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  1. 25件ヒットしました

  2. 「…は⁉なんでいるの⁉」

    私の目の前には、一段と大人になったアイツがいた。

    「よっ‼」

    小学校の頃から仲が良かった、瞬(しゅん)だ。

    しかも、中学校では付き合っていた相手………

    でも、高校受験の時にそのまま違う高校に行ったから、もう、ここにいないと思ってたのに……

    「引っ越し…してなかったの?」
    「え、俺、引っ越したよ」
    「じゃ、なんでここに…?」

    この前、散歩で前の瞬の家に行っても、表札は無かった。

    「隣町に行っただけだそ、俺」

    …………は!!!???

    「ウソ……」
    「毎日ここ通ってんのに、なかなか会えなかったんだ。でも今日、やっと会えた…」
    「え…?」

    会えたら会えたかもしれないんだ…

    もっと早く会いたかった…

    「あ、そうだ…」


    瞬はそう言うと、私に近づき、私の手をとった。


    「ねぇ…お前さ…俺のこと…まだ好きでいてくれてるの…?」

    きゅん

    9

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  3. はぁ
    やっと課題が終わった…

    私は、授業で終わらなかった課題を居残りしてやらされた。

    やっと帰れる…と思ったら廊下に人がいた。

    窓をボー見つめて動かない。

    誰…?

    そーっと近づいてみると、その人は謎な後輩・金宮君だった。

    声をかけようか迷ったが、素通りしようと思った時だった。

    「先輩、遅くないですか?」

    声をかけられた。
    金宮君は窓を見たままだったけれど。

    「居残りしてて…恥ずかしいけど。金宮君こそ、遅くない?」
    「僕は…ただ、暇で、友達もいないので、ここで過ごしてただけです…。」

    何も動かずに、綺麗な声で語る。

    カワイイな…

    「先輩…」

    急に金宮君が声をかけてきた。

    「どうしたの?」
    「僕…先輩のこと…好きかもしれません…」

    …………え?

    「……一緒に帰りませんか?」

    金宮君はやっと動いて、私を見つめた。

    きゅん

    10

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  4. ……しんど。

    もうすぐ期末があるから自習している。

    夜遅くまで勉強しているからか、自習室には私以外に田部 友紀しかいない。
    田部とは2年位の仲である。

    ぱっと腕時計を見ると、既に7時半を過ぎていた。

    帰らなきゃ…

    そう思って勉強道具を片付け、席を立った時――


    「帰るの?」


    田部が話しかけてきた。


    「帰るよ。何かあった?」
    「いや、言いたいことがあって…」
    「…何?」

    なんだろう…?

    私は田部の方を向く。

    田部は一度、下を向いてから私のほうを見た。

    「俺は…お前が好きなんだ…」

    …え?

    「俺と…付き合ってくれないかな…?」

    そうだったの………?


    私は田部の胸へと飛び込み、1つ、言葉を零した。



    「もちろん…‼大好きです…‼」

    きゅん

    7

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  5. あ〜ぁ、今日の授業も疲れたな〜


    私はなんとなく屋上に来て、ぼーっと外を眺める。


    もうそろそろ中間だな…
    勉強しなきゃ…
    ヤダな…


    はぁ

    また、ため息が出た。




    すると、私の背中に温もりを感じた。

    「…晃?」

    「…お前、勉強で悩んでるだろ」

    「…なんでわかったの?」

    「顔」

    私はびっくりして自分の顔を手で覆う。

    「勉強、手伝うぞ。」

    「へ…?」

    「カフェでも行こーぜ」


    その声が聞こえると背中の温もりが消えた。

    私は急いで振り返る。


    「…あ、でもその代わり、なんか奢れ」


    そこには、ニヤっと笑う晃がいた。


    「晃〜〜〜〜‼‼‼」



    こういう晃が大好きでしょうがないのだ……

    きゅん

    8

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  6. いつも通り、校庭で遊ぶ。

    もう、冬に近づいているな〜

    まだ5時なのに周りが暗い。



    「おい‼帰るぞ‼」

    ポンッ

    そう言いながら、優しく私の背中を叩く。



    前はもっと強かったのに…。

    そんなちっちゃな優しさでも嬉しくなる。


    “スキ”の気持ちが溢れ出て、ついつい彼の手に私の手を伸ばした。

    きゅん

    5

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