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  2. 「そうか、七夕だ……」
    私、佐原乃亜は中庭に飾ってある大きな笹を見上げてつぶやく。
    昼休みの中庭には大勢が短冊を持ってお願いごとを書いている姿がある。

    私も、書いてみようかな……。そう思い、廊下に置いてあった短冊の紙とペンを持つ。

    2分ほど悩んで、出たおねがいは「柚希としずくちゃんとずっと一緒にいられますように。」だった。

    無難だけど、いちばんそれが大事だから……。
    そう思って笹に短冊を括り付ける。

    七夕当日。

    何となく七夕の短冊の前を通って、私の短冊を探す。それは案外すぐに見つかった。
    短冊に目をやると、驚いて目を見開いた。
    『だーいすきな乃亜とずっと一緒にいられますよーに。』

    柚希の文字だった。その何気ない一言に胸が高鳴る。
    柚希とは気持ちは違うかもしれないけど、こんなたくさんの中から私の短冊を見つけて、こう書いてくれたこと、それだけで飛び跳ねてしまいそうなほど嬉しかった。

    きゅん

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  3. 私、長友 舞はこの度晴れて両思いになり付き合い始めた幼なじみの加島 春斗に今何故か抱きしめられています…っ!
    理由は…きっと昨日の放課後日直の仕事をクラスの男の子に手伝ってもらったからだ。あれから一緒に帰る時も機嫌が良くなかったから…。

    「ごめんね、春斗…」

    「……ちゃんと俺のこと、好きなんだよね?」

    「……す、好きだよ」

    そう言って、軽く抱きしめ返すと安心したように体を預けられる。

    「ごめん。ずっと昔から舞のこと好きだったから、俺だけ好きなんじゃないかって怖くなる」

    そう辛そうな顔をして言う春斗。なかなか見せてくれない弱味に胸がキュンとなる。

    私は春斗の頬にそっと唇を押し付けた。

    「わ、私はちゃんと…春斗が好きだよ。……春斗しか見えてない」

    「……なんなの?そんな可愛い顔されると、歯止め効かねぇ……」

    そのあと私は、気が済むまで春斗からのキスの嵐が降ってきました……。

    きゅん

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  4. 「あ、彼女来た。ありがとな浅井」

    「うん、ばいばいまた明日ー」

    そう教室から出ていく彼、瀬名くんに軽く手を振った。

    彼はイケメンで、女の子を見る目もあって、同じクラスになって隣の席になって、いとも簡単に私は恋に落ちてしまった。

    でも、瀬名くんには彼女がいた。一つ下の後輩で、メガネしててポニーテールの落ち着いた可愛い子。


    瀬名くんの彼女がもっと性格が悪い人だったら良かったのに、そうしたら私の方が性格いいよって嫉妬することが出来るのに。


    廊下で瀬名くんと彼女が手を繋いで歩く後ろ姿を見つめる。本当に楽しそう。瀬名くんの隣があの子じゃなくて、私だったらどれほど良かったかって、何度も思った。

    でも、彼女ちゃんには勝てるところがひとつもないの。だって、瀬名くんの選んだ人だよ?好きな人が選んだ最愛の人。


    私を選んで、なんて言えるはずがない。瀬名くんが彼女に見せる笑顔が大好きだから。

    きゅん

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  5. 「遅くなっちゃったなー……」

    私、佐原乃亜は図書室で勉強していたのにいつの間にか寝落ちしていて、暗くなった廊下を走っていた。

    すると中庭がなにやら明るくて、目を向けてみる。

    「クリスマスツリー……?」

    学校で飾ってあるなんて…。ロマンチックだなぁ。

    見惚れていると、後ろから腕が伸びてきて、私の体にずっしりと重みがのった。

    「ひゃっ!……って、なんだ、柚希か」

    びっくりして振り向くと、正体は幼なじみの柚希だった。

    「図書室で勉強して帰るって言ってたからずっと待ってたんだけど、いつの間にか寝ててさ。やばって思って図書室に行ったらここにいたから」

    寝てた……って。

    「わ、私も、寝てたの……。」

    「だからか、乃亜のマシュマロ肌に本の跡が残ってる。」

    柚希がぷにゅぷにゅと私の右頬をつまんでくる。

    そして耳元で。

    「クリスマスはさ、ケーキ食べて、イルミネーション見に行こ?」

    きゅん

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  6. 私の幼なじみ、柚希はいつも通り柔らかいマシュマロを口いっぱいに詰め込んでいる。


    今お昼ご飯を食べ終えたばかりなのに、「おやつは別腹」と食べる手を止めない。


    「ねぇ、乃亜。こんなやつの心配より早く食べちゃいなさい。」


    「はーい」

    しずくちゃんの言う通り、ご飯を急いで口に詰め込む。

    やっぱり自分で作るご飯よりもお母さんのごはんの方が100倍美味しいやっ!



    嬉しさと美味しいので頬が緩みっぱなしの私に柚希が笑いかけてくる。


    ドキンっと心臓が跳ねて、一気に騒がしくなる。

    「のーあ。ここ、ご飯粒ついてる。」


    「え?どこ?」

    柚希がそう教えてくれて必死にご飯粒を探す。


    「そこじゃない。こーこ。」


    ──ガブッ。

    え?


    「やっぱ、乃亜のマシュマロ肌が1番美味しい。」


    私は真っ赤になる顔を隠すように噛まれた頬を覆った。

    きゅん

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  7. 私、青山 結真。女バスのキャプテンで今は1年の佐原 硏と秘密の同居中。


    親が仲が良く、いつも一緒にいた私達は自然に恋に落ち、自然に付き合い、同居まで発展した。


    私はいつも通り今日の夜ご飯の材料を買うために、スーパーに制服姿で立ち寄った。


    「今日は焼きそば作ろうかな……」

    硏が好きな人参を沢山入れてあげよう。硏の喜ぶ姿を想像して頬が綻ぶ。



    家の前まで歩いて帰ってきた。男バスは今日部活ないって言ってたからもう帰ってるよね……。


    玄関のドアに手をかける。

    「せーんパイっ!」


    「ひゃっ!?」

    後ろから急に体重がかかったかと思うと、硏がにこにこ笑いながら私の後ろにしがみついていた。

    「もう」

    やっぱり可愛い。これからもずっといつまでも一緒に居られたらいいのに……。

    きゅん

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  8. 私にはいつもクールで落ち着いている彼氏がいる。

    今日はテストまで1週間の月曜日。

    私が図書室で勉強するから教室で待ってもらっていた。

    そしたらクラスの男の子に勉強教えてくれって頼まれてしまった。


    「ゆ、悠くんっ!遅れてごめんね!」

    「ん……」

    怒ってるのかな……。顔が怒ってる……。


    「ご、ごめんねっ!次からは送れないようにするから」


    「なんで謝んの………?」


    そう聞き返されて、驚きながらドキマギと答えた。



    「え……だって、怒ってるじゃん」



    「それは………ほかの男と喋ってたから……」


    真っ赤な顔で頭を描きながらそういう彼に、胸が締め付けられるほどキュンってなった。



    可愛すぎだよ。


    私のクールな彼氏さん♡

    きゅん

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  9. 初めてのクラス替え。
    好きな人と同じクラスになれるかな。
    「前山さん!」

    「あ、た、橘くん!おはよう」

    いきなり大好きな人の顔が目の前に飛び込んできて、めちゃくちゃ驚いた。

    「また、前山さんと同じクラスだね!嬉しいよ!」

    「ど、どうして、嬉しいの……?」

    私は探るようなつもりで、橘くんの顔を覗き込む。


    「んー………ま、前山さんのこと……す、きだから………」

    す、好き?

    「友達としてだからね!」

    あ、なんだ。そういうことか。

    ガッカリしたような、嬉しいような。でも、大好きだよ。私も。

    恋愛としてね。

    きゅん

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  10. 先生。好きです。そう思いながら何度も作り直したチョコ。渡したいよ。
    そう思っているのに、もう放課後。先生に恋なんて無理な話だし、受け取ってもらえないのは100も承知。でも、私は…。
    「何やってんだ〜こんな所で。」
    「ふえっ!?せっせんせい!!」
    びっくりした。あれ、先生の手が首から…。こっコレって、バックハグー!?やばい!心臓が…痛いよ。好きで好きで、たまらない。
    わたしてもいいですか?大好きなあなたへのチョコレート。
    「先生!あの、好きっ……!!」
    急にきつく抱きしめられ、震えていた手から箱が落ちる。
    「俺は先生だからもお前の気持ちには答えられない。」
    うん。分かってる。だから私に期待させないで。こうやって抱きしめないで。涙が転げ落ちた。
    「でも、チョコ貰っていい?卒業したらお前を貰うから。」
    その言葉が私の中で響いている。
    自惚れていい?先生のこと好きでいていい?

    きゅん

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