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「ねえ、この人かっこよくない?」
友達が、私に雑誌を見せながらそう言った。
「わー!かっこいいね!」
「美桜、帰るぞ。」
「うん!」
彼は奏多!私の彼氏!すっごいかっこいいんだ!
トコトコ...
「さっきの、誰のこと?」
唐突に奏多が言う。
「え?なんのこと?」
「...だから、かっこいいってやつだよ!...俺から離れるのか?」
そんなのあったっけ?
「...あー!雑誌のやつかー!友達に見せてもらってた、雑誌の人の事だよ!離れるわけないじゃん!(笑)」
そう言って、奏多の方を向くと
チュ
「美桜がかっこいいって言っていいのは、俺だけにしとけ。」
「まあ、美桜が離れるって言っても、俺が離さねーけどな。」
奏多はそう言って笑った。
私はまた、奏多のトリコにされていく。
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今日はクリスマス!
なのに、私は一人で駅前のツリーを見てる。
悲しすぎる!
私も好きな人はいる!
けど、それは叶わない…
だって、相手は先生なんだもん!
あーあ、このツリーを先生と見れたならなー…
「一人かよ。悲しい奴だなー、お前(笑)」
え?
「せ、せせ、先生!?」
ヤバイ、嬉しすぎる!
「おう!…て、俺も人のこと言えねーな(笑)」
「何でこんなところに?」
「そりゃー、仕事終わったし、お前がクラスで「ここのツリー、きれいなんだよ!」って騒いでたしな!」
「きいてたの!?」
「そー言えば、今日クリスマスかー…」
「んじゃ、これやる!」
「え?マフラー?」
「おう!サンタからのプレゼントだ!」
「あ、ありがとう…」
「風邪引かないうちに帰れよー!」
そういいながら先生は、私の髪をクシャッとして行った。
先生がくれたマフラーは、とても暖かかった。
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俺は連。3ヶ月前に、彼女だった遥に振られた。
めっちゃ好きだったんだけどな。
“プルルッ”
ん?誰からの電話だ?...え?
それは、別れた遥からだった。
とりあえず俺は出た。
“ピッ”
「ん?」
「連君?」
遥は俺を“連”と呼ぶ。こう呼ぶのは
「遥の母さん?」
「そう。今から、〇✕病院の203号室にきて。」
なんで病院?
俺は必死に走った。
“ガラッ”
「遥の母さん!」
「連君」
なんでお前がベットで寝てるんだよ。
「実はね、前に遥は余命3ヶ月の病気だってことが判明したの。」
3ヶ月前って
「あの子の最後は見てあげて。」
嘘だろ?別れた本当の理由って
「遥!」
「れ、ん..?」
「そうだ!連だ!」
「れ、ん..ごめ、ん、ね」
“ピーッ”
「遥?遥!嫌だー!」
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「なんだよ。大事な話って。」
「...連。ごめんなさい。別れてください...」
私は顔を下に向けながら言った。
連は私の幼なじみで、半年間付き合ってる彼氏。
「は?なんでだよ?」
「なんでも!!」
私は声を荒らげて言った。
「遥、顔みていえ。」
私は顔をあげない。...いや、上げられない。きっと、今にも泣きそうな顔をしているから。
「おい、理由は?」
「...他に好きな人が出来たから。」
うそ。連以外に好きな人なんてできるわけが無い。
「...分かった。顔見ていったら別れてやる。」
私はこぼれ落ちそうな涙を必死に耐えながら顔を上げた。
「ごめんなさい。別れてください。」
最後に笑って。
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“ガラガラッ”
(あ、来た。)
初対面なのに、倒れそうになってしまった時に、助けてくれた彼。
キラキラした雰囲気をまとっている春樹くんに私は2年間片想い中だった。
このまま関わることがなく終わるのかな。と思ってたけど、3年で同じクラスになれた!もう幸せ!
「ねぇ。」
「は、はひ!」
やば!変になっちゃった!
「はひって(笑)」
終わったー(泣)
「俺、あんたと会話したことあるんだけど、覚えてる?」
「う、うん。」
当たり前だ。
「...俺、その日から...よね。///」
「へ?」
「ちっ」
え?舌打ちされた?
「だから俺、あんた...きなんだよね///」
「ん?」
「...ちょっと耳かせ。」
私は言われた通りに耳を近づける。
「好きだ。(ボソ)」
ボン///
「え!」
「わ、私!春樹くんのこと好き!」
“チュッ”
私と彼の唇が重なった。
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今日はホワイトデーだ。
俺、祐太は小さい頃から好きな俺の幼なじみ、佳奈に告白しようと思って、指輪を買った。
だけど...
「佳奈、喜んでくれるかな?(ボソ)」
「何ボソボソ言ってんの!(笑)」
「!?佳奈!いつからいた!?」
「えー、今さっき着いた!」
相変わらず明るい笑顔で俺に言った。
俺は胸をおろし、佳奈と一緒に下校した。
「祐太、話があるんだけど、聞いてくれる?」
一緒に下校してる時に、佳奈が言った。
「いいよ。なに?」
と俺は言った。
「私、祐太のこと好きなんだ。ずっと昔から好きだった。」
佳奈はほおを赤らめながら言った。
「俺も。(ボソ)」
小さな声で返事をした。
「え?なに?」
聞き取れなかったみたい。
「ん!」
俺はホワイトデーに準備した指輪を佳奈に渡しながら
「俺のモノって印。」
と、佳奈に後ろを向きながら言った。
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「はいこれ!」
そう言って私は和樹にチョコを渡す。
和樹は私の幼馴染みで、昔から毎年バレンタインチョコをあげている。
小さい頃から私は和樹のことが好きで、本当はこのチョコも本命。
けど、恥ずかしいから、毎年
「これ、義理だからね!」
と言いながら渡してしまう。
(あー、今年もやってしまった。)
そう思い、後悔していると
「じゃあいらね。」
と言いながら、和樹が私にチョコを返してきた。
私は
(もうチョコすらもらってくれないのか。)
と思い、悲しくなって
「和樹も好きな人出来たんだね!ごめんね!」
と言いながら、走り去ろうとした。
すると、和樹に腕を掴まれて
「本命くんない?」
と耳元で言われた。
「え?」
私がびっくりして振り返ると耳まで真っ赤に染めた和樹がいた。
「毎年...本命です。」
私は和樹の手にチョコを置いて後ろを向いた。
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「...い!おい河原!」
!?
「お前寝すぎなんだよ!」
やば、担任が怒ってる...。
「すいま...」
「ちげーよ。先生の授業がつまらないんじゃなくて、こいつが寝すぎなの。」
と私の声をさえぎって嵐(あらし)くんが言って教室が笑いに包まれる。嵐くんは、席替えをする度に毎回私の後ろの席にいる、私の片想いの相手。嵐くんは、全てにおいて抜群に良いから、クラスの人気者だ。
「そー言いながら、嵐は河原のこと好きなんじゃねーの?」
嵐くんの友達が言う。
「ばーか、ンなわけねーだろ笑」
と嵐くんが言った。想像出来てたはずなのに、その場から離れるように、走って教室を出た。
「おい!どうしたんだよ!」
嵐くんが追いかけてくる。
「私は嵐くんが好きです。」
私はなぜか告白していた。
「ずっとダチに席変えてもらってたんだ。」
「え?」
「...お前のことが好きだ!」
嵐くんは顔を真っ赤にして、言ってくれた。
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私達は付き合って約半年目。土曜日、見てしまった。遥が他の女の人と一緒にいるのを。
沈んだ気持ちのまま、お昼休み、遥が教室に来た。「奈々、飯食い行くぞ!」と手を引っ張りながらつれてった。
私は、その手を振りほどいて、屋上へ走って逃げた。しかし、遥が追いかけてくる。
「おい待てよ!俺なんかしたか?」そう言いながらわたしを正面に向かせた。
私は「したわよ!私見たんだから!土曜日、知らない女の人といるの!」と言った。
すると、なぜか遥が大爆笑した。「なんでわらうの!」と言うと、遥が笑いながら「一緒にいたの俺の姉貴だよ笑」と言った。
遥は「今日はお前の誕生日だろ?おれには、お前以外の女はブスにしか見えねー!姉貴には、お前にあげるプレゼント選んでもらってたんだよ。」と言った。
「お誕生日おめでとう。奈々。」そう言いながらわたしの頭をクシャクシャにしたあと、ネックレスをつけてくれた。
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私は桜(さくら)。この、目の前にいる幼なじみの光(ひかる)に恋をしている。
今は大学受験に向けて図書館で勉強中!
光は頭いいだけど、私は平民並だから、同じ大学には行けない。
光が「桜はどこ目指してるの?」といきなり聞いた。
私が「M大目指そうかなって思ってる。」と言うと、光が「じゃあ、俺もM大目指そ。」と言った。
私は思わず、「いや、光なら、もっといいとこ行けるでしょ!」と言った。
続けて「なんでもっといい所目指さないの?」と聞くと、
光が「だって楽しくキャンパスライフ送りたいじゃん?笑」
と言った。私は意味がわからず、頭の上に「?」を作った。すると、それをさとったかのように「俺は好きな子と過ごしたいの。」とからかうように言った。
私は「好きな子もM大行くんだね。だれだれ?笑」と聞くと、いきなり唇に柔らかいものがあたった。
「これが俺の答えだよ。」と悪そうに光が言った。
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...パチ
「大丈夫か?」
目を覚ますと、そこには私の片想いの相手であり、幼なじみの昴流(すばる)がいた。
私はびっくりして、体を一気に起こした。
すると、「いた。」頭が痛い。そうだ。私、倒れたんだ。
「無理すんなよ。」昴流が優しく声をかけてくれた。
私は昴流に「なんで私にだけそんなに優しくしてくれるの?」と無意識に聞いていた。
私自身びっくりしている。
すると昴流が顔を真っ赤にして「なんでか言ったら寝るか?」
と言った。私は「うん。」と言って、昴流が言うのを待った。
普段はみんなにクールな昴流なのに、なぜか私にだけ優しい。それが気になった。
すると「しょうがねーじゃん。」と昴流が言った。
私は「何が?」と聞いた。
すると、さらに顔を真っ赤にして、「しょうがねーじゃん。好きなやつのことは優しくしちまうんだよ。返事は?」と言われ、私は「はい。」と泣きながら答えていた。
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きゅんができる!
本当に解除しますか?