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「「「キャー七瀬くん!!」」」
騒がしい廊下。
「彼氏がモテるのって大変だね〜」
「ほんとだよ〜!!」
しかも付き合ってるって言えない…。
「私が彼女です!って言っちゃいたいくらいだよ。」
「でもゆずほの為でしょ?」
「うん。」
女の子は怖いからね。。
「でもやっぱり好きな人が他の人にベタベタされてるとこなんて見たくない。。」
「ゆーずちゃん」
「ひゃ」
急な彼の声。
「…もー七瀬くん!」
「ごめんごめん(笑)」
わ!めっちゃ笑ってる…。
ほんっと可愛い好き。
「ふふ可愛い」
あ。声でちゃった。
「……なにそれ反則。ゆずは俺だけにしか笑っちゃだめだよ?」
って耳元で囁かれた。
「え?」
はぁ〜やれやれと言わんばかりに…
「学年1の美少女ゆずほちゃん?」
ん?!?
どゆこと?!
「はぁ〜俺なんかよりゆずのほうが心配だっての」
えなんで?!
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やっぱりいた。
「瑞希。」
ゆっくり顔を傾け俺を見る女の子。
「颯夜…授業は?」
んなのお前いなかったらつまんないし。
「資料とってきてって先生に…」
「嘘。それ…”表”でしょ?」
疑いの目を向け俺に言う。
やっぱ瑞希には叶わない。
「…抜けてきた。」
「最初からそう言えばいいのに。」
そう言いながら笑っているけど、
俺がなんで抜けてきたのかわかってんのかな〜?
「颯夜は”裏”のままがいいよ。私は”裏”の颯夜が好き」
真剣な顔をして言う瑞希。
好きって…
俺の気も知らないで…
わかってるけどね、仲間だもんな俺ら
でもこの言葉に俺は救われる。
「ありがとう、瑞希。」
本当に。ありがとう。
-瑞希-
”裏”の颯夜が好き___
”好き”なんて誰にでも言うわけじゃないからね?
颯夜のばーか
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「おい。何素通りしてんの。」
え、何びっくりしてんの。
気づいてなかったの?
「え、なんでいんの。」
なんで、って…
「…っんなの、大好きな幼なじみを1人で帰らせるわけないじゃん♥」
わざとニコッと笑顔付で言ってみる
「あ〜はいはい。」
あ、流したコイツ。
「おい俺が好きって言ってんだぞ。もっと他に反応あるだろ」
つまんなすぎかよ!
「あんた女に会えば誰にでも言うじゃん」
え、何その顔。
妬いてんの?
俺の気のせい??
「………。
さっすがー俺の事よく知ってるぅ!…ッいて」
「ばーか」
痛てぇ…殴るなよな、、
なぁ
もし俺が本気で好きって言ったら、
お前はどう思う?
なんて、、
今は隣りに入れるこのポジションで我慢しとくよ。
…”今”はな。
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きゅんができる!
本当に解除しますか?