ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「フラペチーノとパンケーキと…………」
    「待って、俺の小遣い事情考えて!?2つとも値段めちゃくちゃ高いんすけど!」

    ゲームに負けた隼翔の奢りで、今、駅前のカフェに来てる。さっきのを頼んだ私は、隼翔と席に着く。

    「美味しそ~!じゃ、いただきまーす!隼翔くん♡」

    「ん!フラペチーノうまー!あ、パンケーキもふわふわ!やっばい」
    「マジ?フラペチーノどんなん?」

    私の手からフラペチーノをひょいっととってちゅー………と呆気なく飲んでいく隼翔。

    「ちょ、ちょっと………」

    「可愛いカップル〜」

    遠巻きに見ていたカップルさんがニヤニヤこっちを見てる。

    「は、や、と!」
    「ふぁい!」
    「………………勘違いされてるんだってば私たち………その………カップルに……/////」

    「………………瑛美は嫌?勘違いされるの」
    「え?」
    「俺は別にいいんだけど……瑛美のこと好き……………だから/////」

    きゅん

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  3. …………やられた。

    私が休んでいる日に席替え。

    「しかもみんなから【邪鬼】とあだ名が付いてる隼瀬(はやせ)くんが隣………」

    「はあっ……………」

    そう大きいため息をつき、ドアの前で立ち尽くしていたら、

    「ねぇ、そこ塞がれたら通れないんですけどー」
    と【邪鬼】の声が聞こえた。

    「ひっ………」
    「邪鬼通りまーす」
    「聞こえてたの?」
    「完全口に出てましたよー」

    隼瀬くんはそう言って、髪をクシャッとすると、

    「俺に目ェつけらんないように頑張ってねー」
    と笑う。


    何故かその笑顔は悲しく儚げで、すごくもろかった。

    きゅん

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  4. 「バカっ……なんで彼女作るのよっ………」
    ただいま、大泣き中。

    片想いしてた男子に彼女が出来て、その愚痴を先生でもあり、お兄ちゃんの友達の柊人(しゅうと)さんに言ってる。

    「まぁまぁ落ち着きな?」
    「だってぇ~柊人さんは悔しくないんですか………もしこうなったら………ううっ………」
    「そりゃあまぁ、大人だからね」
    「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん」
    「ハー………ったく」

    柊人さんが動いたかと思うと、後ろからギュッと抱きしめられた。

    「しゅ、うとさ……」
    「大人はね、こうやってチャンスを待つんだよ。それで、自分だけ見てもらえるようなチャンスの時に動く。策略立てなきゃ」



    「俺、君が好きだよ?」

    きゅん

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  5. 「で…………きたぁ」

    「下手すぎ」

    「うわ。出たよご帝王様」

    「あーはいはい良かったねー」

    そう軽く返すのは幼なじみの柚琉(ゆずる)。
    絵はうまいんだけど、憎まれ口は叩くわ毒舌だわで毎回こんな風に揶揄い、揶揄い返されみたいな。

    「お前、全部平面的すぎる。影もシワも描けてねーじゃん。だから平面女とか言われる………」
    「わー!わー!で!どうすればいいんですか!柚琉様ー!」
    「ここにオレンジで影入れて、ここに濃いピンクでシワ描いて。スッスッて感じな。」

    言われた通りに従うと、立体的に絵が浮かび上がった。

    「ほんとだ!」
    「うん。上手く描けたじゃん。」
    「でしょー!」
    「やれば出来る」


    柚琉はそう言って頭をポンポンって叩いて自分の席に帰る。


    「ばか………」


    そんなに絵が上手くて色の載せ方のアドバイスも的確なくせに、柚琉は私の頬が赤かいのには気づいていない。

    きゅん

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  6. 「ただズル休みだけじゃつまらへんやん?やからさ、俺とゲームせん?」


    「ゲーム?」

    「うん。せやな………………スキ→キスごっこ、とか。」


    このゲームに、こんなに気持ちが掻き乱されるなんて、最初は全然知らなかった。

    きゅん

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