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  2. 私、花里 ちえみは今日で高校3年生。


    クラスは3年4組。


    やっとあなたと同じクラスになれたよ。


    やっとあなたと同じ歳にもなった。


    全部同じになったのに……


    あなたがいないなんて、信じられないよ。


    もう、あなたはこの世の人ではない。


    私の彼氏の東 夏輝は去年の9月、事故で亡くなった。


    昼休みになって1人屋上で空に向かって手を伸ばした。


    夏輝……私、夏輝と同じクラスになったよ


    夏輝がいなくても頑張るから……


    だから…空から見守っててね……


    『ちえみ!』


    ……!!


    聴こえるはずもない声に振り向くと、やっぱりそこには誰もいなかった。


    夏輝いない人生はやっぱり寂しいけど


    私なりに頑張るよ。


    夏輝…ずっと、ずっと、


    大好きだよ

    きゅん

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  3. 「悠〜!今年も一緒のクラスになれるかなぁ?」


    俺の隣を歩く幼馴染の結乃が聞いてくる。


    「大丈夫だよ!だって、今まで1度も離れたことねぇじゃん!」


    そう、俺ら2人は小学校からずっと同じクラスで1度も離れたことがない。


    「だよねぇ!結乃達が離れるなんてありえないよね〜!ずっと一緒って約束だもんね!」


    ……約束。


    「おう!」


    「新しいクラスでかっこいい人いるかな?悠は可愛い子いると思うー?」


    「別にそんなの興味ねぇよ」


    「えー!なんでよ!」


    俺が興味あんのは……昔からお前だけだよ
    俺は初めて会った時からずっと、10年間ずっと、お前の事が好きなんだよ…
    なんて、少しも気づいてないんだろうな。


    「悠ー?何してんの?早く行くよ!」


    そう言って結乃は俺の手を引くんだ。

    今はまだこの繋いだ手を離したくない。


    だから、もう少しだけ幼馴染でいてやるよ

    きゅん

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  4. 「神崎くん!」


    俺の名前を呼びながら俺の席に近づいてくる彼女は去年から付き合っている


    「……なに?結依」


    「今年は同じクラスでよかったね!」


    「……そう?」


    結依はいつでも気持ちをはっきりぶつけてくる。
    付き合うことになったのも結依が何度も好きだって言ってきたからだ。


    「もー!…まぁ、いーよ。神崎くんはそういう人だもんね。あたしのほーが好きが多いのだって分かってるよーだ」


    そう文句を言ってる彼女は知らないんだ。
    入学式の日から俺が君に一目惚れしていた事も、今だって一緒のクラスになってすごく嬉しいことも。


    「俺の方が好きだよ……」ボソッ


    「え?なに?何て言ったの?神崎くーん」


    今だって俺の机にうつ伏せて上目遣いになってる事も本人は全く自覚してない。


    「……っんとに…天然とかタチ悪ぃ……うるせぇよ。もー、黙って」


    そう言って俺は結依にキスをした。

    きゅん

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  5. 今日はバレンタイン。

    覚悟を決めて来たのに、渡せないままのチョコがカバンの中。

    やっぱ、無理だよ…

    相手は学年1モテモテの橘くん。

    私なんかじゃ到底釣り合わない。

    せめてチョコだけでも渡せたらなって思ってたけど、今日1日橘くんは女子に囲まれてばっかり。

    ガチャ────

    「橘くん…なんでここに?」

    「別に、女子がうざいから逃げて来た」

    そう。橘くんはすっごくモテるけど誰も相手にしない。

    「そ、そう…」

    私のチョコなんか絶対貰ってくれないよね

    「あー、腹減った。何か持ってない?」

    「あ…えと、チョコ…なら」

    「それ、食べていーやつ?」

    「う、うん」

    「じゃあ、それちょーだい」

    うそ…

    私のチョコを橘くんが食べてる…

    「美味かったよ。ありがとな」

    気持ちは伝わってないけど…

    食べてくれた…

    来年のバレンタインはちゃんと気持ちを伝えよう。

    きゅん

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  6. 「はい、ハッピーバレンタイン!」

    そう言ってチョコを渡した相手は幼馴染の湊。

    家が隣同士の私達はいつもベランダで話したりする。

    湊はカッコよくてモテるから学校では女子に囲まれて渡せないからこうしてチョコを渡してる。

    こんなふうにできるのも幼馴染の特権だよね。

    「……これ義理チョコ?」

    「そ、そうだよっ…」

    嘘。ほんとは本命だよ…

    私はずっと前から湊が好きだ。

    「……いらない」

    なんで…?

    あ…ダメだ。視界がぼやけてきちゃった。

    「義理チョコは…いらない」

    「えっ…」

    それって…義理チョコじゃなければいいの?

    「俺は本命以外お前からは受け取らねぇ」

    うそ…

    「……っ。ほ、本命だよ…っ。私、ずっと…湊が…す、好き……」

    「はぁ…」

    え…?なんでため息?

    「やっと言ったか。俺も杏美が好きだよ」

    「……っ」

    今年はほんとにハッピーバレンタインでした♡

    きゅん

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  7. 今日はバレンタイン。

    わたしのバックには1つのチョコ。

    隣には大好きな彼氏。

    2人きりの教室。

    後はチョコを渡すだけ。

    「ねぇ、何か俺に渡すもんがあるんじゃねぇの?」

    ドキッ。

    「あ、えっと…うん」

    バックからチョコを取り出して彼に渡すと彼は喜んで受け取った。

    「あーあ、わたしもチョコ持ってくればよかったなぁ」

    「食う?」

    「えっ、いーの?」

    ってわたしがあげたんだけどね。

    「ん、いーよ」

    彼は意地悪な顔をして口角をニヤリとあげた。

    なんか、嫌な予感…

    「こっち向けよ」

    そう言われ彼の方を向くと、唇に柔らかい感触と共に口の中に甘いチョコの味が広がった。

    驚いたわたしに彼はもう一度キスを落とした。

    「な、なにすんの〜/////」

    「お前のその顔すげぇ可愛い」

    そう言って彼はわたしの頭をぽんぽんと撫でた。

    やっぱ彼には敵わないな…

    きゅん

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