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  2. 私の学校の美術部はただでさえ人数が少ないってのに
    今日は私と幼なじみの目白龍也(メシロリュウヤ)しか来ていない。

    2人っきりの部室で私は龍也の絵のモデルになっている。
    私のすぐ目の前には私とスケッチブックを交互に見ながら集中してデッサンをする龍也がいる。
    いつも一緒にいる幼なじみとは言えこうして向き合っていると何だか少し恥ずかしい。

    私はふと集中力が途切れ窓の外に視線を移した。

    外ではサッカー部が練習していた。
    1人の選手がゴールを決めた。
    3年の漣(サザナミ)先輩だ。

    すごいな…

    私がそう思った時、突如私の左頬に長い指が数本触れた。龍也の手だ。
    龍也は私の顔をクイっと動かすと、やれやれと言う顔をして

    「モデルが動くと描けないだろ…ずっと俺の方見とけよ」

    そう言うと龍也は私の右頰に優しくキスをした。
    私の顔が一瞬にして熱くなる。
    そんな私を見て龍也はイタズラそうに微笑んだ。

    きゅん

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  3. 生徒会長である私の補佐であり、家では私の専属の執事でもある亜咲蓮斗(アサキレント)は、私が生徒会室に入るや否や急に後ろから抱きしめてきた。

    「いきなり何をするの?!離れなさい!」

    「暴れないで。人目なら気にする必要ありませんよ。今日は他の生徒はここには来ませんから。」

    私の耳元でそう囁いた彼はイタズラそうに笑った。

    「あ、あなたねぇ!私にこんなことしてタダで済むと思ってるの?!」

    「ハハハ、そうは仰いましてもお顔が真っ赤ですよお嬢様。…いや、ユキナ。」

    生まれて初めて親以外の者に名前を呼び捨てにされ驚く私。他の人間なら少し癇に障ったかもしれないが何故か蓮斗には腹が立たない。
    戸惑う私に構わず蓮斗は言葉を続けた。

    「純粋無垢な貴女様が知らない沢山の事…旦那様や奥様には到底聞けないような事も私が優しく教えて差し上げますよ。ユキナお嬢様。…ああ勿論、お嬢様と私2人だけの秘密でね。」

    きゅん

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  4. 年上の5人の不良を1人で撃退した漣瀬(ナミセ)君は振り向くと私の側に駆け寄り、私をギュッと強く抱きしめた。

    「…?!な、漣瀬君?」

    いきなり抱きしめられた私はどうして良いか分からず、ただ彼の背中に腕を回した。

    「全く…俺から離れちゃダメだろ?悪い子だな。」

    そういうと漣瀬君はいつもの私をからかう時の表情で微笑み、私の鼻をつんっと突いた。
    私は恥ずかしくて思わず顔を逸らしたが、彼の長い指がそれを許してくれず私の顎をクイっと持ち上げた。
    私の鼓動がだんだんとはやくなっていく。

    「あはは。顔真っ赤だね。…ほんと、可愛いヤツ。」

    いつものイタズラそうな顔で微笑む無邪気な漣瀬君。
    からかわないでと言おうとした時にはもう彼の顔が至近距離にあった。
    そして彼は私の唇に優しくキスをした。

    「マオはこれからもずっと俺だけのモノだから、俺から離れるなよ?」

    私は顔を真っ赤に染めたまま頷いた。

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