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  1. 41件ヒットしました

  2. 「華ー、おはよう」

    あたしの初恋は俺様御曹司の響。

    「……っん」

    朝はおはようのキスをする。

    「今日も可愛い反応…」

    「響だからだよ」

    もう一度、響の唇が触れる。

    「愛してる…」

    握られた手を離さないように、次はあたしから唇を重ねた。

    きゅん

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  3. 「……ぐすっ」

    「どーした、辛いのか?」

    幼なじみのあいつはいつもみたいに寄り添ってくれてる。

    「…うん」

    言えない、君に恋したなんて。

    「俺はいつでもお前の味方だからな」

    そう言って頭を撫でてくるところが好きなんだよ。

    きゅん

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  4. 「いちか!」

    幼なじみの太一が声をかけてきた。

    「何?」

    「おかえしっ」

    にこにこしてチョコをくれた。

    そういえば、チョコあげたっけ。

    「………好きだよ」

    「私も好き」

    「付き合ってほしい」

    「え、そうなんだ……って、ええっ!?」

    太一は私の手を握り、言った。

    「僕は昔からいちかのこと、大好きだよ」

    きゅん

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  5. 「バレンタインのお返しとかないわけ?」
    「お前、何かくれたっけ?」
    「あたし、マカロンあげたじゃん」

    響の好物をあげてやったのに。

    「何が欲しいんだよ」
    「なんでも」
    「具体的な物を言え」

    具体的な物………。

    「愛、とか?」
    「お前に散々あげてるだろ?」
    「貰ってない!」

    いつもいじめてくるじゃん。

    「別に響からなんていらないもん」
    「あっそ。じゃあ、何もあげない」
    「あたしだってあげてやんない!」

    「………仕方ねぇなぁ」

    響に抱きしめられた。
    そして、低音甘めの声で囁いてきた。

    「今夜、俺の部屋に来い。望み通り、愛してやるから」

    体温が上昇していくのを感じた。
    ああ、響って本当になんなの?

    「返事は?」

    ガン無視すると、強引にキスされた。

    「お仕置き」

    きゅん

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  6. 「りり、これバレンタインのお返し」
    「ありがとう!」

    毎年チョコを贈り合ってるけど、今までと意味が違う。
    箱を開けるとチョコが一粒入っていた。

    「?」
    「これはvampire kissっていうチョコだよ」

    バンパイアキス?

    「俺たち吸血鬼が愛する者に贈る最高のチョコレートなんだ」

    愛する者に贈る最高のチョコ。

    「ふふっ。嬉しい……!」

    まさか玲音からこんな物を貰える日が来るなんて思わなかった。
    ラズベリーとミルクチョコがすごく甘い。
    ビターチョコのコーティングがその甘さを控えている。

    「美味しい」
    「満足してもらえて良かった」

    満足なんてしてない。

    「玲音にキスして欲しい……」

    真っ赤になりながら言った。
    最近してくれないから寂しかった。

    「良いけどお前、耐えれる?」
    「何に……んっ」

    口に残ったチョコの苦さを溶かしてくれている様な甘いキスだった。

    きゅん

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  7. 響は帰るなり、様々な命令をしてきた。

    「俺の上着持ってこい」
    「コーヒー」
    「おい、マッサージしろ」

    こいつ、御曹司だからって調子のってんじゃないわよ!!

    あたしはムカついたので、ガツンと言うことにした。

    「あんたね、何でも思い通りになると思わないでよ!!」
    「んなこと、分かってるよ」

    そう言って、どんどん迫ってきた。
    このままじゃ、壁に当たる……!

    「……お前は俺の言うこと聞かねぇじゃん」
    「聞いてるじゃない」
    「そうじゃねぇよ。今、キスしろ、つったら聞くか?」
    「聞くわけないでしょ!!」
    「………それなら仕方ねぇな」

    さらに迫ってきて壁にぶつかった。
    響の手は壁についている。

    そして、気づいたときには唇と唇が触れていた。

    「………っ!?」

    響は少し赤くなりながら言い放った。

    「こうされたくなかったら大人しく言うこと聞けばいいんだよ。ばーか」

    きゅん

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  8. 「センセー!うちの思い、受け取ってください!」


    うちは絶賛片想い中の高校生だ。
    でも、先生はうちの気持ちにイエスと言ってくれない。

    「断る。大体、チョコ持ってくんの禁止だろ」

    「うちはセンセー以外の人にあげてないのでセーフです!!」

    「威張るな」

    「どうぞ没収してください!」

    「はいはい。没収してあげるからいいだろ」

    冗談半分で言ったつもりなのに。

    「良いんですか?」

    「俺は別に貰ってない。没収しただげだからな」

    「うちはそれで満足です!!」

    先生に受け取って貰えるなんて最高やなぁ。

    「………お返しは三倍にして返すから覚悟しとき」

    それって………。

    「はい!!」

    きゅん

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  9. 「そういえばあんた、光太くんにあげないの?」


    私は幼なじみにチョコをあげたことがない。
    前まで彼女がいたし、あげる意味がなかったから。
    でも今年はあげてやってもいいかなって思った。

    「ねえ、光太。チョコあげるね」

    「ありがと」

    光太はもちろん受け取ってくれた。

    「これ何チョコ?」

    え、なんだろ。

    「幼なじみチョコ………とか?」

    光太は少し難しい顔をした後、照れてながら言った。

    「来年は本命くれよ」

    きゅん

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  10. 今年こそ、渡す。



    好きな人に渡す。

    緊張するよ、もちろん。
    でも、渡さなきゃ伝わらない。


    一年に一度しか来ない、特別な日。


    好きだって伝えるなら、この日しかない――――




    「りょうくん」

    震えた手で手づくりのチョコを渡した。

    「ありがと」

    りょうくんは笑顔で受け取ってくれた。

    「あの……!」

    言わなきゃ。



    「好きです!」




    「俺も」




    少し照れくさそうに言う君は最高にカッコよかった。

    きゅん

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  11. 「これ、どうぞ」


    照れながら玲音にチョコを渡した。
    今年はビターチョコで作ったカップケーキ。
    付き合ってから初めて迎えるバレンタイン。
    ドキドキで毎晩、玲音に見つからないように頑張って作ってた。

    玲音は受け取ってすぐ食べた。

    「さすがだな。うまい」

    よかった。玲音が喜んでくれて。

    「お前も食べて」

    そう言ってかじりかけのカップケーキを渡してきた。

    「二人で食べなきゃ美味しくないだろ」

    これって、間接キスじゃん。
    付き合ってるのにまだ戸惑う。
    いつになっても慣れない。

    「……うん」

    受け取ったけど、どうすればいいの?
    た、食べるんだよね?

    ぱくっ。

    「一緒に食べた方が美味しいだろ?」

    玲音は笑顔でそう言うけれど、美味しさとか分かんない。
    緊張で味が分からないくらいドキドキしてる。

    きゅん

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  12. 「りり」

    甘い声が私を呼び止めたとき、もう私は逃げられない。

    「何よ」

    吸血鬼の玲音は私の首元を触った。

    「血ちょうだい」

    私は制服のりぼんをほどいた。

    がぶっ。

    玲音が吸うときは頭が真っ白になる。
    ドキドキして何も考えられない。
    玲音のこと以外何も。

    「りりは可愛いよ」

    そのくせ玲音は私を惑わしてくる。

    「そんなの言わなくていい、っ………!?」

    玲音と私の唇が重なった。

    「………んっ」

    私の真っ赤に染まった頬を撫でながら玲音は囁く。

    「好きだよ」

    きゅん

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  13. 「俺様を待たせるなんていい度胸してんじゃん」

    大人気モデルのレイ。
    その正体はとんでもない腹黒暴君だった。

    「あたしは部活だったの!!」

    あんたみたいな暇人とは違うんですぅ。

    「俺は仕事の合間を縫ってお前に会いにきてんの!!感謝しろよな」

    「別に頼んでないし」

    「うるさい口にはお仕置きが必要だな」

    「は?」

    顎をくいっとされ、そのままレイの唇に触れた。

    「な、なぁ!?」

    レイは勝ち誇った笑みを浮かべた。

    「バーカ」

    きゅん

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  14. キミのせい。

    キミがカッコよ過ぎるから、こんなにも溺れてしまうんだ。


    好きって気持ちは隠せない。
    隠したくても出来ない。

    溢れるこの気持ちをどうしたらいい?

    伝えていい?

    どうか、引かないでね。

    引いてもいいけど、バカにしないで。


    だって、本気だもん。

    きゅん

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  15. 君が笑うから私は君に堕ちたんだ。

    春、私は隣の席の君に堕ちた。君はほとんど話さない大人しい人。それなのに、軽く笑った顔を見てキュンとした。

    でも、君には彼女がいる。
    隠してるようだけど、私は知ってしまった。それで気づいた。

    これは恋だと。

    こんな思いするぐらいなら恋なんて堕ちなきゃよかったな。

    きゅん

    2

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  16. 俺は授業よりも前のやつを見ていたい。

    眠そうに肩を揺らす。忙しなく板書をする。先生に当てられるとおどおどする。

    こいつには好きな人がいる。

    いつもこいつはその男を見ている。
    俺のことを見てくれよ。
    俺の方があんなやつよりお前のこと好きだよ。

    その思いは届かなくて。
    つい、こいつの恋の手伝いをしてしまう。

    「ねぇ、私、告白しようと思うの」

    いちいち報告すんなよ。成功なんてするな。
    成功したら、俺はもう見ることさえ許されなくなっちゃうじゃんか。
    嬉しそうに話す、こいつにそんなことは言えない。

    「頑張れよ」

    俺はこいつを抱きしめた。

    「え?何?」
    「エールだよ。俺の気持ち、受けとれよ」
    「………ありがとう」

    これが俺なりの告白方法だった。

    幸せになれよ。

    きゅん

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  17. クリスマス。
    バレー部にクリスマスはありません。

    クリスマス当日の今も練習してます。
    あーあ、先輩に会いたいな。
    先輩はもうこの体育館にはいない。
    夏に戻りたいな、夏なら毎日先輩に会えたのに。

    「先輩に会いたい!」

    私は体育館の入り口でバタバタしていた。

    「メリークリスマス。練習してるか?」
    「先輩っ!!」

    先輩はサンタの格好をして私の前に現れた。

    「してないです!私は先輩に会いたくて練習とかどうでも良かったんです」
    「何、嬉しいこと言ってくれるんだよ」

    先輩は私のおでこにキスをした。

    「のあっ!?」
    「サンタさんからのクリプレだよ」
    「ありがとうございます!最高に幸せですっ」

    バレー部にはクリスマスはありません。
    でも、大好きな先輩と過ごせば練習なんて一瞬にして素敵なクリスマスに変わるんだ。

    きゅん

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  18. 私には言えないことがある。

    それは今、イルミネーションを一緒に見ているコイツが好きだってこと。

    「お前さ、本当にこれ見てる?」
    「見てるよっ」

    どうやら視線に気づかれたようだ。
    イルミネーションなんかよりあんたの方がキラキラしてるっつーの。

    「イルミネーションのジンクス知ってる?」
    「え、何それ」

    初耳だった。
    第一、コイツがジンクスとか気にするタイプだって知らないし。

    「一緒に見ると…………やっぱ言わねぇ」
    「何よそれ!」

    私はジンクス関係なくコイツの彼女になりたい。

    「私はお前が好きだ」

    もちろん、奴は目を見開いた。
    え、俺?みたいな顔してまじまじ見てくる。
    仕方ないじゃん。好きになったんだから。

    「俺も案外お前のこと好きかも」
    「適当だなっ!おい!」

    私たちはいつもみたいにじゃれあった。

    後から聞いたんだけど、例のジンクスは彼氏彼女になれる、だったと。

    きゅん

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  19. 玲音は私の首にマフラーをかけてきた。

    「これからもよろしくな」
    「うん」

    外は寒いはずなのに何故かあったかい。

    「玲音」

    私は玲音の手を握った。

    「ずっとそばに居てね?」
    「ああ」

    玲音は少し紅くなって頷いた。
    これからも玲音の隣が私でありますように。

    きゅん

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  20. 幼なじみの吸血鬼くんが中庭に呼び出してきました。

    「何?」

    「メリークリスマス、りり」

    きゅん

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  21. 幼なじみの玲音(れお)と私は同居しています。

    「りり、血」
    「え、まだだって……………ひゃっ!?」
    玲音は私の首元を咬んでいた。
    玲音の吸い方は色気がありすぎて、気絶しそうになる。
    む、無理。立てない。

    「………あっ」
    私は倒れそうになった。

    「ごめん。調子乗った」
    玲音は私を気遣って、吸うのを止めてしまった。
    私は別にいいんだけどな。

    悲しそうな背中にぎゅっと抱きついた。
    「り、りり?」
    「いいよ。もっと吸って」
    「じゃ、遠慮なく」
    「……う、きゃっ!」

    幼なじみの甘い吸血はまだまだ続きそうです。

    きゅん

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