパチッと蒼(あおい)と目線がかちあった。

    蒼は少し私から視線をはずすとまたこっちを見て、口パクでこういった。

    『俺も波奈(はな)とどこかに行きたい。』

    私も口パクで言葉を返した。
    すると蒼の顔がみるみると赤くなっていった。

    ふふっ
    名前が『蒼』なのに赤くなってる。
    答えになってないけど、私はただ正直な気持ちを伝えただけなのに。

    そういうところ、可愛いんだよね。

    蒼に伝えた言葉、心の中でもう一度言ってみる。

    『大好きだよ』

    きゅん

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  9. 「おっはよぉ将也(まさや)!」

    私は仲のいい同級生の将也に駆け寄った。

    「え…?優実(ゆうみ)……?髪ないよ?」
    「髪はあるわ。」

    将也が驚くのも無理はないと思う。

    私はポニーテールにしていた長い髪をバッサリと切り、ボブにしたから。

    「どう?似合うかな?」
    軽くターンして聞いてみる。

    「…………来て。」
    「え?ちょ、将也!?」

    いきなり手首を捕まれて階段まで引っ張られた。

    「もー、いきなり何?」

    私がたずねても無言のまま、将也は私の一段上の階段に立ち、手を伸ばしてきた。

    その瞬間、頭の上にふわっと熱を感じた。

    「優実、ずっとポニーテールだったから出来なかったけど、今やっと出来た。」

    一段上の階段にたっているせいか将也がずっと大きく、男らしく見えた。

    きゅん

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