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  2. 「璃久ー!ねー今日なんの日だっけー?」
    「みゆきちゃん、テンション高いよ。
    ホワイトデーでしょ?」

    ……え、璃久冷た。
    私何かした?おかえしめんどくさいの?

    「ねー、テンション低いよ。怒ってる?
    私何した?」

    「んー、あーもう!べ、別に怒ってなんかない!
    ただ……おかえし喜んでくれるか不安で
    緊張してただけだっ!」

    璃久は顔を真っ赤にして言ってくれた。
    「ふふっ。」
    「何だよ!バカにするなら好きなだけしろ。」
    「違うよ。嬉しかっただけ。
    私のために必死になってくれるのが。」

    璃久が素直に言ってくれたから私も。
    ……恥ずかしい。

    「……それならよかった!じゃ、心配せず
    渡せる。はい。大切に食べてね!」

    そう言ってくれたのは小さな箱。
    中には……
    「うわー!私が食べたかったチョコ!
    ありがと!」
    「箱の文字読んで。」
    「文字?」

    その箱には……

    ー僕の愛しい未来の花嫁へ送るー

    きゅん

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  3. 「ねーみゆきちゃん!
    今日何の日か知ってる?ねーえ!」

    私の隣で喚くのは、私の後輩で彼氏の璃久(りく)。
    今日はバレンタイン。カップルの聖なる日。

    「璃久もう分かったから。
    ちゃんと璃久にあげる。でもチョコくらい他の
    女の子にも貰えるでしょ?」

    「はぁ!?馬鹿なのかみゆきは。」
    「おい、一応センパイだかんね。」
    「んなの知らねー。
    てか、僕がなんで皆の断ってるか分かってないの?
    ほんとみゆき馬鹿だよね。」

    璃久に言われたかないよ。

    「分かってるって、自分が馬鹿なことくらい。
    はやく教えて。分かんないから。」
    「へへーん。いーよ。教えてあげる。
    なぜかっていうとね……みゆき以外から
    貰う気なんてないから。」

    こいつ。可愛いくせに、さらっとカッコイイ……。
    「じゃ、私も。私は璃久以外に渡したことないし、
    これからも渡さないよ。あとね……大好き。」

    私は最後だけ呟くように伝えた。

    きゅん

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  4. 「センパイ、高波高校に行くんですかっ……。
    どうしてそんな遠いとこ……。」
    「ごめんね園子ちゃん。これは俺の
    夢への道だから。」

    センパイへの恋は、叶いにくいって言われたけど、
    それは、離れてしまうからなんだね。

    みんながみんな隣の福徳高校に行くわけじゃ
    なくて。センパイはそのうちの1人で。

    「向こうでも、競技かるたは
    続けますよね?そしたら!また、
    会えますよね……?」

    「かるたは……やるよ。ただ、会えるかなんて
    わかんないよ。それでもまた一緒にかるたしたい
    って言ってくれるなら……。」

    可能性はわかんないけど。
    それでも私は……

    「待っててください。会いに行きますから。
    そして私の気持ち…ちゃんと私から伝えます。」

    「……じゃあ、絶対高波受かれよ。
    ちゃんと園子ちゃんの事、待っとくから。」

    あぁ、高校生活の間センパイに彼女が
    出来ませんように……。

    きゅん

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  5. 私の幼馴染の裕翔(ひろと)は、心臓病を患っていて
    3年前、手術でアメリカへ行った。
    裕翔は「待ってて」って言ってくれた。

    本当は行きたい。でも、裕翔を信じて毎年1人で
    年を越す。

    「今年も、帰ってこないの?もう、
    我慢できないっ。」

    私は1人で泣いた。
    毎年この駅前で年を越していた。
    でも今年も、隣には誰もいない。

    「はやく、はやく会いたいよ。」

    私は一人で泣いた。周りの目も気にせず。

    あぁ、もう年越しだ。

    ー5!4!3!2!

    「ハッピーニューイヤー。
    心夏、ただいま。待たせてごめんね。」

    ーいーち!ハッピーニューイヤー!

    「ひ、ろと?ほんとに裕翔なの!?」
    裕翔はバックハグで年越しをしてくれた。
    「うん。そうだよ。心夏、すき。
    俺と付き合ってよ。」
    「……お、遅いよ!どんだけ待ったと思ったの?
    私だって、好き!付き合うに
    決まってんじゃん!」

    きゅん

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  6. 「ねぇ悠真、くっつきすぎやない?」
    「ん?こんくらいいーだろ。」

    いやいや……いくら幼なじみでも。
    悠真は男の子だし。あと、好きだし。

    「それに!悠真は人気なんやけん!
    女子の恨みをかうけん。」
    「別いーよ。俺が守るし。」
    「は、恥ずかしいこと言わんでよ!
    こっちの気もしらんで…。」

    ほんと勘弁してほしい。
    …話す度に好きになっちゃうんだもん。

    「雪乃の気持ちくらい知ってるよ?
    お前が俺の事好きってこと、バーレバレ。
    お前昔から嘘下手だもんなぁ!」
    「……う、うーわ自意識過剰やん!
    悠真の事好きになるわけ!悠真は幼なじみ!」


    あっぶない。やっぱわかりやすいのか。
    「はぁ〜。」

    え?見破られた?
    でも私の考えとは違った。
    「人の気を知らねーのはお前だよな。
    俺は昔から……。」

    「え?聞こえんよ。」
    「ばーか。何もねーよ。」

    ふふっ。悠真も分かりやすいや。

    きゅん

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