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  2. 「先輩。」

    私はバスケ部マネージャーのカナ。

    そして、先輩、先輩と言ってくるのが新入部員のヒナタ。

    「あんた、まだ制服なの?着替えて練習しなさい。」


    「練習より先輩とデートしたい。」

    とっさに手に持っていたタオルを投げた。

    「おっと。」

    ヒナタはもちろん華麗によける。

    「先輩、タオル投げちゃいけないっすよ。」

    タオルを渡されたとき手が当たった。

    「…………っ!」

    私はヒナタの事が好きだ。

    真っ赤になった顔をヒナタに見せないように背けた。

    「先ー輩。」

    顔を覗き込むようにして見つめてきた。

    私はいとおしくなり、見つめ返した。

    「先輩、俺のこと好きでしょ。」

    軽く流せばいいのに、流すことが出来なかった。

    「だったら悪い?」

    その瞬間、ヒナタの顔が真っ赤に染まった。

    きゅん

    11

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  3. 「佐川!?なんでいるの?」

    「なんでって。お前の顔が見たくなったから?」

    「え!」

    佐川(さがわ)は不意にキュンとさせてくる。

    「西牧(にしまき)に勉強教えてやろうと思ったし。」

    「何それ!超上から目線じゃん。」

    「俺が直々に教えてやるんだから感謝しろよ?」

    「別に頼んでないよーだ!」

    ほっぺをつままれた。

    「きゃっ!何やって……」

    「ホントはお前と一緒に居たかったってこと、わかれよ。」

    全身熱くなった。

    「や、止めてよ。きつい冗談。」

    佐川は顔を近づけてきた。

    「冗談なら、顔こんなに近づけるか?」

    「もー!分かったから。」

    「分かったからよし。俺んちまで行くぞ。」

    笑顔が弾けていてカッコよかった。

    「うん!」

    私の気持ちはいつまで佐川に振り回されるのやら。

    きゅん

    4

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  4. 幼なじみに校舎裏に呼び出された。

    「何?いきなり。」

    彼と二人にきりになるとツンツンする、あたし。

    「そろそろさ、そういうの止めない?」

    「だから、どういう……」

    ドン!!

    「きゃっ!」

    「ツンツンするんじゃなくて、俺を意識しろよ。」

    普段こんなに近づいたことはないから、胸の音が聞こえてくる。

    「ドキドキ言ってる…………」

    気づいたら口にしていた。

    「ばーか。」

    おでこにデコピンが飛んできた。

    「………ったぁ。」

    「お前だからドキドキしてんの。」

    「それってどういう…………」

    唇をそっとなぜられた。

    「………っ!」

    「続きは家でな。」

    「もう、ばか!」

    ぽこぽこ叩く。

    あたしはこの些細な会話が大好き。

    この声も。

    笑顔も。

    彼の全てが大好き。

    きゅん

    3

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