ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「おい、日夏(にな)!」

    ドタバタと騒がしく走る君を呼び止める

    「どうしたの?翔(しょう)」

    鈴のような声で呼ばれるぼくの名前

    ぼくがこの学校に転入して1ヶ月
    ぼくには未だ日夏以外の友達はいない

    「日夏、顔色悪いぞ?何かあったのか」

    事情はさっき目の前で現場を見てしまったのだから、知っている
    しかし、本当の事は言えなかった

    「ん?そんなに顔色悪い?夏バテかな...」

    (いやいや、今日は真冬だぞ...)

    そんな言葉を心の奥底に押しやり、ぼくは日夏の腕を掴んで引き寄せた

    「日夏、あんまり無理すんなよ
    何かあったらすぐ俺の事呼んで欲しい」

    なんて図々しく言ってしまったが、よかったのだろうか…(汗

    心休めでしかないが、少しでも日夏の心が軽くなるよう願いを込めて日夏の頭を優しく撫でた

    きゅん

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  3. 今日、前から好きな人からバレンタインの返事が返ってきた。

    ...「ごめん。」

    私の恋は終わりを告げた

    嫌な事があると必ず来るのは、校舎の東の階段。ここは誰も来ない私の秘密の場所。

    1人でぼーっと窓の外の夕焼けを眺めながら、さっきの事を思い返す。

    私の何がいけなかったのだろう、努力したのにな...

    嫌な考えばかりが頭に思い浮かぶ

    視界が涙で滲みかけていた

    「ったく、また栞は泣いてんのか」

    階段の下から声が聞こえた

    下を見ると、幼なじみの優(すぐる)兄

    「栞は、何か嫌な事あるとすぐここ来るよな」

    すぐ兄は、毎日私の事を迎えに来てくれる
    きっと、約束の場所に居なかったから探しに来てくれたのだろう

    「栞、俺は何も聞かないけど栞を泣かすやつは許さん!俺は栞の笑顔大好きだぞ」

    すぐ兄はそうやって頭を優しく撫でてくれた

    きゅん

    4

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  4. 今日はホワイトデー
    いつもの様に幼なじみの新太と2人で駅前のベンチで並んで話してると、同じクラスの賢人が来た
    「よーっす」
    「お、賢人部活お疲れー」
    「お疲れ様ー」
    その後、3人で他愛もない話をして電車の時間が来た
    「んじゃ、帰るかあんず」
    「うん」
    帰ろうとした時、賢人が私の手を引いた
    「あんず、バレンタインデーのお返しにこれやるよ」
    小さな箱を渡された
    「ありがとう...?」
    賢人はお礼を言う前に帰っていた
    家に帰って箱を開けると、小さなハートのネックレスと紙が入っていた
    「好きだ」
    たった3文字のラブレター
    次の日、私はネックレスのお返しにカップケーキと小さな紙を賢人に渡した
    賢人はそれを読むなり、私に抱きついた
    賢人の手には3文字のラブレター
    「大好き」

    きゅん

    3

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